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薬事法を学ぶことで見えてきたもの

薬事法とは、

主に医薬品や化粧品などを取り締まっている法律である。

食品やサプリメントで

「これは効きます」

なんて謳った日には即刻、

薬事法違反になる。

年が明けてすぐくらいに通信講座に申し込み、

「薬事法管理者」の資格取得に向けて

眠い目をこすりながら目下学習中である。


薬事法の知識が付いてくると、

見えてくる世界がある。

それは、

今まで食品を買うときに、

「なんとなく良さそうなもの」という

なんとも頼りない基準で選んでいた。

魅力的なキャッチフレーズを鵜呑みにして、

「こう書いてあるんだからそうに決まってるだろう」と

完全に踊らされていた。

しかし今は、

商品の広告に使われるうたい文句の背景には

厳しい規制があることを知っている。

ひとつひとつの商品は、

消費者が誤解したり、健全な食生活を阻害したりしないように

見張られているのだ。

だから、

「あ、この商品は、法律で禁止されているにも関わらず

こんな表現で広告しているな」

とか、

「おお、ここの商品は、誤解を与えない表現を守っているな」

などが透けて見える。

つまり、

企業の姿勢が見えるのだ。

規制を無視して

利益のためにオーバーな表現をするということは、

不誠実な事である。

そうなると

「そういう会社が出している商品は買うのをやめておこう」と、

物を選ぶ時の選択肢がグッとシンプルになる。

健康に直接かかわる食品は、

信頼できる会社のものを選びたいと誰もが思うはずだ。

少し首を突っ込んだことで、

生活の知恵が身についた。



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