ゆーき。

20代、サラリーマン。ベンチャー企業で働いています。仕事に関する記事が多めでしたが、最…

ゆーき。

20代、サラリーマン。ベンチャー企業で働いています。仕事に関する記事が多めでしたが、最近は日々の雑記をきままに投稿。読書|料理|古着|日帰り旅行|字を書くことも好き

最近の記事

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「いい人」と「必要な人」

ぼくはものごころついたときから、ずっとサッカーをしてきました。いまも指導者として高校年代を教えている父の影響です。プロサッカー選手に憧れたとか、サッカーがうまいとモテそうだとか、そういった何かを始める動機が必要になるよりも先に、日常のなかにサッカーが組みこまれていました。 小学生のころは、仲のいい友達がみんな野球をしていたので、自分も少年野球のチームに入りたかったのですが、ついに言い出すことができませんでした。今ではあまり覚えていませんが、「怒られそう」だとか、子どもながら

    • エンジニアの会議から学んだこと。

      久しぶりにビジネス書を読んだ。 エンジニアという職に就いたことはないのだけれど、たまには違う業界の人たちのノウハウに触れてみるのも学びがあるかもしれない、と手が伸びた。 読んでみると、働く環境による常識みたいなものの違いがあっておもしろい。 など。たしかにそっちの方が合理的かもしれないなと感じるところもあるが、一方で、納期が遅れることは仕方ないし顧客もそれを理解している、などは、環境によっては許されないよなと思う部分もあった。 そんな中で、目から鱗だったのは会議につい

      • 母親の誕生日プレゼントを探して。

        母親の誕生日プレゼントを送った。母の誕生日は4日後。よかった、今年はちゃんと間に合いそうだ。 先週、妹がこっちに来ていたときに「お母さん、外行きの服なくて困ってんねん」と言っていた。そんなことを言いながら、ちゃっかり自分の欲しい服もおねだりしてくる彼女はきっと私に似合わず世渡り上手なのだろう。 母親には「ONE fifth」というブランドのウール地のジャケットを選んだ。「MITTAN」のリバーシブルコートと迷ったけれど、予算の都合と今年は少し冒険してみたい気にもなり普段の

        • 人生の暇つぶし。

          「仕事なんて人生の暇つぶしだから。」 最近、立て続けにそんな話を聞いた。そうか、ぼくはいま暇をつぶしているのか。だとすると、その暇をつぶせている仕事の存在にもっと感謝しないといけないな。そんなことを思った。 高専の2年生だったとき、これといった目標がなく、ただ同じような日々を繰り返していた。退屈でしかたなかった。 生きてる意味あんのか? 通学のチャリを漕ぎながら考えていたが、状況はなにも変わらなかった。 暇は、つらい。 でも、仕事もしんどい。このところずいぶんそっち

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        「いい人」と「必要な人」

          神戸の実家から母が来た。

          先週の日曜日、神戸の実家から母が来た。それも日帰りで。東京で一人暮らしをしている私の家には、2日前から妹が泊まりに来ていたのだが、わざわざ片道3時間をかけて迎えにきたのだろうか。たまにこうやって思いつきで行動する母の癖は、私とそっくりだった。 母は家に着くなり「洗面所、もうちょっとキレイにできへんの」と、近ごろ後回しにしてしまっていた水回りを指摘し、歩いて1分のところにあるダイソーで激落ちくんを買ってきた。 私としては、もう少しゆっくりもしてほしかったが、母はいくつになっ

          神戸の実家から母が来た。

          久しぶりにnoteを開く

          久しぶりにnoteを開いた。 更新を停止した人がまた投稿を再開していたり、毎日投稿していた人は変わらず毎日投稿を継続している。 2年前、毎日noteを書いてみるきっかけになったぽんずさんは、短歌の投稿を始めていた。 「最初はへたっぴくらいがちょうど良いでしょと開き直って載せることにします。」「早く上手になりたいので、添削お待ちしてます!!!!」と、自分のつたない部分をさらけ出しながら、貪欲に成長を求める姿勢をみて勇気をもらった。 前に進んでいく人ってこういう人なんだろ

          久しぶりにnoteを開く

          登山口に向かう道のりで

          週末の日曜日、塔ノ岳に登った。 小田急線の秦野駅からバスでヤビツ峠まで行き、山頂を経由して、帰りは大倉のバス停に抜ける鉄板コース。 バスに揺られること50分。ヤビツ峠にはバスの乗客のほかに車や自転車で来ている人もいて、それなりの人数が集まっていた。見たところ30~50代くらいの人が多い。 ヤビツ峠から登山口まではコンクリートの脇道を15分ほど歩く。その途中で、前を歩く男性3人の会話が聞こえてきた。 「今年、中型の免許を取ろうと思ってんだよ。」 「あ、そうなんだ」 「

