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冬眠から目覚めたらしいお母さん

私の家は自由なのかしら。

他の家がどんな様子なのかなんて分からないから、
自分の家での当たり前しか知らないけれど、

一風変わっている気がする。


今日はその中で、私のお母さんが冬眠していたお話を書いてみる。

私のお母さんは、私が小学生の頃から体調を崩すことが多い。
更年期症状が重たかったから、その影響で、一日中しんどくて寝ている、ということが日常茶飯事だった。

それに加えて、エンジンがかかったら、そのエンジンが尽きるまで一気にエネルギッシュに動こうとする癖がある。

長年一緒に暮らしてきたけれど、
だいぶ、エネルギー調整が上手くないと思う。

そしてこれも、いつもいきなりだけど、
血糖値が低くなっているのだろうけれど、
唐突にお腹が空いてフラフラになる。

いつも、
「そんなんなる前になんか食べって言ってるやん!」
っていう話になるが、

それでも毎回、急にお腹すいて急にフラフラして、
私は食事の準備を慌てて、
そしてお母さんのお茶碗に、絵に描いたようなモリモリのご飯をよそう。

そして、持っていって
「これはやりすぎやろ〜!」
と笑われるのが、いつも通りの大体の流れ。

そんなお母さんだけれども、たまに体調が悪くなくてもお布団に入ったまま、一日、いや、数日出てこない時がある。

勿論、ゆっくりできる日で、なにか用事がある訳でもない日。

このお正月も、お布団の中にこもってゆったりしていました。
私もお父さんも家にいて、ご飯もテキトーでいいし、特に外出もしないし、
毎日同じような服着てるから、洗濯物も少ないし、家事もちょっくらお父さんと分担するし、
なんの問題もない感じではある。

お布団の中が余程気持ちよかったのか知らないけれど、多分習慣づいてしまって、

「起きひんのーーー?」
って聞いたら
「廃人なってもーたわーー」

って言うから、
「冬眠してんのーー?」
って聞いたら

なんか、すごく''冬眠''が気に入ったみたいで

「それやわ!」
って嬉しそうだった。

そんで、今日、その冬眠も遂に終わったみたいで、
2階の寝室からやっと降りてきた。
明日からは活動的になるはず…

私の家のお正月は時間の流れがゆったりで
ヌル〜く
ユル〜い

お布団に入っているか入っていないかだけで、
家族ほぼ全員冬眠生活だったかもしれない…



明けましておめでとうございます。
2024年もよろしくお願いします!






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