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美容師に才能はいらない

美容師に美的センスは要らない。

なぜなら、

美容の感性が特別優れていなくても、

職業として成り立ち、

ごはんを食べていけるからだ。


美的センスが不要だと言っているわけではない。

元々備わっていなくても、

後付けでいくらでも体得できるので、

生まれつきの才能は要らないと

言いたいのである。


もちろん、

美に対するアンテナが鋭いことは、

美容師として仕事をする上でものすごく大事な核になるし、

もともと備わっていれば非常に強い武器になる。


世間で大成している美容師は

間違いなくそれらを備えている。


しかし

ここでいう「美容師」とは、

街角にあるごくごく一般的な美容室で

ふつうに働いている人たちのことを指す。

「美容師」というのは、

「アーティスト」ともいえる職業であるが、


アーティストといえば、

画家やミュージシャン、俳優のように、

実力や才能を認められて売れないと

職業として成立すらしない

シビアな立ち位置である。


「アーティストとしてやっていくために、

下積み時代はアルバイトで生計を立てていた」

なんて苦労話もよく聞く。


しかし、

そんな中で美容師は、

会社員的な側面もあるので、

売れっ子じゃなくても全く食べていけないわけではない。


才能やものすごい売れっ子になれるのは

ほんのひと握りだが、

真面目に勤めていれば

実は普通に食べていくことはできる。


髪形の種類も、

際限なくありそうに見えて、

実はたったの3パターンの組み合わせで

全て成り立っている。


コツコツと練習を積み重ねれば、

不器用な人でもできるようになるのだ。


業界のナンバーワン争いに参加できなくても、

身近な人を幸せにする美容師には、

誰でもなれると思っている。


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