副業探しに使えるサービスまとめ2019〜ハーフコミット型〜

「副業系サービス・カオスマップ2019年版」が発表されました。

過去のカオスマップと比較しながら「あ、これが増えてる」とか「あれ、なくなってる。残っているサービスは何が違ったんだろ」とか考えながら眺めるのが好きだったりします。

（同じような趣味をお持ちの方のために2018年版も貼っておきますね）

カオスマップのままだとロゴとジャンルしかわからないので、サクサク全体の特徴を見渡せる一覧にしてみます。（長いので飛ばし読み推奨します）

＜総合型サービス＞

・シューマツワーカー

このカオスマップを作ってくれているシューマツワーカー（いつもありがとうございます）。特徴は3つです。

◉週10hから様々なジャンルのスタートアップに参画できる
◉平均月10万円の副収入
◉専属コンシェルジュによるサポート

仕事の幅も広い

登録の流れはこちら

①登録
②興味ある仕事にエントリー
③仕事詳細の案内／経歴書を送付・面談
④無事通れば、契約
⑤仕事スタート

案件は、Webサイトで検索してエントリーすることも可能ですし、登録が完了すると専用Slackに招待され、そこに案件情報をポストしてくれるので、そこから応募することも可能です。Slackなのでやりとりもスムーズ。

経歴書やポートフォリオを送付したらお任せになるので、総合クラウドソーシング系と比較すると、自分からアクションできる要素は少ないかもしれません。

・オファーズ

こちらはデザイナー、エンジニア向けに絞っているようですね。（なので、カオスマップの総合型ではないような気がしますが）

登録の流れはこちら

私とは職種が違うので登録はしていないのですが、オファーを待つだけだと、ポートフォリオが勝負になってきそうですね。

クライアント画面では、登録者のスキルが可視化される模様。ある程度実績がある人は、登録から受注までの工数がかからないメリットはありそうです。

・Workship

エンジニア、デザイナー、プランナー、ディレクター、マーケター、編集者、広報、人事、財務など、様々な職種の方向けの案件があるWorkship。「フリーランスプラットフォーム」と定義しています。
特徴はこちら

◉デジタル業界に特化している
◉土日のみ、週1、長期、など案件に多様性がある
◉チャット機能

流れはこちら

・Another works

こちらも総合型。案件検索画面では、「営業」「マーケ」「デザイナー」「エンジニア」「人事」「広報」「ライター」「コンサル」「士業」などがありました。士業って！（残念ながら士業は今は案件ありませんでした）

特徴はこちら

◉面倒な手間なし
◉直接やりとりで、すぐスタートできる
◉利用料0円
◉エントリーし放題

流れはこちら

Facebook認証のみですね。FBやっていない方は登録しましょう。

・ビズ・ディレクターズ

ビズ・ディレクターズは「年収1000万円以上のハイクラス人材を、必要な時に必要な分だけ活用できる」と謳っていますね。ハイクラス向けなだけあって、HPもちょっと固めです。

特徴はこちら（クライアント向け）

流れはこちら（クライアント向け）

受注者側は、自由に誰でも登録できるタイプではなさそうですね。

他では巡り会えない貴重なハイクラス人材を、長年にわたるフレキシブルワーカーと企業のマッチング実績を活かし、ご紹介できます。

と解説しています。

・ソクダン

ソクダンも様々な職種を扱う総合型ですね。案件をWeb上で閲覧して、応募するタイプです。特徴は、

◉すぐ探せる
◉直接つながる
◉報酬が100%もらえる

無料で使えて、手数料なしだと、どこでマネタイズしているのかと思ったら、発注者側が「スカウト」や「メッセージ」を使おうと思った時にお金がかかる仕組みになっているようです。

流れはこちら

・ビズリンク

エンジニア、デザイナー向けの案件紹介サービスです。
特徴はこちら

ハイエンド向けと謳っているだけあって、高額報酬案件を揃えているようです。「キャリアステップアップも可能」と訴求しているのは、珍しいかもしれないですね。

流れはこちら

・ハッシュミー

ハッシュミー。

見てください、このTOPビジュアル。文字で謳ってはいませんが、このビジュアルやLINE活用である点から、若い女性を意識したサービスなのでしょう。

「あなたの複業タイプは？」と問いかけがあるので、クリックしてみても何も起きず。（これ必要？）

↑登録の流れです（いやあ、このフォント絶妙だなあ）

案件サンプルとして掲載されている、本のPOPのようなワクワクするビジュアル。個人的には「おじさんでも読めるような認識しやすい名刺」がツボです。このサービス使う方からしたら、私は確実におじさんでしょう。
（サービス内容と関係ないところにツッコミばかり入れてすみません。でもすごく差別化できていると思います）

