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3×3が日本のスポーツビジネスをリードする3つの理由

さあ、オリンピックが始まりました。

メダルラッシュに沸く日本ですが、あまり馴染みの無い競技を観ることが出来るのもこのオリンピック期間の醍醐味でしょう。


その中でも特に耳馴染みの無い競技がありました。

それは3×3(スリー・エックス・スリー)です。

知っている人もいるかもしれませんが、3×3(スリー・エックス・スリー)とは3人制のバスケットボールです。

2020年東京オリンピックの正式種目として追加採用された競技です。


八村塁選手などが活躍する5人制バスケに比べて、3人制バスケはマイナースポーツじゃないかと思う人もいるかもしれません。


しかし私はこの3×3(スリー・エックス・スリー)(以後、3×3)が将来日本のスポーツビジネスをリードする存在になると思っています。

その理由を本日は投稿したいと思います。

(参照:https://www.3x3exe.com/premier/3x3news/)


まずは3×3の説明からしたいと思います。

先ほども言いましたが3×3は3人制バスケットボールで、東京オリンピックから正式種目になっています。

日本国内には、20214年に創立した3×3EXE PREMIERというプロリーグがあります。


5人制バスケと異なるのは、

・ハーフコート

・21点先取 or 10分一本勝負

・通常のシュートで1点、外からのシュートで2点

など、少しずつルールが異なります。


この3×3が何故スポーツビジネスをリードする存在になるのでしょうか?

理由は3つあります。


①チームオーナー制度

アリーナや体育館が不要

③地域貢献/地域活性化



まず一つ目がチームオーナー制度です。

チームオーナー制度とは年間500万円からチーム運営ができる制度です。

スポーツチームを運営する上で破格の金額ではあるのですが、特徴はそれだけではありません。

リーグが選手の報酬を支払い、リーグに登録された選手の中からチームを編成すれば良いのでオーナーは選手を保有する必要がありません。

運営リスクを排除し、チーム経営に特化できることもあり、チーム所有のハードルが非常に下がることでしょう。

サッカーや野球チームを所有するとなると、企業レベルの予算が必要となりる為、チーム数の広がりはあまりありません。

それに反し、3×3は500万円さえあれば誰でもオーナーになることが出来るため、今後チーム数が増えることで市場規模が大きくなるだけでなく、競技がより身近な存在になります。



二つ目はアリーナや体育館が不要です。


3×3はコートがハーフコートです。

その為、大きな屋内施設でなくても開催することができます。

実際ショッピングモールや商業施設の一角で開催されています。

その為、アリーナや体育館の建設にかかる巨額な投資が必要なく、日本のどこでも、開催することができるのです。


観戦者数の伸び悩む主な理由としてアクセスの悪さがあげられますが、3×3の場合、ショッピングモールや商業施設で開催できるので集客しやすいという利点もあります。



そして3つ目が地域貢献/地域活性化です。


1つ目で取り上げましたチームオーナー制度により、低予算でチームを運営することができます。

チームオーナーになることで、3×3をフックに集客をしたりマーケティング活動を行い地域を活性化することができるのです。


アリーナや体育館も必要ないので、ある程度のスペースさえあればどこでも開催できます。

スポーツを通じた地域貢献、地域活性化が誰でもできるというところが特徴的です。



いかがでしたでしょうか。

3×3はチームオーナーになること、観戦すること、プレーすることなどどれもが他のスポーツに比べて障壁が低いことが特徴です。


3×3は誰にとっても身近な存在であるだけでなく、地域貢献をしやすいスポーツであり、それこそがスポーツの価値ではないでしょうか。


3×3の「身近」「コンパクトな規模感」「手軽さ」という特徴が、今後の日本のスポーツビジネスをリードしていくのです。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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