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2021年2月の記事一覧
ことのはいけばな 第3候「魚上氷(うおこおりをいずる)」
花を活けるように、言葉を三十一文字の器にのせて活ける。
はなとことばを立てて相互記譜。七十二候のことのはとはなの旅のはじまり。
旧暦新年となった。旧暦の大晦日に当たる日に氏神様の天井絵をじっくり見させてもらった。凡そ100年前、遷座200年を記念して天井に描かれたという。川合玉堂の弟子の長華崖という画家による。氏子さんでもあったそうなので、ご近所さんだ。
コロナにより衛生的に手水が使えないとさ
ことのはいけばな 第2候「黄鴬睍睆(うぐいすなく)」
花を活けるように、言葉を三十一文字の器にのせて活ける。
はなとことばを立てて相互記譜。七十二候の「ことのはとはなの旅」。
令和三年 第2候「黄鴬睍睆(うぐいすなく)」
◉花材…土佐水木、朴判椿、黒目柳、ゆふかり
1 鶯の初鳴き前にこぼれしは背黄青インコ花土佐美豆木
2 春まだき空に震える黄緑の小さな鈴を土佐水木といふ
3 冬灼けのかほる丸葉のゆふかりの春の枝末(ほぬれ)と馴染みたる