小西武蔵(こにしたけぞう)吉本新喜劇

【履歴書】 HaySiri📱Hayお尻🎶 吉本新喜劇の教頭先生芸人、小西武蔵ですハァン…

小西武蔵(こにしたけぞう)吉本新喜劇

【履歴書】 HaySiri📱Hayお尻🎶 吉本新喜劇の教頭先生芸人、小西武蔵ですハァン☆ dopeでemotionalな文を書きたいと思いますHomes🎙 ラジオも是非↓ https://stand.fm/channels/602dacae85b142d0d8d46d17

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人生音痴 ルーマニアニート編🇷🇴🦇

23歳。新生活。ボクはニート。 ろくすっぽ働きもせず家でゴロゴロと過ごす日々。 退屈を持て余し、日毎夜毎、ゲームのコントローラーを握ってるかムスコをコントローラーのように握っているかのルーティン。もちろんどちらも1P。 最初に気合いを入れ過ぎると反動で大抵こうなる。 新学期の度に『今年こそ!』と意気込んで新しいノートを買い揃える。 『綺麗に使うぞ!』なんて心に誓うけど、一瞬で使わなくなる。 新しいノートを手にした時は綺麗に使うじゃなくて『最後まで使い切る!』と誓うべきだ。

    • 人間ごっこ

      第一話 再会 トイレを血だらけにした。 立ち上がろうと、ひんやりとした壁に手をかけるも、ヌルリとすべり落ち、園児がクレヨンで書き殴った絵のように、真っ赤な線が、べっとりと白い壁に残った。 「ヒデさん、どうしたんすか?これ…」 静けさの中、聞き覚えのある声が反響した。 振り返ると真っ青な顔をした後輩が、そこには立っていた。 「知ってる?血って鉄の味がするんだぜ」 「いやっ、え?」 「知らん?ピンポンっ。ペェコ」 「そうじゃなくて、ヤバくないっすか」 大好きな漫画の主人公のペコ

      • Flowwords

        はじめに またコロナで自粛が始まっちゃいましたね。 お家で楽しめるように。と第2の手塚治虫(ハードル高すぎ……)と呼ばれたマコちゃん(同期で元芸人)と漫画を描きました。 「こにさん、原作書いて下さいヨ」 と言われたのがきっかけ。 原作者名の『ハイデンムーア』は、ボクがニュージーランドに住んでいる時のホームステイファミリーからとりました。苗字がムーア。 かっちょいいでしょ??デミムーアみたいで。 みたいで。というか実際そうか……。 NYゴーストの幻最高^ ^ で、 名前

        • 人生音痴 カリスマ店員ハワイ編🌴

          『パンッッッッッ』 乾いた銃声の音、鼓膜が破れるような響き。 キィィィィィィンと耳鳴りがするほどの距離だった。 平和ボケなんてものは、 平和ボケしてる人間には分からない。  24歳。ボクは思いがけず靴屋の店長になっていた。場所は神戸。デザインをしたり、販売をする平凡な日常を遂に手に入れた。   23歳でルーマニアから帰国したボクは、そろそろ就職しようと、タウンワークやフロムエーをペラペラとめくる毎日。 ここは……いや遠いな。 ここっ!……いや時給安いし。 おっここや

          人生音痴 羊飼い編🐏🐑

          『あぁ、もうすぐクリスマスだなぁ』 と感じる瞬間……第1位は 街に山下達郎のクリスマス・イブが流れ出した時。 では、第50位は? サンタクロースがグラサンかけて サーフィンしてるのを見かけた時。 ボクは全くクリスマス感のない夏の12月を南半球で過ごしていた。    ボクの地元は京都。とは言うものの京都人から 「そんな所京都やおまへん」と言われるほどの田舎だ。    そんなボクでも田舎に感じるのが、 ここニュージーランド。とてつもなく美味い空気。 空気にも味があることをこ

          人生音痴 不良小学生編

          〜ボクはこうして成功した。までいけるのか〜 “198X年という名の世紀末” 時は198X年… なぜこんな書き方をするのかというと、ボクの育った町は世紀末のような環境だったからだ。 ボクが最初に手にした肩書きは“不良” なぜこんな肩書きになったのか? それはおかんが言った 「あんた男の子なんやから、やられたらやり返し!」 の一言だった。 未だに「あんなこと言わんかったらよかったなぁ」と後悔していると語る。 当時、礼儀やマナーにだけはうるさかった母親の教育で、ボクは廊

          人生音痴 アルバイトで教頭先生編

          〜私はこうして成功した。までいけるのか〜 私は以前、岐阜県の山奥にある更生施設で働いていた。 そこには全国から集められた不良少年少女が在籍している。 しかし、たまに少し困った成人男性もいたりするのだ。 彼の名は忍野君。彼は常に無銭飲食を繰り返しては警察の世話になっていた。 全国のファミレスを無銭飲食して渡り歩いているのだ。 「また君か…」といった具合に。 無銭飲食が悪いことだという認識はあったようだ。 ただ、万引きよりマシじゃないですか?と太々しい表情で、わけのわからない持

          人生音痴 アルバイトで教頭先生編

          人生音痴 アルバイトで教頭先生編

          〜僕はこうして成功した。までいけるのか〜 「はい、先生がここに立ってから皆んなが静かになるまで5分かかりました」 「えぇか人の話はしっかりと最後まで聞くように」 『このコラム(授業)は、僕の半生を語るものです。人生は選択の連続です。方向音痴の僕はきっと、人生という名の道も大抵間違って歩いているのだろう。 時に信号を無視して、時に人に方向を尋ねたりして、あるいは道なき道をただ真っ直ぐに』 そんな僕の漂流記。 凸凹人生…言うなれば人生音痴。 では、皆

          人生音痴 アルバイトで教頭先生編