【自立とは。】社会人になる一歩手前の私が考える自立。
一人で色んなことができるようになる。
一人で考えて決断ができる。
一人で生きていける。
自立って、「自分で立つ」って書くから、一人でしっかり生きていけることだと思っていました。
親に、周りの人に沢山支えられて、甘やかされて、ご飯を作ってもらって、悩みを聞いてもらって、
そういうことから少しずつ離れて、一人でできることが増えることが「自立」なのだと思っていました。
でも、成人して、社会人まであと半年ほどの私が今考える「自立」とは、
”自分の力で頼れる人を作っていく”
という力なのではないかと思います。
一人で何かをできるようにならないといけないのではなくて、
一人で何かができないときに助けてもらえる誰かを、自分の力で、自分の人望で、自分の行動で作っていく、
この過程が自立への道であると考えています。
今までは「助けて」「手伝って」と、誰かに伝える前に、私の変化に察知した親が、先生が、大人が、誰かが先周りして助けてくれた。
でもそれは、まだ私があまりにも未熟だから、世界を知らないから、補助なしでは生きていけないから、辛くなる前に快適な道を常に提供してくれていました。
でもそれが続く訳はなくて。
むしろそんなの自分から願い下げで。
自分の力でなんとかしたいと思うようになってくるのです。
でもそれは実は、自分の力でなんとかするということではなく、
親のように無条件には助けてくれないけれど、いざというときに私を助けたいと思える人を探す、ということで
そうやってどうしようもないときに頼れる人を見つけていくのです。
でも、頼れる人を作るには、自分が、その他者にとって
「頼ってもらえて嬉しい」「助けてあげたい」
と思える存在にならないといけない。
そのためには、他者と信頼関係を作らないといけない。
そのためには、当たり前だけれど、他者の気持ちを理解できる人にならないといけない。
他者のことも、ほんの一部でも助けられるような人にならないといけない。
この過程を経て、自立に繋がっていくのではないでしょうか。
そして ”自分が頼れるコミュニティ” ”自分が頼れる人” を多方面に散りばめておく。
そうすることで、これからどんどんあふれてくる多様な場面での「助けて」
を手伝ってもらえることができると思います。
ご飯も一人で作れるようになったし、一人で起きれるようになったし、一人で計画を立てられるようになったけれど、
一人でできることがこれからも増えていくのだろうけれど、
増えても増えても。
どうしようもなくしんどいとき、心が削られているとき、
一人では結局何もできないことを私は今まで生きた中で実感しています。
そんな時に、私の心に入ろうとしてきてくれる誰かと
繋がっていくこと。
それが真の ”自立” ではないでしょうか。
また年月が経って、思考が成熟して、自分が思う自立への捉え方も変わってくるのかなと思います。
私は、今はとりあえず、「頼ってくれて嬉しい」と思ってもらえるような、いわゆる素敵な人に近づけるようになろうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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