20年超のコンサルnote

20年を超えるコンサルタント人生で培ってきたノウハウをまとめてます

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最近の記事

顧客の声を自店に活かす方法

20年以上にわたり中小企業のコンサルをしてきて、どうして中小零細企業が中小零細企業のままなのか疑問に思っています。 規模を追うことが目的ではありませんが、創業時の社長が頑張っている◯◯社長商店から脱皮できないケースが多いのです。 だんだん忙しくなり、眼の前のことに追われている状況が続くいている中、自分たちの”強み”を認識できておらず、創業時には発揮していた強みが、売上が安定するにつれ埋没してしまっているのではないかと思います。 今回は「顧客の声」をテーマにしてみます 顧

    • 優秀な人財を引きつける方法

      はじめに 「人不足」と言われ続けています。将来予測を見ると、この状況はますます深刻化するばかりです。特に少子高齢化が進む日本では、労働力不足が現実の問題となっています。では、企業はどうやってこの困難を乗り越え、必要な人材を確保するべきなのでしょうか? 自動化と多様性の時代 ファーストフード業界では既にセルフオーダーやセルフ会計、配膳ロボットといった省力化の取り組みが進んでいます。そして、多国籍な労働力が当たり前になりつつあります。しかし、これだけでは人材不足問題を根本的

      • 長期的な安定を実現するための戦略

        はじめに 20年以上にわたり中小企業のコンサルをしてきて、どうして中小零細企業が成長できないのか疑問に思っています。 規模を追うことが目的ではありませんが、創業時の社長が頑張っている「◯◯社長商店」から組織で戦う「企業」へ脱皮できないケースが多いのです。 そして起きていることといえば、 ・売上の伸びに対して現場が忙しく ・従業員の定着率が悪い ・売上が上がらない などの問題が見られます。 この忙しくて、眼の前のことに追われている状況が続くいている中、自分たちの”強み”を

        • 短期利益に惑わされない、持続可能な成長戦略の重要性

          今のみなさんに晒されている経営環境において、気づくと短期的な利益を追いかける戦略に偏ってしまいます。 しかし、経営者として、このアプローチが必ずしも最善策であるとは限りません。 地域ごとでの、市場シェア争奪戦を行っていることで、過度な競争を行い、シェアアップどこから、疲弊しまっていることもあります。 今回はその理由と、企業が取るべき対策について案内します。 市場シェア争奪戦のメカニズム 売上アップを目指して、価格競争や積極的なマーケティング施策を行っています。 こ

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          あなたの価値を見直して未来を変える!

          こんにちは。 最近、お客様との関係が以前ほど良くなく、売上が安定せずに不安を感じていませんか? その原因の一つとして、あなたの強みが不明確になっていることが考えられます。 「強み」を見直すことで、「ビジョン・ミッションの再定義」ができ、結果として、お客様との関係を再構築し、安定した売上を目指す方法についてみていきます。 お客さんとの関係が薄れる理由とは? お客さんとの関係が薄れる原因はいくつか考えられます。 その中でも特に重要なのが、あなたの「強み」が曖昧になって

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          流行りのマーケティング戦略を真似ることがベスト?

          流行りのマーケティング戦略の魅力 近年、マーケティングの世界では次々と新しいトレンドや戦略が登場していてます。 ソーシャルメディアや、AIを活用したデータを活用したマーケティングなど、多くの企業がこれらの新しい手法を取り入れることで成功をしている記事を目にする機会が増えています。 そんな記事を目にすると、 "競合に負けてしまう" "お客さんに愛想つかれてしまう" なんて思って、ウチもやらねば!と思ってしまいます。 自社の強みを無視するリスク 果たして、流行りのマー

          流行りのマーケティング戦略を真似ることがベスト?

          強みはブラさない

          はじめに 20年超えに渡り、中小企業のコンサルをしてきて、疑問に思うことがあります。 どうして、いつまでも中小零細から脱皮できないのか?ということです。 もちろん、大きくなればいい、というものではないので、決して規模を追う、ということではありません。 経営の中身の問題で、創業時の社長が頑張っている◯◯社長商店のママから脱皮できないことを、疑問に思っています。 その中身のレベルは千差万別で、一概には言えませんが、売上の伸びの割に現場は忙しく、従業員の定着率の悪さにつなが

          競合他社を知り尽くす!競合他社を特定してビジネスを強化する方法

          はじめに 20年超えに渡り、中小企業のコンサルをしてきて、疑問に思うことがあります。 どうして、いつまでも中小零細から脱皮できないのか?ということです。 もちろん、大きくなればいい、というものではないので、決して規模を追う、ということではありません。 経営の中身の問題で、創業時の社長が頑張っている◯◯社長商店のママから脱皮できないことを、疑問に思っています。 その中身のレベルは千差万別で、一概には言えませんが、売上の伸びの割に現場は忙しく、従業員の定着率の悪さにつなが

