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拝啓、悩める学生のあなたへ。 Compathからの招待状

こんにちは、学生余白研究室です。

学生余白研究室は学生にも余白を、
そしてCompathを広めるために始まりました。

大人の学び舎”Compath”

「実はよく知らないかも...」
「コースに参加してみたいけどよくわからない...」
そんな学生のあなたに、今回は過去にコースに参加したまっすーが
Compathを紹介します。


そもそもCompathって。

学生余白研究室では、これまであまり深く触れられてこなかったかもしれません。ゆるっとそもそもの部分をお伝えします。

Compathはデンマークの”フォルケホイスコーレ”に
一目惚れした共同代表の遠又香さんと安井早紀さんが設立しました。

”フォルケホイスコーレ”はデンマーク発祥の教育機関で、
「人生の学校」と呼ばれています。
入学試験はなく、寮制で、17歳半以上なら誰でも通えます。
期間は半年から1年程が多いですが、もっと短いコースや
フォルケホイスコーレをはしごする人もいます。
環境やアートなどテーマがある学校もありますが、
どの学校も民主主義がベースにあります。
共通の目的は「ちょっと立ち止まって人生について考えたい」

そんなフォルケホイスコーレに感銘を受け、日本に社会から少し離れて
自分のために待つ時間を取れる余白の場(大人の学校)を作りたいとCompathがスタートしました。

そんなCompathでは、コースが開講されたり、校舎を作ったり、文通をしたりしています。

どんなコースがあるの。

年度によって変わることもありますが、Compathでは

・ワーケーションコース
・ミドルコース
・ロングコース

の3つのコースが開講されています。
一つ一つチェックしてみましょう。

ワーケーションコース

その名の通り、働きながらでも参加できるコースです。期間は約1週間。
1番短いコースで、私も2021年8月のワーケーションコースに参加しました。

“Exploring nature” ”Sense of Wonder”、現在も参加者募集中の”2023年を綴じて、紡ぐ”などのテーマがありますが、根底の”余白”はどのテーマでも変わりません。

みんなで語らう時間も憩いのひととき

このコースは土日にみんなで一緒に受ける授業がありますが、
平日は個々の自由な時間が多いです。

平日の過ごし方はまちまち。私の時は、リモートワークをする方が
3,4割ぐらい、お仕事はおやすみしてリフレッシュ中の方が3,4割ぐらい、
学生が1割ぐらいでした。
図書館でゆっくり本を読んだり、町をぶらぶらしたり、
山に登りに行ったり、カフェ巡りをしてみたり。本当にいろいろです。

平日でも、朝にみんなで顔を合わせてチェックインをしたり、
夜に1日の振り返りをしたりします。
また、選択授業が平日の昼間の時間や夜の時間に開講されます。

serendipityは、「偶然の、素敵な出会い」

休日は森や川でワークショップなど、コースに参加中のみんなと一緒に過ごします。私は夏の”Sense of Wonder”に参加しましたが、裸足で浜を歩いたり、森に落ちているものを使って名刺を作ったり、川でゆっくり時間を過ごしたり、木を探してみたり。自然の中で過ごす贅沢な時間でした。1番参加のハードルが低いコースだと思います。ちょっとでもCompathのコース参加してみたいと思ったあなたにぜひ。

ミドルコース

4週間の少し長めのコースです。1年に1,2回、開講しています。

コース中は4つのプログラムの授業と余白の時間があります。
例えば、2022年夏のミドルコースでは
”Connecting with myself”
“Community Lab”
“Sustainability Lab”
“Let’s Play!”
の4つのプログラムがありました。

週に4~5日は授業があり、2日程授業がない日があります。
授業がないときは、ワーケーションコースと同じように、
町を歩いてみたり、図書館で読書してみたり、自然を体感しに行ったり。
こちらもあなたなりの”余白”の時間を過ごすことができます。

参加者の様子


こちらのコースは、キャリアブレイク中で休職中の方や、
フリーランスの方、そして学生の方が参加しています。

学校が長期休みのタイミング、たまたま休学中でスケジュールに空きがすっぽりできてしまったあなたにおすすめです。

ロングコース

今年度は開講していませんが、ロングコースも存在しています。

期間は2~3ヶ月。開講する年によっても変化します。
(Compathも試行錯誤中!)

ロングコースでも、ミドルコースと同じ様に、5つのプログラムと
余白の時間が用意されています。

コースのプログラムでは、ロングということを生かし、3ヶ月かけて作品を作ったり、多様な参加者ともっともっと深い対話をしたり。

日中の過ごし方はミドルコースと似ています。授業を受けながらも、授業が休みの日には自由に余白を過ごします。

こちらのコースは2~3ヶ月中と長いため、就職までのギャップ期間中の方、休学してみたはいいけど何をやるかまだ定まってない方におすすめです。

学校を出て長く続く社会の前に、そのいく先を決める前に、ゆっくりと自分と向き合う時間を取ることができます。

学生にとってCompathの魅力とは。

3つのコースで共通するCompathの魅力を私の視点でお届けします。
たくさんあるCompathの魅力をギュッとまとめるとふたつ。

一つ目、余白の時間や対話で自分や社会と向き合えること

普段の学生生活、人生の夏休みというには日々忙しく過ごしている人が多いのではないでしょうか。そんな学生生活の中で、ほっと息をつけたような余白の時間がCompathで過ごす時間でした。

日々、もやもやしていた自分や社会の悩みとゆっくり向き合う時間。
その時間はすぐに答えが出るわけもなく、少し苦しい時もありますが、
向き合うからこそ見えてくる自分や社会がそこにはあります。

就活のタイミングで進路に悩んでいるあなた、
大学卒業を控えていて学生生活を振り返りたいあなた、

Compathでゆっくり考えてみませんか。

二つ目、歳も出身も違うバラバラな参加者と過ごす時間

それぞれバラバラな参加者。
私たちみたいな学生から、社会に出て数年のお姉さんお兄さん、
ベテラン選手のおじさまおばさま。
普段だったら出会わないそんな大人のみんなと、
じっくり対話したり、料理をしたり、ご飯を食べたり。

一緒に過ごす時間の中で、進路の相談に乗ってもらったこともあるし、
逆に大人も私たち学生と変わらないんだと気づくこともありました。

今でも、同期の参加者は私が安心して話せる大事な存在です。
同年代とのお喋りももちろん楽しいけど、一歩飛び出して、
まだ見ぬ先輩と一緒に時間を過ごしてみませんか。

学生のあなたが少し立ち止まってみたいと思った時に、
ちょっとゆっくり自分と向き合いたい時に、
将来に行き詰まった時に、
Compathのことをちらっと思い出してみてください。

Compathはいつでも両手を広げて待っています。

文責:まっすー


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