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粉茶
2022年2月23日 17:06
昔、たいせつな人からもらった言葉をおもいだしては涙が溢れる。そんな午後に。お昼間からじっくりと湯船に浸かり汗と涙をいっぱい出して、不要なものを洗い流します。あなたはきっとくしゃくしゃのえがおで「元気すぎるくらい元気だよ」と笑うだろう。自分のことは棚に上げてわたしの近況を訪ねるだろう。たいしたこともしていないわたしの毎日をねぎらうだろう。すこしでも曇った顔をしていたなら、あの手この手で
2022年2月23日 16:57
一. ゆらぎ希望の気配を感じるたび小さく絶望を繰り返す。草木もゆる春。生命が うごうご蠢く春。生活の変化の大きい春。春ならば、この肉体も精神も脱ぎ捨て、新しく産まれなおすことができるような錯覚、を覚える。けれど、ここはきのうと地続きのきょう。わたしはどこへ行こうが『わたし』のままである。それ以上でも以下でもない。それは、間違いなく希望です。そして、同時に絶望でもある。
2022年2月2日 23:07
高校2年生の途中から、わたしはほとんど不登校だった。周りに靄がかかり未来が描けない。一度選んだつもりの現実をどうしても受け入れられず、ぴたりと足が動かなくなった。初めは朝起きられず、お腹が痛くなるので体調不良で休んでいるうちに本格的に行けなくなった。どうしようと焦るものの抜け出し方も分からず、ただただ鬱屈した時間だけを消費する毎日。『自分=やるべきことをこなせない堕落した人間』という強烈