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【運営メンバー紹介】 2023 夏のミドルコース「私のちいさな問いから社会が変わる -食からはじまる-」

こんにちは、Compathの運営チームです。

北海道の東川町も、今年は暑い… とはいえ、ここの夏はとっても短いんです。お盆が明ければ、気温は一気に下がり、さわやかな秋がやってきます。

そんな秋(9月)、Compathでは、4週間のミドルコースを企画中。

「このまま就活して/社会に出て大丈夫かな、自分と社会をじっくりと見つめる時間が欲しい」
「ちょうど退職したばかり。これからのことをじっくり考えたい
「元々フォルケホイスコーレや北欧に興味があったけれど、言語が壁… 日本で現地の学びを体感したい」

さまざまな想いを持って、ひとり、またひとりと、全国から仲間が集まってきています。このnoteでは、ミドルコースを運営 & 一緒に4週間を過ごすメンバーについて、紹介していきます。

今回のコーステーマは「私のちいさな問いから社会が変わる -"食"からはじまる-」。"食"の要素を加えた背景や、メンバーそれぞれの雰囲気を感じてみてください。

遠又香(かおる)

チームの中では、余白とそよかぜ担当。自分も他者のサステナビリティも大切にする、かおるちゃんがミドルコース全体を設計しています。

  • コース内の役割

    • コースの全体設計

    • Experienceの授業のコーディネート

    • 温泉ラバー。温泉に行きたくなったら、連れて行ってくれるかも?

  • コースへの想い

食というテーマを聞いたとき、どんなことを妄想しますか?

誰かとご飯を食べるシーン、スーパーで買い物をするシーン、野菜を愛でているシーン、田んぼの美しさに惚れ惚れするシーン。人によってきっと様々。

今回、「食」をテーマにしたのは誰にとっても生きる上で欠かせない営みで、身近なテーマだと思ったから。

Compathは"専門学校"ではないので、食についてめっちゃ詳しくなります!というよりは「食」という「生きる」に近いものを触媒に、自分のこと、他者のこと、そして、社会について、じっくり色んなことを考える1ヶ月になればいいな、と思い、今回のテーマを設定しました。

なので、自分の人生についてゆっくり考えたい人も、とにかく社会との関わり方を模索したい人も、ただぼーっとしたい人も、みんなウェルカムです。

あとは、その瞬間を楽しめれば、きっと新しい世界が広がるはず。

安井早紀(さきちゃん)

誰もが認める、問いと妄想担当。学び・フォルケをこよなく愛する、さきちゃんです。問いが浮かんだら、さきちゃんのもとへGO!

  • コース内での担当

    • DialogueとReflectionの授業

    • 問いの探究 サポート隊長

  • コースへの想い

Compathでは「私のちいさな問いから社会が変わる」という言葉を中心にしながら、学校づくりも授業づくりも行なっています。

私の授業では、ひとりひとりが歩んできた物語を場に置いて、語り合い、聴き合うところからはじめたいと思います。 なぜここにきたのか。どんな生き方をしてきたのか。世界へのどんな願いがあるのか。 普段は見過ごしてしまうちいさな問いを、あえて立ち止まって考えてみる時間を大事にしたい。

対話の触媒として今回のテーマは「食」。面白いですよね。 誰もが関係あって、価値観が染み出しちゃって、でも意外と日常でスルーすることもできちゃう。 何よりみんなで食卓を囲んでご飯を食べる時間って、世界共通で楽しくて愛おしい。
収穫の季節の東川町で、人に会って、学んで、作って、食べて、遊んで、休んで、 個人の価値観から、じわじわと広がり、どういう社会をつくりたいかまで、 じっくり対話をしていく一ヶ月になると思います。

はじまってからは、実は、私も何が起こるかわかっていません。 School for Life Compathは、来る人によって折り重なる色が変わる"未完成の学校"です。

個性を受け止める器は作って、待ってます!