＜マーケティング＞

・カイコク

マーケター（デジタル含む）向け複業紹介サービスKAIKOKU。
特徴はこちら

流れはこちら

Facebookで登録、スキル診断を経て、ランクづけ（このランクに応じて、報酬額が変わるようです）。案件紹介自体も個人個人にFacebookメッセンジャー経由で行われます。

・ビズグロース

「ジョブカタログ」というのを掲げているビズグロース。品質は保ちながら、手軽さを売りにしているようです。

ジョブカタログは、お仕事の手順・準備・成果物など、案件実施に必要な事項が記載された依頼書になります。依頼書を作らずジョブカタログを選択するだけで、簡単に依頼ができます。

特徴として挙げているのは、「最低収入の保証」と「業務内容の明確さ」。（他にもっと特徴ありそうですが、これでよいのでしょうか…）

流れはこちら

「公募でマッチング」と「オファーでマッチング」の2パターンがあるようです。

・デジタルスキルシェア

デジタル領域に特化した「事業立ち上げ」や「Webマーケ」などの案件を紹介するデジタルスキルシェア。

特徴はこちら

流れはこちら

オーソドックスな流れですね

案件の契約は、Digital Skill Share（レイサス株式会社）が業務委託を受け、
その後、登録者がDigital Skill Shareと顧問契約を結ぶ流れ。クライアント直でなくすことで、安定した品質のやりとりを提供。かつ中抜きリスクをなくす狙いがあるのかもしれません。

＜エンジニアリング＞

・コデアル

エンジニアにカテゴライズされていますが、今は「デザイナー」「マーケター」「セールス」「広報」「ライター」「人事・労務・総務」「財務・経理」など色々な職種を扱っているようです。

特徴は、

◉中抜き（手数料）なし、直接契約
◉高単価（平均報酬単価3,868円/月、累計3,000マッチング突破）
◉12,000人の即戦力人材が利用中。稼働日数も選べる

約4000円の単価は高単価なのかな？何と比較してなんだろう？

登録者はエンジニアが多いようですね。むしろエンジニア以外が競合が少なくてチャンスのサービスなのでは。

・タドル

紹介し合うサービスなんですね。CtoCマッチング

こんな流れらしい。
案件紹介する側のメリットは、

流れはこちら

・ファインディフリーランス

でた、GitHubで登録！エンジニアの方にはSNSより馴染みありそうですね。
利用メリットはこちら

流れはこちら

こんな案件があるようです（案件サンプル）

・ラプラス・フリーランス

なんだかWebサイトがとてもオシャレです。

よくわかんないけど、オシャレな図。
申し込みの流れはこちら（クライアント向け）

エンジニアは、個人のプロフィールを自動生成するサービス「LAPRAS」に登録することで、フリーランスの方のサービスも利用できるようです。

・Dev.Dev

エンジニア限定、社会人インターン紹介サービス「Dev.Dev.」（読み方「デブデブ」でいいのかな・・・）。

メリットはこちら

特徴はこちら

流れはこちら

＜地方＞

・スキルシフト

「地方貢献副業」という独自路線で、圧倒的な差別化を図っているスキルシフト。

優秀な人材を求める全国の企業・自治体に、例えばその地域の出身で都市部で頑張っている人材をマッチングさせよう！そして、地域活性化に繋げよう！という社会貢献度の高いマッチングサービス。

職種は、「経営企画」「新規事業開発」「商品開発」「人事・組織開発」「マーケ」「広報」「宣伝」「販促」「海外事業」「資金調達」「経理・財務」「情報システム」などかなり多岐に渡ります。

ただし、地元に貢献したい！と純粋な想いを抱える人がいる一方で、こんな問題も最近話題になりました。

やるなら本気で。プロとして。

＜人事＞

・HRモンスター

私だけでしょうか、なんだかちょっと怪しげな雰囲気を感じてしまうのは・・・wしかも、サービス内容を見てもどこらへんが副業と関係があるのかちょっとわからず調べてみると、

