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物は「買う」よりも「処分する」ほうが何倍も大変

「実家はなんでこう、

物に溢れかえってるんだろう……」


そんなことをぼやきながら

実家の片づけをしたのが去年の秋。


先日スマホのアルバムを整理していたら、

当時撮った写真が出てきた。



・市に連絡して粗大ごみとして持って行ってもらう

・リサイクル業者を何店舗もハシゴして買い取ってもらう

・一番大きいサイズのごみ袋に詰めてごみの日に出す(その数なんと60枚!)



その労力たるや、

とんでもなかった。


さらにお金もまあまあ掛かった。



祖父母の家も、物であふれていた。


それが反面教師となったのか、

父は自分の子供たちに、

「床に物を置いてはいけない」

と口酸っぱく言い聞かせてきた。


その影響もあって、

私自身はかなりのミニマリストである。


何か物を買おうとしても、

「捨てるときに大変そう……」

と思うと、躊躇する。


買うと同時に、捨てることを考えてしまうのだ。


なんかこれって、

「出会うたび、さよならすることを考えてしまう……」

なんて歌詞の失恋ソングの世界みたいだ。(笑)



そんな風に私が物を買うときは、

捨てることを前提に考える。


例えば、

棚はバラシて小さく捨てられるもの、

ボックス類は紙の素材で、燃えるゴミで出せるもの、

といった具合に。


極論かもしれないが、

いつかは自分もこの世からさよならする日が来るのだから、

歳を重ねるごとに、

どんどん身軽になっていきたい。


できれば良いものを厳選して、

長く使いたいと思うのだ。





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