          登山口に向かう道のりで

          内省すること。

          「内省」ということばを、聞いたことがありますでしょうか。人材育成について学んでいる途中で、このことばに出会った人もいるかもしれません。それから、これと似た語で「反省」ということばがあります。 これらのことばは、「過去の行いを振り返る行為」という点において同じ要素をもっています。そのため、その違いがつかみづらいんですよね。 ぼくなりの理解では、 反省が、自分の誤りを正すために行われる行為で、その実態は、過去の自分の態度や行いと、世間で一般的に常識とされている態度や行いとの

          内省すること。

          「おまけ」って、嬉しいよね。

          去年から、『Aesop』の化粧水を使わせてもらっています。おかげさまで、人生ではじめて、肌がカサつくことなく冬を越せそう。ありがとうございます。 はじめてこういうのを使った身にしては、毎日それなりにちゃんと塗布していていたので、ついにこの前、200mlのビンが空になりました。なんか新しくチャレンジ(?)したものを、全部使い切れたときって「あ、歯磨き粉なくなったわ」とは少し違った、達成感というか感動みたいなものがありますよね。(あれ、ない・・?) それで、無くなった化粧水を

          「おまけ」って、嬉しいよね。

          ぼーっと観葉植物を見ながら、考えていたこと。

          2年前、シェアハウスから一人暮らしに引っ越した際、観葉植物を買いました。パキラとポトス。特にパキラなんかは、見違えるほど背が伸びまして、「ぼくにもこんな成長期があったらよかったのにな」と羨望の眼差しを向けていたところ、「そういえば、なんで観葉植物っていうんだろう」とそんなことに引っかかりまして。 「観葉植物 とは」 Google先生に聞いてみたら、Wikipediaのページが上位に出てきました。そこには『葉の色や形が美しくそれを観賞するために育てられる植物』と書かれてありま

          ぼーっと観葉植物を見ながら、考えていたこと。

          UNIQLOのレジがパワーアップしていたので。

          久しぶりに、UNIQLOへ行った。靴下を買い足したかったので。 無地カラーソックス、4足990円。通称、「ムジソ」。このあと別の用事もあったから、店舗には長居せず、4色を決めるとすぐにレジに向かった。 新宿のUNIQLOはセルフレジに置き換わっていて、お会計は30秒とかからない。昔アルバイトをしていたとき、会計対応の目標時間は1分15秒って言われてたっけ。正確には忘れてしまったけれど、でもまあそれくらいだった気がする。それに比べたら、当時よりもはるかに短い時間で、かつ省ス

          UNIQLOのレジがパワーアップしていたので。

          心境の変化、みたいなもの。

          「組織づくりをするうえで、意識していることは何ですか。」 1ヶ月ほど前だったか、後輩からそんなことを聞かれた。 組織のことはずっと考えているのだけれど、いざそれを聞かれて、端的に回答しないといけないとなると、答えに窮してしまった。結局、「うーん、何だろうね…」と言いながら、過去のnoteを見返して、「昔はこんなことを書いてたねぇ〜」とその場はぐらかせた。 少し前は、こういう問いに対して、バシッとした答えを考えるのが好きだった。同じように聞くのも好きだったかもしれない。「

          心境の変化、みたいなもの。

          ルポルタージュを、読むようになって。

          元から本が好きで、これまでも毎月5-6冊くらいは読んでいました。平成30年に行われた文化庁の調査では、本を月に5冊以上読むと回答した人の割合が6.4%だったらしい。それを考えると、ぼくは「まあまあ読書家」の部類みたいです。 特に今年は「年間で200冊の本を読もう」と決めてしまったものだから、いつもよりさらに読書をしている時間が増えました。なかでも、最近よく読むようになったのが、ルポルタージュなどの調査文学とか記録文学というジャンルです。それらの本は、たくさんの取材を敢行し、

          ルポルタージュを、読むようになって。

          時代は、ゆりもどす。

          時代は、ゆりもどす。 なんだか、名言ふうになってしまいましたね。ぼくがはじめて、このことばを覚えたのは、社会人1年目のたしか秋ごろだったと思います。西暦でいうと、2018年。当時からデジタル広告の領域に身を置いていたのですが、そのころのデジタル広告業界は、ちょうど「ゆりもどし」の転換期にありました。 そのことを理解するために、少しだけ広告の歴史についてお話をさせてください。日本の広告は、江戸時代にその起源があると言われています。そのはしりにあたるのが、軒先にかけられた看板

          時代は、ゆりもどす。

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          「≠」#5

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          読書記録 #11-#20

          #11 「世界で勝てない日本企業 壊れた同盟」カルロス・ゴーン事件。 2018年11月。破産寸前だった日産をV字回復させた立役者が、金融商品取引法違反の容疑で逮捕された。当日の逮捕劇の様子、レバノンへの逃走の裏側にとどまらず、民間企業と政治との癒着など「世界で勝てない日本企業」の本質に迫ったルポルタージュ。 #12 「インターネット的」糸井重里さんが、2001年に上梓した新書「インターネット的」。それが、発刊から十年を経て、「まるで、予言の書!」と再評価の声が高まる。これを

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