葛藤(1)そして最悪の酔い寸前まで行った
2015/12/15
先月サイキックの人に酒飲みの憑き物をとってもらってから?なのかどうかは定かではないが、とにかく飲み会の誘いが本当に辛く、断るのが面倒になった。せっかく声をかけてくれているのにという思い。
「大酒グループ」ではない人たちからの誘いは全く飲まなければいいので苦にならないし、元々昼は飲まないので、ランチ会なら何とも思わない。しかし、大酒グループからの誘いが心苦しいのだ。私の仲のよい友人はほぼ大酒飲みが多いのだが。
昨年の完全断酒期にはグループのメーリングリストでみんなが素晴らしい美味しいワインを持ち寄るとLINE上で話す中で「私飲めない」と言って明らかに場を白けさせた。
結局その会には出なかったのだが、こうして食事会を避けていたら友人の80%を失う。
実際私の場合は参加しなければいけないわけではないのでしたくなければしなければいい。
しかし、この飲酒社会日本で、断酒を頑張る人たちの辛さはいかばかりかと想像に余りある。酒席で周りは楽しく飲んでいるのに自分は飲めない。飲みたいのに。幾度も幾度も「自分、断酒中なんで」「ドクターストップかけられてしまって」を繰り返しながら。空恐ろしい。
先月は中東から一時帰国した友人を囲んでミニ同窓会だった。当然飲み放題プラン。このグループは飲む人も飲まない人もいるが私は月2回目の飲酒をした。ワイン。すごく美味しい店。ビールが有名な店なので乾杯はビールを50ccほど。喉が焼ける。(こんなにアルコール度の低い酒でもジリジリと焼けるのだ。)
飲酒日はワインを飲みたいのにビールなんかで酔ってはMottainai。
ほとんど飲まない、全く飲まない人もいた。やはりワインは美味しい。不味いなんて嘘はつけない。これほど愛する飲食物もない。
店ではグラス2杯でやめたところまではよかった。
問題はその後だ。
割と早めに帰宅したら夫が珍しく白ワインを飲んでいた。私は飛びついた。
「あっ、白ワインだ、グラス2杯しかのんでこなかったから私ものんでいい?」と聞くと夫は「もちろん。元々はえりちゃんが誕生日にもらったものなんだからいいに決まってんじゃん。飲もう飲もう」と上機嫌。
やはり夫は私の病気を全く理解していない。
その後ショットグラスのような小さいグラスで3杯ほど飲んだ。最後まで美味しい。
このぐらいのワインの量で寝るときに頭痛と強い酔いに襲われた。
幸い眠れたため大事には至らなかったが感覚的にはこのブログのきっかけとなった
2014年4月14日の最悪の酔い寸前まで行った。あの吐きたいのに吐けない死ぬほどの苦しみの酔い。
翌日と翌々日ひどい下痢になる。
何度も思うけれども
月2回飲むときぐらいはちゃんと普通に飲みたい。
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