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メニカン活動アーカイブ

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zine[Many Kitchens vol.2] 公開のお知らせ

zine[Many Kitchens vol.2] 公開のお知らせ

メニカンzine企画[Many Kitchens]について[Many Kitchens]とは、zineの作成を通して、建築や都市におけるキッチンの意義や役割を考えるリサーチプロジェクトです。
今年5月に公開したzine第一弾では、メニカンの7人のメンバーが古今東西のキッチンや、キッチンにまつわる書籍、映画、演劇などの事例を10ずつ選び出し、また1200字の論考をそれぞれが執筆しました。

Vol.

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街区の定量化から見た都市の特長の分析|メニカン#05

街区の定量化から見た都市の特長の分析|メニカン#05

レクチャラ:小澤拓夢(@_ojatter)
2018年4月29日18:00~21:00 @ 東京藝術大学上野キャンパス総合工房棟4階FM

メニカン#05は、小澤拓夢による修論発表を囲む会。彼の研究と既往研究を分ける最大のポイントは、街区形状という静的な情報のみを用いた点にある。分析の最初の一手に都市史的なアプローチを一切介入させないことで、逆説的に都市の網羅的な解析が可能になる。そのことの価値を

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zine [Many Kitchens vol.1] 目次公開

zine [Many Kitchens vol.1] 目次公開

先日公開したメニカン初のzine、Many Kitchens vol.1。おかげさまで今日までに、300名を超える方にデータを受け取っていただけました。

家のプリンターやセブンイレブンで製本いただけます。

刊行を記念して行う明日21時からのオンラインイベントに先立ち、zineで取り上げた70の事例と、7つの論考の目次を公開します。どんなキッチンが取り上げられているか、ぜひお確かめください。

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建築小論研究会「内装」|メニカン#04

建築小論研究会「内装」|メニカン#04

日時:2018年4月22日17:00~20:00 @ 東京大学本郷キャンパス工学部1号館3階講評室

選小論リスト(年順)
建築に関する小論を読み込むことを目的とした読書会を、ビブリオバトル形式で行った。テーマは「内装」。各位が持ち寄った小論のリストを以下に示す。

磯崎新「ハンス・ホライン-観念の触手で環境を捕獲する」
磯崎新「ハンス・ホライン-観念の触手で環境を捕獲する」(『建築の解体 196

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ドナルド・ジャッド 建築: 構想・実作・領域|メニカン#03

ドナルド・ジャッド 建築: 構想・実作・領域|メニカン#03

レクチャラ:寺田慎平(@shi1662e)
2018/3/18(sun.) 17:00-20:00@東大講評室

レクチャの前半ではジャッドの実作を紹介し、彼の活動の領域との関係を考察した。後半ではこの領域という概念を拡張し、建築とその周囲にひろがる領域との関係を扱う可能性について議論することを試みた。

ディスカッションでは、ジャッドが提示したさまざまなコンセプト(スペシフィック・オブジェクト/

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類型と変形の複数性について|メニカン#02

類型と変形の複数性について|メニカン#02

レクチャラ:楊 光耀
日時:2018年2月18日18:00~21:00 @ 東京大学工学部1号館2階製図室

メニカン#02では、運営メンバーの楊の卒業論文を元にレクチャーを行い、設計プロセス論の議論が交わされた。

まず、多くの設計の事例から、設計プロセス中で、設計案の選択肢を増やす「複数性」に着目し、建築家がいかなるプロセスで多くの形を生み出すか、を考えた。
その意義には、設計について設計者が

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マリオ・カルポをどう読むか|メニカン#01

マリオ・カルポをどう読むか|メニカン#01

レクチャラー:中村健太郎
日時:2018年2月9日17:00~20:00 @ 東京大学本郷キャンパス工学部1号館3階講評室

コンピュータが建築学と関わりを持ち始めてから、ようやく半世紀ほどの時間が過ぎた。初期の理論的・理念的な探求の時代は終わり、実社会での建設におけるコンピュータの貢献は、CAD等による業務支援のレベルから、図学的に全く新しい形態の実現まで、陰に陽に決定的なものとなったと言えるだ

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