中村 優佑(ゆっけ)

photo by 清水エリさん

Compathの校舎やガーデンづくりを推進。ものづくり、育てることの天才。ゆっけと一緒に手を動かし、汗水を流しながら、じっくり自分と社会を見つめていきましょう。

  • コースでの担当

    • Experienceの授業

    • 安定の土壌づくり、不調を感じた時のケア担当。

  • コースへの想い

夏の1ヶ月間を、日常の慌しさから離れて、北海道の自然の中で過ごす。

朝起きたら涼しい森の木陰を散歩し、一杯のコーヒーとともに本を読んだり、ちょっと日記を書いて1日が始まる。 晴れた日は夕方畑に出て、その日の夜と翌朝のご飯になるトマトや豆を摘む。

自分の暮らしのこと、生き方のこと、仕事のこと、社会のことは、この町では地続きでつながっている。 土に触れ、土地に根を張るようにして暮らす東川の人と言葉を交わし時に共にはたらきながら、自分の暮らしや家族、社会のこれからに目を向ける。 そんな時間を一緒に作れたらと思います。

東川で、お待ちしています。

菊池 佳(けいさん) 

photo by 清水エリさん

他のCompathコースではおなじみ。お隣 旭川市に住み、世界各地をフィールドに活動してきた経験を持つ、サステナブルデザイン・プロデューサーの佳さんが、今回はコース全体の企画メンバーにも入っています。

コースでの担当

  • Actionの授業

  • それって本当にそうなんだっけ?と本質をともに探る担当

  • コースへの想い

8年前は手のひらにおさまるくらいになった娘も、すらっと大きくなました。ふと、この大きくなっているところはどこからきたんだろう、と思うことがあります。

「You are what you eat」 日本語にすると「あなたは、あなたの食べたものでできている。

大雪山の清らかな水や、大海原を泳ぐ魚、お米や野菜を育ててくれる土や農家の方々。たくさんの何かを受け取って、元気に育ってくれています。 ただ、慌ただしい日々の中では、丁寧な食事はあまりできていないですし、孤食や、気候変動、食料自給率などの課題にちゃんと思いを馳せる機会はなかなか取れていません。

人生で行き詰まったり、ふと立ち止まる中で、この1ヶ月で、みなさんと純粋に食を楽しんだり、暮らしや社会の中でどんなことができるのか考えられたら嬉しいなと思っています。

余談)食をテーマにするまでには、時間がかかりました…

実は、このミドルコース、みなさんにコースを公開してから、コースの内容をがらりと変えているんです。。

1ヶ月以上のコースを開催するのは、Compathとして、5回目。コースの内容をより豊かにするために、過去4回のコース卒業生に、改めて声を聴いたり、コース後にもらったアンケートを読み込みながら、どんな要素があれば、自分と社会に対する探究が深まるのか? 考え、対話をし続けてきました。

テーマ決めのボードをはみ出す、アイディア・言葉たち

長い対話の末、行き着いたのが "食" を起点にすること。"食" に焦点を当てることで、自分や社会への探究がより鋭く、深く、幅広くなれば、と願いを込めて、テーマに掲げています。

最後に…

運営メンバーの雰囲気、テーマの背景… 伝わったでしょうか?

もしこのメンバーと一緒に、自分や社会をじっくり見てみたい、ミドルコースに参加してみたい、と思ってくださった方がいたら、ぜひご一報を。

▼ コースの詳細も、覗いてみてください

「お金がない」「時間がない」など「参加が難しそうだけど、興味あるなぁ」というみなさんも、どんな想いで興味を持ってくださっているのか知りたいので、よかったら、このnoteにコメント もしくは オンライン説明会 や 運営メンバーとじっくりお話しできる 個別相談会 にお申込ください。

まだまだ、Compathのような学びは、日本社会では、メジャーではない選択肢。私たちは、興味を持ってくださるみなさんの声が学びとなり、コースを企画できています。コース参加に至らずとも、ぜひお話させてもらえたら、とても嬉しいです。


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