価値観を変える作業は自分の脳みそとの闘い。

こんにちは(*´꒳`*)

しいなももこです。緊急事態宣言の延長などストレスフルな時かと思いますが、皆さま心を大切にしたいですね(*´꒳`*)


さてさて、二重人格と言われて。とありますが、わたしは二重人格ではありません。他人から見たら、そう感じる時があるようです。


今日の話は、価値観について。この価値観という言葉は、すごーく色んなところで使われてますが、価値観はどう作られていくのか?


【生きてるだけで身につく価値観】

わたしたちは日本に住んでいます。産まれた瞬間から周りの人達の声を聞き、言語習得をします。

そう、生きてるだけで身につく価値観は、自分のいるコミュニティ、社会やマスメディアでの常識や当たり前です。家庭ごとに違いがあり、時代の流れにより流行と共に変化します。

私たちは子供の頃、所属する集団の中で生きるため、必要なルールとして周りの価値観を身につけます。はみ出たら生きてけないですからね。


心理学では、人格形成において影響度の高い人物とは、1親2教育(先生など)3友人4恋人です。1と2の割合はめっちゃ大きいです。宗教も人格形成に影響を与える1つではあります。


【経験を伴い選択する価値観】

2つ目は自分自身の経験に基づいて培われていく価値観です。友達と喧嘩した、会社で失敗した、もしくは、やってみたらすごく褒められた絵など。生きるため無意識で得た価値観の元、自分が実際に行動し体験した中から自分で得ていく価値観です。


その中で、親から聞いた事は違ってた!など無意識の価値観を変更していくことにもなります。


【価値観を変えるのは簡単じゃない】

自己啓発本とか生きやすい方法や自分らしく生きるためにはどうすればいいかなど、たくさん本が出ていますね。


はっきり言ってまったく簡単じゃない。わたしは自己紹介でも言いましたが人生2回目です。1回死んだつもりです。

ここで1つ本を紹介します(´ω`)

画像1

これは水です。と言う卒業スピーチを文字起こしした本です。人に貸してまだ返ってきてない。はよ返してほしい笑


この著者も自分の価値観を変える為、自分の脳みそと闘いましたが、その途中力尽きてしまったのです。拳銃自殺だったそうです。自分で自分の脳を打ち抜いたのです。


そのくらい、染み付いた価値観を変えるのは実は難しく、また根気のいる作業なのです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)心理学をしていると言うと、感情が制御出来たり何でも相手のことが分かるとイメージされたりしますが、そんな事はまったくありません。


心の仕組みを少し知っている程度です。なので、必要なさそうな方や他人をうまく動かしたいと思ってる方からの相談は断ります。


【トラウマはすごく身近】

トラウマって言葉があります。これには実際に心理療法がありますが、すごく実は身近な現象やと思ってます。


例えば、人前で話す事が苦手な人は過去に笑われた経験がありトラウマになっている。恋人に手酷く振られて、人を好きになれない。など。


わたしのトラウマは無力感です。なんの役にも立たない自分が嫌過ぎて、その自分を打ち消して役に立つ人間になる行動をした結果、ボロ雑巾のように自分を扱い、感情を殺し過ぎて無関心になりました。自分の事なのにどこか他人事のように話をしていました。周りの景色がおもちゃのように見える。


トラウマは、価値観や自己意識と密接に関係しています。上記の例で言うと、起きた現象だけで話すと、「笑われた」だけですが、その時の感情などから「恥ずかしい、いたたまれない」→自分には能力がない→他人は怖いなど感情を処理していく段階で「笑われた」に付随する考えが進んでいきます。それを思い込んでしまうことで価値観となり、自分の行動になっていきます。


トラウマって一筋縄ではいかないのですよ。もう過ぎたこと、そんな悪いことを言う人はもういない。いじめられていた人がいじめっ子がいなくなったからと言って、急に伸び伸びできる人ばかりではないですよね(゚ω゚)


【脳みその仕組みを知る】

ではトラウマなど思い込みや価値観を変えるにはどうすればいいのか。


脳みその仕組みを知ることです。


脳はスーパーコンピュータではなく、わりと怠け者です。一度決まった流れが作られると良い悪いの判断なく、その流れに沿って進んでいこうとします。

変化が苦手なのです。人間、分からないという状態が1番不安を感じるので、なんでも自分の知っている事に当てはめようとします。


なので、もし、変えよう!変わりたい!と思ってる事が思い通りに進まなくても、同じ事ばかり繰り返してしまう事に自分でうんざりしても、脳みそが悪いんだと、ちょっと気楽になることをお勧めします。


長年のクセは1日2日じゃ治りません。


自分でやろうと決めた事が、3日坊主になったりしません?痩せるためにジョギングしよう!と計画したのに3日で辞める。とか。


不思議ですよね。自分が決めたはずのことなのに自分が面倒だとかやりたくないと思うのは何故なんでしょう?


わたしたちの意識は、そんなに単純ではないのですよ。気合で乗り越えられない部分があります。良い自分と悪い自分が言い争うように、人間には必ず2面性があります。


そういう変えられない、変わらない自分を責めない事です。そんなもんです。でも、変わりたいという明確な意思がある事だけは知っているという状態で十分です。


価値観を変えるという事は、数字では見えません。体重が減って目に見えるもんでもない。変わった自分を感じてもらえるほど、他人に影響が出ないこともあります。


だって同じ自分ですからね。見た目が変わらないのに、中身が変わった事が伝わるには相当な行動の変化が必要ですし、他人は一度持ったイメージからはなかなか変更しないのです。これも脳が変化を嫌がり、分からないことを防ぐ為ですよ。


ゆっくりでいいんです。

ゆっくり変わっていけば。


画像2



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?