社長がnoteやっておりました。詳しくはこちらをご一読ください。なんかパワフルでユニークでおもしろそうな方です。

人事で副業希望の方はこちらから申請とのこと。

・corner

複数名のパラレルワーカーや、corner社員とともに稼働する「チーム型プロジェクト」と単独で支援する「単独プロジェクト」があるようです。

特徴はこちら

流れはこちら

・プロリク

「プロリク」は、プロリクルーターの略なんですね。

特徴はこちら

流れはこちら

＜経理＞

・メリービズ

こちらはクライアント向けのサービスサイトですね。

在宅スタッフ募集のページはこちら
仕事内容は、

◉経理（会計の伝票、証憑の記録） パソコンとインターネット、そして経理のご経験・知識がしっかりあればいつでも・どこでも出来るお仕事です。
◉入力作業 パソコンとインターネットがあればできるお仕事です。マニュアルのルールに従って日付や金額を入力するお仕事です。
◉ソーシャルメディア運用 マーケティングまたはコミュニティマネージメントの経験が少しあれば出来るお仕事です。
◉メリービズのその他のお仕事 リサーチや、管理表の更新等、パソコンとインターネット、そしてコミュニケーションがとれる方であればいつでも・どこでも出来るお仕事です。

流れはこちら

＜顧問＞

・プロの副業

広告業界に強い人材会社の「ホールハート」が運営するサービス。普段から事業会社の上層部や、広告会社などと幅広いコネクションを持っているだけあって、しっかりしたサービスです。
特徴はこちら

仕組みはこちら

流れはこちら

顧問レベルになってくると、間に入っている会社がクライアント企業のコンサルティングをした上で、課題を解決するための即戦力としての人材派遣（副業人材）なので、報酬もしっかりしている分結果も求められます。心して向き合う必要がありますね。

・サーキュレーション

サーキュレーションは勢いがすごいですね。遊びに行ったことがありますが、オフィスもすごくオシャレです。

プロシェアリング、という考え方を提唱しています。

社長や役員レベルも含めて、かなりベテランを抱えているイメージ。職種も幅広いです。

複数のサービスを展開していて、メインはプロシェアリングになると思いますが、「新規事業」「スポットコンサル」「エンジニア向け」「事業承継支援」などいくつかカテゴリも分かれています。

「プロシェアリング」はこちら
「Open Idea」はこちら
「Open Research」はこちら
「flexy」はこちら
「事業承継」はこちら

全然関係ないですが、このフリーランス診断、ちょっとだけおもしろいです（目的は登録誘導ですが）。

・Libera Works

ハイクラス案件を取り揃える「Libera Works」。基本月額契約で、10万円以上の案件から取り扱っているようです。
特徴はこちら

流れはこちら

・SHARE BOSS

通常顧問やマネージャー、プロジェクトリーダーレベルは月額での業務委託契約が多いと思うのですが、それを「サブスク」と呼ぶとちょっと新しい感じが出るから不思議ですね。
利用メリットはこちら（Webサイトにもっと詳細書いてあります）

クライアント向けにはこういう価格帯で提供しているようです

登録はこちらから

・WUUZY

尖ったTOPビジュアル

HPからは「招待制」「トップコンサルタント」という情報しか得られず、現在クローズドで展開しているサービスなので、気軽に登録して活用、というのは難しそうです。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。最初は全てのサービスまとめてやろうと息巻いていたのですが、挫折しました・・・（リンク貼るだけにしようと思ったら、ちょこちょこ解説始めちゃって、途方もなくなってしまいました）。またどこかでまとまった時間が取れたらこれ系サービスまとめてみることにします。

ちなみに個人的にこういうWebサービスまとめでわかりやすいな、と思っているのはこちらの「WebFolio」さんです。

副業カテゴリでは、案件の種類とか、ターゲット層とか、報酬価格帯、料金体系、運営会社など詳しく記載されています。カオスマップにないサービスも見つかることがあります。

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2020年から何か新しいことを始めたいな！と思っている方も多いと思います。年末年始にお時間がある方は、自分にあったジャンルのサービスから楽しみながらできそうなプロジェクトを探してみるのもいいかもしれませんね。