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🟡IT事業立ち上げから思ったアプリの耐用年数?減価償却?

以前PLの話をしましたが、そういえば、その前に理解しておかないといけないことがあった。

減価償却

減価償却計算ができないとPLに費用反映ができない。ということは、損益分析・CFシミュレーションも正確に出せない。これは財務側の話ではなく経営をしてるCEOもわかってないといけないこと。
じゃ、「減価償却」って何?

(ここでは、一般の減価償却ではなくITでの話をしましょ。ITの場合は少し感覚が違うのだ。)

最初に簡単に話すと、
減価償却とは、固定資産を使用可能期間によって、費用を分けて計上する時に使う勘定科目のこと。
計上項目の定義は、
ー業務に使用する資産
ー時間が経って劣化する資産

ITスタートアップでもっとも引っかかるのはどれでしょ。
もちろんITでも建物や、有形固定資産(パソコン・プリンタなど)あるが、微妙なところに存在して計上に困るのが無形固定資産に入るソフトウェア、特許権、OO権。。などでしょ。

なぜややこしいのか。

例えば、有形固定資産のパソコンを購入した。
⬇️
パソコンの
耐用年数は4年
償却資産の評価に用いる耐用年数)法律で決められている
ですが、無形固定資産のアプリ(ソフトウェア)を開発した。
⬇️
アプリの耐用年数は??
決まりがないことだ。

ここで登場するのが、CEOなのだ。
このアプリは何年を目指して開発したか、単発性のアプリなのか、長期的な開発なのかの経営側の事業計画による判断になる。

参考までに、一般的にはアプリは5年−7年で計上してるところが多い。

実際CASHの話と減価償却は別の考え方にはなるが、損益の面での話なので表的な数値をよくみせるためにも検討すべき項目である。
もちろん、もしも。耐用年数が終わる前に資産処分をしないといけない時がきたら、一般有形資産と同じく未償却残高がPLに載ってくるので気をつけましょう。

PLだけの話ではないですが、
正確なシミュレーションとお金の感覚を保つために計画時から減価償却を頭にいれておきましょ!

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