シンガポール旅行1日目
Day 1, 09/23, Fri.
朝、家を出るときは小雨がポツポツ降っている程度だったので、江ノ電の最寄駅まで傘をささずに小走りで行きましたが、京浜急行を蒲田で乗り換える頃には結構な土砂降りでした。
9:15羽田発のシンガポール航空SQ631便に搭乗するため朝食は摂らずに出発。1時間前にチェックインカウンターでチケットを受け取り、手荷物検査を済ませてから「BEER CLUB Verre Tokyo」でモーニングを頼みました。
本当は「Japanese Bistro うららか」でうどんを食べたかったのだけれど、そうすると野菜がまったくなくて炭水化物だけになりそうだったし、コーヒーも飲みたかったので。モーニングセットにサラダを追加して2人でシェアしてちょうど良い感じ。
空港内のちょっとした待合席にもUSB充電対応のスタンドがあったり、最近はすごいですね。羽田の国際線は久しぶりなので知りませんでした。
結局、予定のフライト時刻を少し遅れての搭乗開始となりました。CAさん皆さんめっちゃウエスト細くてスタイル良いです。シンガポールの人と日本人と両方いたんですが、特に日本人のCAさんが主演女優クラスの超美人でした。
朝早かったので、席に着くなり眠くなってしまったのですが、ウトウトしていたら離陸後には少し眠気もとれて頭がすっきりしてきたので、映画でも観るか、ということで提供されているプログラムをチェック。
無料で楽しめるコンテンツが充実しているのですが、基本、洋画は日本語字幕が選べません。そこでやはり邦画・アニメ系から選択するのが無難だろうということで、見逃していた「おおかみこどもの雨と雪」を観ることにしました。まあ、エコノミーのイヤフォンは当然ノイズ・キャンセリングでもなんでもないので、元々の日本語音声もかなり細部が聞き取りにくいのですが。
10:30頃、ブランチが提供されたのですが、結構美味しかったです。InternationalとJapaneseでメインの料理が異なっています。
妻が選んだInternationalはキノコのフリタータにポークソーセージ、ベーコン、チェリートマト、ほうれん草にハッシュドブラウンポテト。
そして僕が選んだJapaneseは赤魚の蒸し焼き生姜あんかけに季節の野菜(人参・里芋・スナップエンドウの煮物でした)、卵焼き、ゆかりご飯。
ご飯も長粒米ではなく、日本で普通に食べているものと同じです。
そして食べてる間に溶けないように後から配られたアイスはハーゲンダッツ。コーヒーもしっかり美味しい。ただ、食べてる最中に気流の影響で結構揺れたので、コーヒーがこぼれそうで大変でした。
11:30頃、沖縄のそばを通過しているとのアナウンスがありましたが、真ん中の席なので見えませんでした。2時間経ってもまだ沖縄なのか・・・って、まあ大体そんなもんですよね。
おつまみのピーナッツが配られ、飲み物を勧められるのですが、アルコールは強い方ではないし、機中では酔いが回りやすいので自粛してます。隣の若い女性は機中でビール3缶ぐらい空けてたなぁ。シンガポールでおなじみのTigerビールだけでなく、種類もいろいろありました。
14:00頃、軽食がサーブされました。オレンジデニッシュとカレーパンのどちらかを選べます。写真はオレンジデニッシュのほう。カレーパンは具が冷たいと厳しいです・・・妻がひと口食べていらないというので残りを引き受けましたが、ちょっとあっためてくれればきっと美味しいのに、という感じでした。
到着までにもう1本映画見る時間があったので、「The 5th Wave」を英語字幕で観てみました。こういうのならセリフ重視のストーリーではないので、字幕を追いながらでもなんとかついていける・・・いや、やっぱり厳しかったかな。
フライト中、何度か気流の悪いところを通過したのですが、たまたまトイレに立ったときにタイミング悪く揺れてちょっと慌てました。
出発は遅れましたが、到着は予定の15:20よりも若干早く15:02でした。
着いたのが第3ターミナルなので、入国ゲートまで結構移動距離があります。モノレールみたいなのが走ってたので、それに乗ればよかったかも。
到着後、ホテルまで案内してくれたガイドさんはヘーゼルさんというシンガポール生まれのチャイニーズ。日本にもこういうおばちゃん普通にいるよね、というか日本で会ったら普通に日本人だと思うでしょうね。学校の先生にいそうなタイプ。年齢は自分と一緒だったのでちょっとショック。
「大変申し訳ないんですけれど・・・」が口癖で、それを聞くと一瞬なんかすごく日本語できる人みたいに思うわけですが、実際何を言っているのかはわかりにくいです。例えて言うならば国会答弁のような感じ。しばらく話を聞いていると、あ、このフレーズで間をとってその隙に次に話すことを考えているんだな、とわかります。
