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課題「解決」能力よりも「発見」や「設定」能力の方が重要なワケ

優秀な人材の特徴と言えば?


そう聞かれると「課題解決能力」という人は多いと思います。


それは正しいでしょう。

ユーザーの課題を解決するから、会社は収益をあげられ、解決した人は高い給料をもらうことができるのです。


しかし私は仕事をしていて、課題を解決する能力よりも課題を「発見」したり、「設定」する能力が実は重要なんじゃないかと思う機会が多いのです。


何故なら先進国日本において課題が顕在化してるケースはあまり多くないからです。

かつて、戦後から復興を遂げ、急成長していた日本には課題で溢れていました。溢れる課題に対して、いかに早く正解を出せるかが重要な能力とされてました。


しかし今はどうでしょう。

安価な価格で満足出来るサービスが受けられ、特に困ることなく日常生活を送ることが出来ます。

これが「課題」だとわかりやすく感じる場面は少ないのではないでしょうか。


しかし、サービスや商品を提供する側から考えたときに課題が一つも無いことはありえません。仮に現段階で無いとしても、1年後には必ず何か課題が発生しています。


浮き彫りでなくても何かしら課題はあるのです。

言うならば、更に良くする上で何が課題か。

それは誰も教えてくれませんし、考える人の数だけ課題があります。

正解は無いに等しい。


だから課題を発見するのです。

だから課題を設定するのです。

ある意味、どこへ向かいたいかゴールを設定するのと同じだと思います。

そのゴールへ向かうまでの障壁が課題です。



その課題を解決した時のことを想像してどれだけワクワク出来るか、どれだけクリアしたいと思えるか。

課題を発見し、設定することにこそ、あなたの能力や個性が現れるるのです。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。








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