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SAPコンサルという名の精神と時の部屋に入ってみよう

これまで様々な求人紹介をしてきましたが、今回は超王道の「アクセンチュアのSAPコンサルタント」を紹介します。(6分で読めます。約2,800文字)
求人記事はこちらです。

1.SAPコンサルとは?

「そもそもSAPって何?」と思う方もいるでしょう。

SAPとは世界シェアNo1のERPパッケージです。ERPパッケージとは財務会計や管理会計、在庫管理など企業活動の裏側を支えるシステムと考えてください。

海外だとウォルマートやApple、国内ではトヨタや花王、伊藤忠商事などグローバル×大企業が多く導入しています。

SAPコンサルタントは、そのSAPを導入するプロフェッショナルです。SAPなどのERPパッケージは「ソフトを買って終わり」ではなく、使うまでにやることが沢山あります。
IT経験の少ない方は、引っ越しをイメージしてもらうといいかもしれません。新しい家を借りても、前の家から荷物を移動したり、部屋のレイアウトを変えたり、職場までの移動方法を変えたりとやることが盛りだくさんですよね?そうした諸々の段取りを考えて、スムーズな引っ越しをサポートするのがSAPコンサルタントのイメージです。

SAPコンサルタントになるべき理由はこちらが一番よくまとまってます。
https://note.com/sap_training/n/n36111a76d3b4

2.SAPコンサルのメリット

では、SAPコンサルになることで得られるものは何でしょうか?
個人的には3つあります。

1.食いっぱぐれない経験を得られる

SAPは世界No1のERPパッケージであることから、その仕事が将来的になくなることはないと言っていいでしょう。
また、2025年問題と言われる問題もあり、むしろSAPコンサルの需要は年々高まっています。SAPコンサルの経験があれば、今後20年は食いっぱぐれることはありません。

また、SAPコンサルをやることで得たシステム知識と業務知識があれば、その他の職種へのジョブチェンジもやりやすくなるでしょう。

2.外資系企業への転職に活かせる

SAP導入プロジェクトはグローバルプロジェクトになることが多く、英語会議も多々あります。
また、SAPの設定をする際も英語のドキュメントを読みながらすることが多く、実務で英語を使うことが可能です。

将来的に外資系企業へ転職したい、と考える方にとっては良いステップになるでしょう。

3.高給であること

SAPコンサルは高給です。
SAPコンサルタントの人月単価はどれだけ安くても200万円はします(コンサルタントを1人雇うと、1か月で200万円支払う必要がある)。
そのため、給料も高いです。これまでSEをやってきた人や日系大手企業の若手と比較すると遥かに高額の給与をもらうことができます。

3.SAPコンサルのデメリット

SAPコンサルのメリットばかり伝えましたが、もちろんデメリットもあります。

一番のデメリットは、仕事が相当ハードであることでしょう。

SAPはその製品の特性もあり、簡単に導入できません。また、SAPを導入する企業はグローバル企業であることが多く、海外の関係者と深夜まで会議することも多々あります。

身を粉にして働くことが当たり前のように求められます。そこまでしてもSAP導入が失敗に終わることすら多いです。。。
ホワイトにゆるゆる働きたい、という人には絶対おすすめしません。

まとめると、
「SAPコンサルは得られる経験も給与も多い。しかし激務であることを覚悟しなければならない。」
いわば、精神と時の部屋に入ることになります。その覚悟があれば、是非門戸を叩いてはいかがでしょうか?

4.アクセンチュアの求人紹介

ここからは、アクセンチュアの求人紹介です。
「SAPコンサルなんてどこでもあるけど、なんでアクセンチュアがいいの?」と思いましたか?

結論、アクセンチュアの求人を見たからです(笑)
大手ファーム(D社、P社、I社など)ならどこもそんなに変わりません。

では、なぜ大手ファームが良いのか?
それは、顧客との距離の近さにあります。

上の図はIT業界のベンダー(システムを作る会社)と顧客の関係のイメージです。
多くのシステム開発プロジェクト(SAP導入含む)は1社で開発せず、二次請け、三次請けと多数の下請け企業と共に開発します。

そして、顧客と話をして方針を決めたり、要件を決めたりするのは一次受けであることがほとんどです。二次請け、三次請け企業は、顧客の顔が見えないままシステム開発をすることになり、満足度が低かったり、一次請けから無理難題を言われることがあります。
そのため、仕事の楽しさという面からも、顧客との折衝経験を積むという面からも一次請け企業で働くことをお勧めします!

アクセンチュアなどの大手ファームをお勧めしたのは、同社がほとんど一次請けで入るためです。求人にもそのような記載がありますね。

グローバルレベルでのプロジェクトが多く、ITの構築・導入に関わる各種作業はオフショアのデリバリーネットワークが行うため、上流フェーズとマネジメント業務に特化できることが魅力です。

さて、求人内容の解説です。求める経験はこちら。

・コンサルティング企業/Sier/事業会社システム部門にて、SRM/CRM/MM/SD/PP/QM/APO、FI/CO/BO/BPC/BI/FSCM/PS、HR/PMのいずれかの業務プロセス経験2年以上
・英語(TOEIC 650以上)
・ビジネスレベルの日本語

英語は気合でスコアメイクしたら問題ないでしょう。TOEIC600点を下回っていても、他の経験によっては入れるとも思います。

最も求められるのは業務経験です。SRM/CRM/MM/SD/PP/QM/APO、FI/CO/BO/BPC/BI/FSCM/PS、HR/PMのいずれかの業務プロセス経験2年以上が求められます。
SAP導入の実績は求められていません。何らかの業務システムに関わる立場であれば、その経験や知見をアピールすることでチャンスがつかめます!

業務システムに関わった経験がない方は、自社のシステム改修プロジェクトに手を挙げて参加してはどうでしょうか。昨今、DXのトレンドがあるので何かしら1つはITプロジェクトがあるはずですよ。探してみましょう。

最後に、募集背景と求める人物像もみましょう。

◆募集背景
組織拡大のため
◆求める人物像
・業務の早期キャッチアップ能力(セルフスターター)
・コミュニケーション能力

組織が急拡大しているので、類する経験がある人を入れて現場で学ばせようという意図が分かります。

読者の皆さん、この波に乗って、SAPコンサルという名の精神と時の部屋に入ってみませんか?

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