2兆円超成長市場CCaaS開発(外線設備SIP-Trunk作成) - クラウドPBX開発編-No.031
今回やること
前回構築した外線設備にSIP-Trunkを作成していきます。外線設備は、我々のPBXサーバなど設備外部から通信を受け取って疎通する必要があります。その際の出入口となるのがSIP-Trunkです。
全記事共通ご挨拶
こんにちは、川田敏巳と申します。当記事をお読み頂き誠にありがとうございます。これまで10以上のSaaS事業開発にてCXOや先端技術研究室長を務めてきました。
ここでは、人気SaaSのコピー開発をシリーズ化して行い、技術とソースを公開していきます。新SaaS事業を企画されている方々に既存人気SaaSの内部技術を再現し提供致します。
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「2兆円超成長市場CCaaS開発 - クラウドPBX開発編」共通注意喚起!
このシリーズでは、Asteriskというオープソースを使用します。Asteriskの技術情報はネット上にも少なく、更にネット上のAsterisk関連の技術情報の中には避けるべき記事があります。
sip.confというファイルを使用している記事
MacroやDial()のMオプションを使用している記事
録音にMonitor()を用いている記事
いずれも既に非推奨であり使用してはなりません。ハマるきっかけになりやすいのでご注意ください。
前回のおさらい
前回の記事はこちらです。
前回は以下の外線の簡略図におけるOutside Serverを構築しました。
前回の段階では、Asteriskの構築が完了しているものの、必要な設定やロジックはまだ入っていません。
今回は、ここにSIP-Trunkという外部とのSIPでの通信を可能にする出入口を作っていきます。
構成のイメージ確認
まずは、構成のイメージを再確認します。電話番号で疎通することができる外線のイメージはこうでしたね。
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