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【コーラ回】「ストーリーを語れない目標設定は意味無いよ」

皆様、おはようございます。
昨日はコーラさんとのミーティング。
えっ、コーラさん?知らない?
そうですね、コーラさん関連の記事、最近全く書いていなかったですね。
以前書いたのは昨年の12月。
おお、今年初コーラ。
昨年の記事はこちら↓

もう一度簡単に「コーラ」さんを説明しますね。
おととしの11月に開設したデイサービスの管理者で現在26歳、見た目は36歳。理学療法士として病院で勤務したのち転職。
そのデイサービスの支援を弊社が行っているため、度々note記事にさせていただいておりました。
なぜコーラって?
彼が「コーラ」が好きと行ったから、というサラダ記念日的な決め方をさせていただいております。
#サラダ記念日わかるかなあ 
#俵万智さん 
#小学校の教科書に載っていたね

という訳で、コーラさんとミーティングしたのです。
昨日は「3月の目標について」というテーマ。
コーラさんが私に報告をする。
コーラさんのデイサービス、稼働率も当然だが今年の1月より「出席率」という数字に拘るようにしている。
「来ていただく予定の利用者様が楽しみになるようなデイにしよう」という試み、この数字は私が提案したのではなく、コーラさんとコーラさんの所属する会社の社長で決めた。

この出席率、2月が96%だった。
90%以上という目標だったので2月はクリアである。
コーラさんが言う。
「3月も出席率90%以上を達成できるように頑張ります」
そこに引っかかる私。
「2月96%だったよね、3月90%以上って目標になるの??」
「この指標は職員に成功体験を積んでもらいたいので超えやすい指標にしたいと思います」
コーラさん、この話、コーラさんの社長の言葉をほぼそのままリピートしているな。
こういう素直に聴いて真似をするところはコーラさんのいい所であり可愛い所。

しかしそこを突っつく私。
「成功体験って自分達で頑張って成し遂げたから感じられる体験だよね?小学1年生とかけっこで競争したとする、勝てて当然だよね?それで目標達成出来ましたって成功体験積める?」
「そうですね…」
「ちなみにコーラさん、12月の出席率は?」
「えーと調べますね、80%です。」
「11月は?」
「調べますね…75%です」

調べなくては分からないという事はそもそも90%という設定も微妙だが…

「それならば3月の目標が90%以上というのが分かる、というのは11月12月と90%に全然届いていなかった、1月2月は90%を超えることが出来たがそれ以前は全然低かった。先ほどの例えを出すと、小学1年生とかけっこして今まで負けていた、最近勝つようになってきたが、まだ2回勝っただけ、油断したら負けるかもしれない。だから今月も勝てるように皆で90%以上頑張ろう、ということならば成功体験に繋がるんじゃないかな?」

コーラさんも納得していただいた‥と思いたい。
目標って形骸化することが多いです。
今回のコーラさんとのやり取り、同じ90%という目標でも少し表現を変えるだけでその数字の意味が変わってくる。ストーリーを作るのだ。ストーリーが作れない目標ならばそれは目標ではない、というくらいで考えたほうが良い。
コーラさん、これがマネジメントだよー。
と偉そうなことを言っておりますが、我が社も毎月のミーティングで過去の数字を毎回ホワイトボードに書いて皆で思い出します。
資料にはなっていますが敢えて書き出します。
書いて思い出すことで現在の数字の意味、そして価値を感じやすくします。
「あの時はこうだった」、その比較対象で成長が実感できるのです。

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