新加入🇪🇸ロカ「僕の夢はたくさんあるけど」

— 以下、翻訳 (インタビュー記事全文)

バイエルン・ミュンヘンに新加入したスペイン人MFのロカ。彼は、ミュンヘンでの生活やこれまでのキャリア、そして強豪バイエルンで勝ち抜くための肉体強化の必要性などについて、bundesliga.comの独占インタビューで語ってくれた。

ドイツ語の勉強について

ロカ：数ヶ月後には自分の考えを話したり、伝えたりできるようになりたいと思っている。チームのミーティングはドイツ語で行われるので、ドイツ語の理解はとても重要だね。

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— Marc Roca Junqué (@marcroca21) October 6, 2020

家族について

ロカ：そうだね、僕にとってとても重要な存在だ。僕たち家族は、恋人と2匹の犬たちがおり、今は居住先を探している。僕たちは全員、ここでの生活に期待を膨らませているよ。

ミュンヘンについて

ロカ：そうだね、幸いなことに、すでに十分な場所を訪れることができたし、イギリス庭園を少し走ったこともあるよ。壮観な景色だね。広い敷地で、犬たちには最高だよ。それに、今はイギリス庭園の近くに住んでいるので、僕たちにとってあそこは最高の場所なんだ。

インスタグラムのフォロワー数の増加について

ロカ：そうそう。僕や他の新加入選手たちも、ここに来てから増えたね！僕たちにたくさんのフォロワーが増えて、素晴らしいことだ。ポジティブなことだよ。

サッカーにおける夢について

ロカ：夢はたくさんあるけど、今は日々のことに集中しているよ。これはとても大事なことだ。将来さらに大きな夢を掴むのに役立つだろうからね。今は向上心を持って、監督やチームメイトから学ぶことに集中している。彼らが最高の選手なのは見てて分かるし、僕はこれから学び成長することにワクワクしているよ。

バイエルンでの歓迎について

ロカ：僕たちは英語で話している。関係者やチームメイトに、とても温かく迎えられ、たくさんのことを教えてもらっているよ。アナリストたちと一緒にビデオワークもしているんだけど、そこでは、僕に何が求められているのかを正確に把握できるほか、多くのことを学べているよ。

ハビ・マルティネスについて

ロカ：もちろん、彼は僕のことをいつもたくさんサポートしてくれている。彼のサポートは、僕にとってとても重要なものだ。彼はこれまでミュンヘンで多くの成功を収め、素晴らしい選手であるとともに、今はチームメイトだからね。彼とロッカールームで一緒になれて、本当にワクワクしているよ。

自身が憧れる選手について

ロカ：多くの選手たちが思い浮かぶね。ハビもその一人だ。かつてここでもプレーしていたシャビ・アロンソの名も、僕は以前挙げていたね。思うに、彼は試合中のあらゆる重要なシーンを制し、僕がいつも見てきた選手と言えるよ。ボールを持った時、そして守備の場面でも、彼はとても完璧で、いつも僕のプレーの基礎になっていた。

チアゴ・アルカンタラについて

ロカ：チアゴは素晴らしい。彼は、僕が大好きな選手だよ。とてもクオリティが高い。ディフェンス面でも素晴らしい選手だね。先日、リバプールの試合を見ていたんだけど、彼のプレーは本当に楽しかった。めちゃくちゃ良い選手だ。

サッカー選手になるまでの道のりについて

ロカ：僕は、故郷の町(バルセロナ県ビラフランカ)でサッカーを始めた。僕には、ペレとエリックという10歳と15歳年上の兄が2人いて、小さい頃からいつも兄たちのプレーを見に行っていた。そして、ハーフタイムになるとピッチに出てはボールで遊んだりしていたよ。その後、大きくなりサッカーも上達した僕は、地元チームでプレーするようになった。後に、神様のお陰でエスパニョールと契約することができたのは、まさに幸運だった。それは12歳の頃の話で、もう人生の半分をエスパニョールで過ごしたことになるね。これにはとても感謝しているよ。そして今、バイエルン・ミュンヘンと契約するチャンスを得たことを誇りに思うし、ここで学び、成長できることをとても楽しみにしている。

自身の兄弟について

ロカ：兄たちとは庭でたくさんサッカーをしたね。ロッカールームを共にしたことはないけど、それでも、僕らはこれまで多くのことを共有してきた。いつも僕のプレーを見に来てくれて、常に僕のことを100%サポートしてくれるんだ。そして、いつも僕を正しい方向へと導き、成長をサポートしてくれる。僕がピッチに立てているのは、兄や両親、そして恋人のガラのおかげだ。こうして、僕らみんなの夢を実現した。そして、これからも更なる成長を続けていくつもりだよ。