バス内で両替をすると、1SGD=76円のレートだからオススメですよというので、とりあえず3万円換金。本当はVISAデビットカードを作っておいたので、空港のATMでおろしておきたかったんだけど、機会を逃してしまっていたのでちょうどよかったかも。
バスの中で、翌日の半日観光の後にTrishawでアラブ・ストリートやリトル・インディアを観てまわるというオプションを強く勧められ、なんとなく断りきれず(?)2人で160SGDを支払ったわけですが、まあ安くはないですね。ナイトサファリは妻が興味ないというのできっぱり断りましたが。
我々の宿泊先はMRTのオーチャード駅から少し離れたところにある、Regent Singapore a Four Seasons Hotel というところ。Four Seasons Hotelという名前は付いていますが、こことは別に Four Seasons Hotel Singapore というのがあるので実にややこしいのです。ガイドのヘーゼルさんにも「タクシーで行き先を伝えるときに"Four Seasons"と言わないように」と釘を刺されました。
ホテルに着いてロビーに入ると、なんともいい香りが漂っています。花や植物がふんだんにあしらわれているからでしょうか。吹き抜けは開放感があっていいのですが、高所恐怖症の自分にとっては結構足がすくむ感じです。
部屋に入ってまずやらなければならないのはWi-Fiを使えるようにすること。ラストネームと部屋番号でログインする方式でした。1部屋で4つまでデバイスが使えるらしく、iPhoneとMacbook Airのそれぞれで利用できるようにしました。
無料で使えるAndroidのスマートフォンも部屋に備え付けてあったんですが、使い慣れないOSで英語版だとさっぱりわからないので結局使わずじまい。
電源ソケットの形状は事前の下調べの通り、やはりユニバーサル仕様でした。変換プラグなしでどの形状でも挿せます。電圧だけは要注意ですが。
夕飯はガイドブックで目星をつけていたお店がどれもホテルから離れているので、グーグルマップですぐ近くにあるというだけの理由でFAT COWというお店を選択。カムデン・メディカルセンターの一角にあるのですが、最初は場所がわからずスルーしてしまいました。ウェブサイトを見ればわかる通り、思いっきりブランド和牛のステーキを売りにしてる店で値段も超高い。
飲み物をどうしようかと思ってメニューでビールのところをを探してたら、日本食がコンセプトのお店だからなのか、Tiger Beerは載っていませんでした。どうしようか迷っていたら、すかさず店員さんが別のページをめくって「アサヒ プレミアム生ビール熟撰」を勧めてくれました。高いけど美味しい。日本のビール最高!
隣のカップルはDONABE-MESHIという雑炊っぽいのを食べていて美味しそうでしたが、その後にメインの肉という順番なのが不思議。こっちでは米は野菜感覚なんでしょうか。少なくとも雑炊は締めに食べるものというルールは存在しないのでしょう。
MOMOTARO "SASHIMI" SALADは刺身入りの海鮮サラダみたいなのをイメージしていたら、実は「桃太郎トマト」のスライスのことでした。
Grade A3の佐賀牛のステーキはさすがの美味しさ。日本でもこんな贅沢な肉は食べたことありません。SirloinのMedium RareとTenderloinのMediumにしてみましたが、どっちもFullじゃなくてHalfを頼んだつもりが、運ばれてきたらTenderloinはFullと思われる量でした。まあいいか・・・
こっちはSirloinのMedium Rare。
で、こっちがたぶんTenderloinのMedium。
どんぶりのご飯は"THE FAT RICE"という名の特製醤油かけご飯。店員さんがお肉と一緒にオススメよ〜的なことを英語で言ってたので頼んでみました。たしかに美味しいけど日本で白飯にこんな値段は出さないので、明らかにタガが外れてます。海外旅行のテンションって怖い。
店を出た後、すぐそばにあるTanglin Mallに寄ってからホテルに戻ったのですが、自販機で売ってる飲み物がやっぱり違うんですよね。海外でこういうところチェックするのが結構好きです。Red Bullが見たことない缶に入ってるし。
モール内のケーキ屋さんの商品がいろいろとぶっ飛んでいて凄いです。毒々しい色のケーキとか、よくありますよね。これなんか比較的マトモな方なんですけど、ダークチョコレートのソースって言われても真っ黒すぎてコールタールにしか見えません・・・
というわけで、部屋に戻ってシャワー浴びて一日目は終了です。
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