長年かけて見つけた自分らしい働き方
私はチェンマイで2年暮らした後、今はタイの首都バンコクで生活している。
日本を離れてからオンラインで仕事をすることになり、色んな仕事にチャレンジしてきた。
今回はその中で見つけた自分に合った働き方について書いていく。
日本にいるときは、正社員・フリーター・アルバイト・個人事業主と経験してきた。
特に苦手なのは、制服を来て規則に縛られて毎日同じ場所に出社する、
というスタイル。
次に上下関係や年功序列の激しい社風、人との関わりが多く仕事のできない人をカバーするなどの業務。
これだけでもう私が普通の会社が合ってないことがわかるだろう。
たいてい会社で働いても、納得いかない規則や無駄な慣習に嫌気がさしてしまう。
規模が大きくなるとスピード感が遅くなったり、伝言ゲームのようなかたちでパスを回す仕組みもどうも苦手だ。
チェンマイの暮らしきかっけで始まったオンラインの仕事。
一人で働くわけなので自己管理が重要となるが、他者とのしがらみがほぼ皆無。
ここが私にとって大きなメリットとなった。
さらに、いくつかの仕事をゆっくり増やしていっては定期的に辞めて新しい仕事にチャレンジする。
安定はしておらず、慌ただしくも思えるこの環境が私は楽しいと感じる。
この1年の間でも2つの仕事をやめて、1つはじめてもう1つ増えてと変化している。
短期のお仕事から、長期の仕事、スポット案件をこなしていく。
そこに一期一会があり、新しいスキルを獲得する機会にも恵まれ、自分にとってできるかわからない挑戦をすることもある。
毎日の業務は、朝のメッセージチェックだけはルーティーンだが、それ以外は今日何の業務をするかは自分次第。
休日という概念もこの仕事スタイルから変化していった。
以前は働く日と休む日というのをしっかり分けていた。
むしろ、会社で働くことで分けざる得なかった。
今は毎日働いていて、毎日休んでもいる。
業務の量は様々だけど、働くと休むをその日の雰囲気でミックスしているイメージだ。
新しく人に出会うと「休日はなにされてますか?」の質問にちょっと困ることもある。
休日という日を設けていなく、気ままに休んだり動いているからだ。
でもそれが自分にとってベストと感じる。
まる1日休みで出かけるのこそ、今は少しだるく感じてしまう。
仕事も休みもちょっとずつ進めていくのが私のスタイルなんだな、というのがこの環境になってやっと実感している。
こういう働き方との出会いも、大好きなチェンマイに住みはじめたことがきっかけ。
そしてこういう働き方をすることで、出会える新しい働き方の人たち。
自分が思っていた以上に、選択肢は多いんということも日本を離れたことで常々感じている。
なかなか誰しもが出会えない、仕事の天職というよりは働き方の天職?のようなものに私は出会えたので幸運だと思う。
これからも楽しみながら、自分らしいスタイルで働いていきたい。
ありがとうございます。
2024.8.29 concoji