バイエルン移籍について家族は

ロカ：ああ、家族はとても喜んでいるよ。家族は僕らがもっと成功したいと思っていることを知っている。大事なのは、進み続けることだ。バイエルンに来たからといって安住するのではなく、ここに来て毎日少しずつ学んでいきたいね。

家族のミュンヘン訪問は

ロカ：母が来た時には、ガールフレンドと一緒に、ミュンヘン市内の中心部やイギリス庭園を何度も訪れたね。外食はあまりせず、住居を探していた。だからその時は観光はあまりできていないよ！僕たちはこの街をとても気に入っている。とても素敵で、かなり歓迎され、ここに来れてとてもハッピーだよ。

サッカー人生で最高の瞬間について

ロカ：神様のお陰で、サッカーのあらゆる経験を少しずつできている。ある2つの瞬間のことを、いつも考えるよ。一つ目は、一昨シーズンの最終節に、エスパニョールがヨーロッパリーグの出場権を獲得した瞬間だ。最終節で僕らに勝利が必要なのはもちろん、他チームの負けも必要という状況だった。EL出場が決まった瞬間には、ファンがピッチに流れ込んだよ。12年か13年振りだったかな、エスパニョールがヨーロッパの舞台に戻って来れたんだから、僕にとって本当に重要な瞬間だった。そして、本当に嬉しかったね。もう一つは、ユーロU-21決勝のドイツ戦で、2-1で勝利したことだ。素晴らしい一年の締めくくりとして、素晴らしい一日になったのを覚えている。

人生の新たな一歩を踏み出したことについて

ロカ：サッカー選手として、そして人として成長すること、新しい言語を学ぶこと、地元から離れて生活すること、安住できる場所から飛び出すこと。こうした新たなステップに、とても興奮しているよ。そして、そう、僕はただ毎日学び、できるだけ多くを向上させ、あらゆる方法でチームメイトの助けとなりたい。自分ができ得る、そして監督が望むような形でね。

これまでのキャリアについて

ロカ：僕のキャリアは、決して楽なものではなかった。若い頃はあまり目立たなかったね。他の選手と同じように、ごく普通の選手の一人に過ぎなかった。でも、ユースチームで少しずつ目立つようになってきて、神様のお陰で19歳でスペイン1部リーグでプレーするようになったんだ。そこから多くの経験をした。多くの出場機会を得たが、時にはベンチでも過ごした。だがそんな時でも、より成長して、そこから全てを学んだ。だから、とても満足しているよ。

ブンデスリーガについて

ロカ：ずっと大好きなリーグだよ。かつてエスパニョールで一緒にプレーした、アーロン・マルティン(マインツ05)、ホルヘ・メレ(1.FCケルン)、ダニ・オルモ(RBライプツィヒ)など、昔のチームメイトがここにいる。だから、彼らとも話したんだ。彼らは皆、このリーグがいかに良いかを教えてくれた。どのチームも試合を支配しようとプレーするリーグで、僕はそれがとても気に入ったんだ。僕が好きなプレースタイルだよ。ブンデスリーガでは、スタジアムはいつも満員だった。コロナの状況が早く改善して、みんながスタジアムで興奮できるよう、日常が戻ることを願っているよ。

バイエルンの第一印象について

ロカ：初めての全体練習で、ちょっとビックリしたよ！ボールの動きが速く、それは良いことだね。きっと僕の成長に大きく役立つはずだと思う。ここにいるみんなはとても屈強だから、僕には少し肉体強化が必要だと感じているよ！でも、そこにたどり着ける自信があるし、それが将来の僕自身のためにもなると思う。

ドイツ伝統の一戦、デア・クラシカーについて

ロカ：歴史的な試合なのは知っているよ。ライバルがたくさんいる中でも、毎シーズン注目が集まる試合の一つだね。僕がそこに参加できる幸運に恵まれるかどうかは、これから分かるだろう。もし出場できれば、夢のようだよ。一番いいのは、ピッチの上でそれを経験することだけど、もし叶わなかった場合には、どこからでもチームメイトをサポートするつもりだ。

趣味の読書について

ロカ：もう少し言葉を学ばないといけないと思い、少し本とは距離を置くことになったけど、寝る前にいつも読書しているのは事実だね。今は、ライン・ガルシア・カルボの『Secretos Revelados』を読んでいるんだけど、これがすごくいいんだ。

今の心境について

ロカ：そうだね、気分はいいし、充実感があるよ。恋人と一緒にいる時間や、トレーニング、そしてドイツ語を学ぶ時間もある。うまく自分でマネージさえすれば、どんな時間だって取れる。

▼元記事
https://www.bundesliga.com/en/bundesliga/news/marc-roca-interview-living-dream-at-bayern-munich-after-tough-career-13327