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【導入事例】コノベルの導入により、職員も保護者も時間にゆとりを持つことができました -コノベル(CONOBELL)

放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」には、放課後等デイサービスの児童指導員・保育士・スタッフの働き方改革、保護者の連絡手段のデジタル化を支援するクラウドサービスです。

2022年4月に福岡県北九州市で設立された、「Les liens八幡西」の代表 白川孝則様(写真中央)に、コノベルの導入理由と導入効果、活用についてお話を伺いました。


Les(レ)Liens(リアン)について

・Les Liens八幡西について教えてください

 2022年の4月に八幡西区におきまして重症心身障がい児(者)の方々を対象とした施設Les(レ) Liens(リアン)八幡西を新規開所いたしました。
Les liensはフランス語で、つながりという意味合いを持っています。皆さまひとり一人とのつながりを大事にし、信頼という絆を築くことができるようにという思いが込められています。ご利用者様、ご家族の方の笑顔を増やすことをモットーに運営をしており、できるコトを伸ばし、今できないコトはどうすればできるようになるか、を皆さんと一緒に考えながら頑張っております。

Les liensの入り口

知的発達と重症心身障がいでは全く違い、とても大変とお聞きしました。

 そうですね。どちらも大変な事に変わりないと思いますが、知的発達と重症心身障がいでは支援の方法・施設の設備・人員配置等、全く違います。
Les Liens八幡西では現在5名の看護師が在籍しており、NICU(新生児集中治療室)の経験がある方が多数働いています。
安全・安心を第一に考え、現在は5人の定員で5人の看護師さんを配置。
体制としては手厚くしております。またもう1名、看護師免許を持っている方がいますので、看護師免許をお持ちの方が合計6名働いています。他にも、理学療法士の方が2名と保育士1名もいます。

全く違う業界で働かれていた白川さんですが、なぜ重症心身障がい児(者)施設を運営しようと思われたのですか?

 孫が重度の障害を持って生まれ、息子夫婦は子育てをするにあたり、同居を希望。他県から福岡に戻ってきました。私たち夫婦も身近で重症心身障がい児である孫と関わるようになりました。
気を抜けない育児の大変さを目の当たりにし、障がいを抱えた子供たちが楽しめる。また、笑顔の溢れる施設を作ろうと思った事と、介助・看護する方達と子供たちとの良好な関係作りのお手伝いをしたいと思ったのがきっかけです。

重症心身障がい施設は常に保護者との細かい連携が必須

コノベルを導入しようと思ったきっかけは?

 重症心身障がい児施設は、保護者様との連携を密にしなければいけないことがとても多いんです。例えば、何時に水分を採ったか、吸引・吸入を何時に行ったかなど、細かいことも保護者様と共有しなくてはいけません。今までは送迎の時間までに紙に書いて、保護者の方に渡していましたが、多くの情報量を伝えるのが難しかった事と、送迎の時間が迫っていると、急いで記載をする必要がありました。また、前日の様子などを見返すのにも紙を都度探し出す必要もがありました。
 そんな中、連絡帳アプリのサービスを探し、見つけたのがコノベルでした。他のシステムを利用してみたのですが、連絡帳の細かな内容の記載、例えば水分摂取量など、保護者の方に伝える必要がある内容が沢山あるのですが、そういった項目のカスタマイズが出来ず、求めるものとはかなり乖離がありました。その最中コノベルを見つけ、担当の方が実際の画面などを見せてご説明いただき、"これなら使えそう"と感じたので、利用することにしました。
 コノベルを利用するようになってからは、連絡帳がカスタマイズできるので、水分を採った時間、吸引・吸入を行った時間や、ごはんを食べた時間、次回利用時の送迎時間の連絡などを保護者の方に細かくお伝えする事が出来、共有できるようになりました。また、15時30分に一度、連絡帳の内容を公開、その後の活動内容は随時更新をしてみていただけるので、保護者の方にも好評です。
保護者の方はスマホで自分の子どもがお昼に何を食べたかが見られるので、お昼ご飯と夜ご飯を被らないように作ることができることも大変喜ばれます。また、職員間でも共有しなければならないことは沢山ありますので、コノベルにすべて集約されているおかげで、簡単に見返すことができるようになりました。

・職員さんは幅広い年齢の方がいるかと思いますが、システム導入して、いかがでしょうか?

 パソコンだけではなくiPadでも入力ができるので、職員さんは主にiPadを利用しています。スマートフォンと同じ感覚で入力ができますので、特に難しいと感じたことはありません。


職員の方が実際に使用されているタブレット

支援内容はコノベルに集約して職員間で共有


・重心の施設で大変な事はどんな事ですか?

 重心と一言で言ってもいろんな方がいらっしゃいます。
特に医療的ケアのスコアが高い方は、職員間の細かな情報共有が不可欠です。手順を含め、間違った看護・介助は危険を伴いますので、特に気を付けております。そのような点からも支援内容をすぐに共有でき、集約できるコノベルは大変役立っており活用させてもらっています。


Les liensで支援を行う様子

保護者の方も朝の時間に余裕が

保護者の方からのお声などございますか?
 
 児童のご兄弟が通っている幼稚園も同じ連絡帳アプリが偶然にも使われており、1つのアプリで複数の施設が閲覧でき助かっており、分かり易いとの声がありました。

保護者の方も兄弟の方が通われている施設でバスキャッチが入っていたら、1つのアプリで完結できるのでいいですね!

 そうですね。保護者の方から、今までは学校などに送り出すまでに、連絡帳を書かなくてはいけなく、朝バタバタと記載していた方が多かったようです。しかし、コノベルを導入してから、子どもを送り出してから、ほっと一息つくときにコーヒーでも飲みながら、スマホで入力できるので、朝の時間に余裕ができたと言っておられましたよ。

進化を続けていくコノベルに期待


今後のコノベルに期待することはありますか?
 請求システムが一貫してできるようになればうれしいですね。他のシステムを超えれますよ(笑)すべてのサービスに関わるものをオールインワンとして運用できるように。例えば国保連の請求であるとか。サービス実績表についても、サービス提供区分への自動反映。例えば、学校ある日が1で、ない日が2になるんですけど、学校に迎えに行ったら自動的に1と表記できる
ようになってほしいです。提供形態で1とか2とかでフラグが立つようにしてくれたら、再度入力する手間が省けるので、そういったことができると、痒いところに手が届いているな!と感じるので、ぜひお願いします(笑)

Les liens八幡西 白川様、
お忙しい中貴重なお時間ありがとうございました。

取材日:2023年11月
Les liens八幡西のHP:https://www.lesliens-inc.com/

■お問い合わせ先はこちら

放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」では、放課後等デイサービスの日々の利用申請や、欠席連絡のシステム化をすることで、施設のスタッフ・職員の業務省力化の実現が可能です。
また、保護者の方は専用のスマホアプリで24時間いつでも連絡することができますので、忙しい保護者の方を大幅にサポート!

また、
「放デイの事務・業務負担を軽減したい!」
「でもどんなシステムが良いかよくわからない・・・」
こうしたお悩みをお抱えの事業者様、必見です!

コノベルでは個別の説明会も行っております。
少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

https://conobell.com/inquiry/