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「しんどい」からのリカバリー論。

何か書こうかと開いては閉じて、開いては閉じて。そんなことを繰り返しているあいだに、気づけばもう来週から4月らしい。そんなばかな。「やばい、このままではとうぶん書けそうにない!」ということで、後輩ちゃんに相談。

「なんかオレに聞きたいことない?」

なんとも情けない相談である。にもかかわらず、ソッコーで「これがいいです!」とお題をくれる超優秀な後輩ちゃん。大感謝。

質問:しんどいと思ったときにどうやってリカバリーしていますか?

さてさて。

しんどいときねぇ。ありますよー、いっぱい。

特に、年明けからはグロービス経営大学院のM&A講座を受けてるんだけど、これがまあしんどい。毎週土曜の朝に3時間の授業があって、その前後に5時間くらいの予復習。夏休みの宿題よろしく、常に追い込み型のわたしが予習課題に取り組むのは金曜の日付が変わるころ。とうぜん飲みにも行けない。まったく華金とはなんだったのか。

グロービスが始まって1か月がたったころ、これまで通りの私生活では体調がもたなそうであることを察したわたしは、ついに、かねてより熟慮していた禁酒と寝具への課金を敢行することに。これで、家計的にも体調的にもプラマイゼロ。仕事のスキルがプラスになっていることを心より願い、暗闇のなかおてんとさまにむかって合掌!

それで、わたしが「しんどいなー」と思ったときにしていることといったら、なんでしょうね。

まずは「あ、今日のオレ疲れてるなー」とまず認識することかな。身体が無言で告げてくる『いつもよりも疲れてると思うぞ…』という信号をとりあえずキャッチしてあげること。その信号もだいたい決まってる。18時くらいで集中が途切れる、目がかすむ、つまらないオヤジギャグしか思いつかない、など。

このあたりの症状が出てきたら、「今日のオレ疲れてるなー」のサイン。あるいは、最近いつもよりも頑張ってたかも?のサイン。だから、このまま頑張るよりも一旦回復に専念したほうが効率がいいぞ、のサイン。

それをまずは受け止めてあげること。これが「しんどいなー」から回復するための第一歩だね。このサインに気づいている人はけっこういると思うんだけど、しっかりキャッチできている人は案外少ない。かもしれない。

後輩ちゃん曰く「しんどいとき、それでもどうやって頑張るか?しか考えてなかったです」とのこと。え、まじで。衝撃。でも、よく考えてみると部活でサッカーしてるときはそういう感覚のほうが近かったかも、とか思ったり。だから、「疲れてるぞー」のサインボールが転がってきてもトンネルしてスルーしちゃってる人がそこそこいたりするのでは?と(サッカーか野球かどっちかにしろ)。

仕事は60歳だか70歳だかまで続く持久走。定期的にそれっぽい中間ゴールはあるけれど、おそらく人生で一番長い持久走。あ、生命のほうが長いか。ま、いいわ。とにかくまあまあ長い持久走なんで、「頑張る!」の一辺倒だとさすがに息がもたない。だから、回復もめっちゃ大事。

ちなみに、回復手法には大きく分けて2種類ある。いつでもそこそこのHPを回復させてくれるやつと、たまにしかできないけどうまく決まれば効果ばつぐんのやつ。ホイミとザオラルみたいな(余計わからん)。

それで回復が上手な人はこれをうまく使い分けながら、回復手法を多くもつことと1回あたりの回復量をどうやって高めるかってことに意識を向けている。つまり、ホイミをいかにベホイミにするか、ザオラルをいかにザオリクにするかってことを日々考えているってこと(だから余計わからん)。

ホイミをベホイミにするのは、例えば、いいふとんに変えるとか、朝7:00までに日光を浴びてまだ澄んでいる朝の空気をめいっぱい吸い込むとか、無心でチーズケーキ焼き会社で配りチヤホヤされるとかそういう話。

ザオラルをザオリクにするのは、予定を決めずに旅に出るとか、予定を告げずに帰省するとか、予約せずにマッサージに行くとかそういう話(予約はしましょう)。

そうやって自分なりのホイミを探しながら、ホイミをベホイミにする研究と投資も定期的におこなうというのが、わたしなりの「しんどいなー」からのリカバリー論。

ちなみに、上手く回復する術を覚えると「しんどいときはさっさと休んで、回復した状態で続きの仕事をやったほうが生産性が高い」と自然に感じられると思うので、ベホマズン習得を目指して一緒に精進していければと思います。

なお、仕事においては頑張りどころと休みどころの見極めも重要。そのため、「しんどいなー」を一緒に受け止めてくれる上司や先輩を探しておくことも有効ですね。そういう人がたくさんいる職場にしていきたいと思います。

(ここまで書いて、リカバリー術ではなくリカバリー論になってしまったことに気がつきつつも、グロービスの課題やんなきゃなので、今日はこの辺で。。)

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