          競合他社を知り尽くす!競合他社を特定してビジネスを強化する方法

          あなたの事業を変える!フィードバックで企業成長を加速させる方法

          はじめに 20年超えに渡り、中小企業のコンサルをしてきて、疑問に思うことがあります。 どうして、いつまでも中小零細から脱皮できないのか?ということです。 もちろん、大きくなればいい、というものではないので、決して規模を追う、ということではありません。 経営の中身の問題で、創業時の社長が頑張っている◯◯社長商店のママから脱皮できないことを、疑問に思っています。 その中身のレベルは千差万別で、一概には言えませんが、 ・売上の伸びの割に現場は忙しく、 ・従業員の定着率の悪

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          脱・成功体験

          多くの中小企業が中小企業のままなのは、成功体験に安住して、成長の壁を壊せないからだ、と推論しました。 では、どうやって成功体験を脱することができるのか考えてみます。 これも方法はいくつかあり、私がご案内するものだけということではありません。 私が接してきた中からヒントを得てご案内させていただきます。 まずは、 物事を知る 、ことです。 安住してしまうと、インプットが疎かになります。 自分は、本も読み、毎週のビジネス雑誌も定期購読している、という方もいらっしゃいます

          中小企業はなぜ成長しない?!

          多くの中小企業はなぜ中小企業のままなのか、としばらく考えていました。 志があって起業し、社員を雇い、お客様、取引先を増やして行ってます。 それでも、多くの中小企業は、依然、中小のままで、中堅へ入っていきません。 一方、同じく志をもって起業した中の、ごく一部が、中堅、大企業と成長をして上場などをしている会社さんもあります。 必ずしも規模の成長だけが良いわけではないのは、もちろんわかってます。 それでも、経営計画や3年後の目標を作っていると、売上、利益は増加するものを作成

          中小企業はなぜ成長しない?!

          役に立った思考

          4日後まで、約5千件のデータを集計して、分析結果をしてほしい こんな仕事が来たとき、どうされますか? Aさんは、すぐデータを整えて集計をはじめました。データ数が多いので、いつもより時間がかかり、2日間かけて集計ができました。3日目に集計結果を見て、分析をして、期日の4日目に集計から分析結果を提出しました。 Bさんは、どんな形の集計がいいか約半日考えた後、関数、マクロを組み始めました。組み始めて約2日間後の、3日目の午後にようやく集計フォームを走らせて数分後に集計結果が出

          ならどうする?

          政治の話しはあまりしたくないのですが、政治を”題材”にして話します。 ここ数年の野党は、与党の批判だけに終始している気がしてなりません。首相が発言すれば”それは単なる論点すり替えだ””腰を入れた議論になっていない”などなど。 これでいいのか??国民、国民というがそれが本当に国民の声なのか?日本大丈夫か?など不安になってしまうことが多々あります。 そう思う一方で、案外、身近なところで近しいことは起きてないかな?と、ふと思うんです。 そう、批判だけの議論ってないですか?議

          フレームワーク

          なかなか組織がまとまらない、数年間を過ごしていた時がありました。”こういうのはどうだろう?”と提案しても、”それは意味がない”とバッサリ・・・かと言って新たな提案もなく、(どうやら)裏で”それより●●のやり方がいい”と言っている様子。それはこちらからすると、■■の観点から逆に難しい、、、だから当初の提案なのに、最初の説明でも案内してるはず。。。この繰り返しは、それはそれは、苦しいです。 組織なので、人と人の感情が絡み合い、思考になんらかのバイアスがかかってきます。それまでの

          パワハラをかばう上司が組織を司る?!?!

          こんなことを聞きました。 Aさんの元へある方から謝りがあったそうです。どういうことか聞くと、そのある方はその上司からこんなことを言われてAさんの元にきたそうです。 「上司から自分をかばうために、自分がAさんに行ってきたパワハラをどうにかしてかばってきた。今更だけど、自分の過去の行いをAさんに誤って来い」 ちょっと登場人物が抽象的で分かりづらくてすみません。 さらに説明すると、過去にAさんは上述の”自分”さんからパワハラを受けてました。Aさんはそれはおかしいと上述の”上

          パワハラをかばう上司が組織を司る?!?!

          経営は先を見てから始まる

          夏がそろそろ終わりが見えてきた。すると始まるのが、来期のプランである。 もう?! というかも知れません。 そういう方は残念ながら、目先のことで精一杯となっているかもしれません。 確かに普段の業務レベルでは、今の仕事をします。 来期以降のプラン作りが、10%〜20%程度入ってくる状況になります。月が進んでくれば、50%前後まで膨らんできます。 時間軸で簡単に伝えると、会計年度が半分ズレて動いてる状態です。 例えば、3月決算のところは、会計年度は4〜3月、実際は前年の1

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