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ここにいたい、という原動力

最近、仕事をもう辞めようかな。
そう思ったのちに変化した気持ちについて、書いていく。

定期的に仕事を辞めたくなる私。
以前自営業で事務所抱えてやっていたときさえも、辞めたいとなってしまうほど。
飽きっぽいので、これは永遠のループだろう。

1ヶ月前、ほとんど思いつきと勢いで、辞める決意をしてふらふらするため日本へ行こう等というプランを考え進めていった。

そして台湾の友人に最後に会うためにスケジュールはこうしようかな。
などと一人で計画していった。

辞める場合、各クライアントに言ったらそれで終了。非常に簡単だ。

なので、ぎりぎりまで言わない方向で動いていた。
辞めた気分になったら、新しいサービスがしたくなってその計画でしばらく爆走し続けた。

そんなある日。
島でいつものお散歩。

そして、行きつけのカフェへと。
店内のいつもの席に座りホットコーヒーを飲む。

外をふと見ると、テラス席に地元のおじいさんが座っている。
おじいさんは、踏ん反り返ってビーサンを脱いで前の椅子に足を乗っけてリラックス。

今日はぽかぽか温かいから、気持ちいいだろう。

その時、心から声が聞こえた。
"あ〜私、この島にまだいたい"

あ、そうなんだ?

初めて気づいた。

離れると決めて、離れる想定で動き始めてやっと心がついてきたのか。

現実を今受け止めて、やっと時間差で感情が現れたのか?

きっと、ここにしかない景色を見た気がするからなのかも。

普段は、部屋で仕事したりNetflixみたり自炊したり。
この島を堪能してるかと聞かれたら、正直わからない。

しかし、習慣のお散歩で外へ出ると毎回その変にある自然や空の近さ、自由な動物たち、田舎の時間の流れなどに癒やされている。

きっと私は、当たり前のようにある目の前の幸せを、自然と受け止めて意識することはなかったのだ。

結論は、今回の離れたくない気持ちを優先した。

それと同時に、仕事を辞めるのを一旦撤回した。すべてのスケジュールを全撤回した。
仕事に対しても今の問題点に対しての見方を変えて、取り組んでいる。

だって、ここにいたいから仕事は必要。
単純にそれだけのこと。

まだ、何も具体的に薦めてないので問題はなかった。

今回の考えは、とても意味があったと言える。

私の心のなかで起きていた会議だけど、真剣に向き合って一度出した答え。
その答えの影響で、出てきた心の声。

ここまでを自分で知ることができたのは大きい。

私はここにいたいという意思を持って、
また離島暮らしをのびのびとやっていく。

ここを離れざるえない日までか、
ここじゃない場所へ行きたくなった日か

今は知る由もないけど、それでいい。

この島で暮らしたいから、暮らす。




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