古代緑地 Ancient Green Land
ひとまわり違いの弟を持ったせいもあり もともと絵本好きで高校生の頃は絵本作家になりたかったのを 思い出しています 児童書の卸をしている書店が高校のすぐそばにあって よくそこに入り浸っていました コロナ騒動が始まる少し前 なんとなく3月くらいから キャラクターが色々生まれてきたので 設定を考え お話を添えたりひいたりしているうちに のめり込み ひとまず5つの小さな物語が 生まれてきました 季節が巡ってくる不思議 ささやかで 目に見えない 遠くで いつも 無数の不思議が生起し 世界が回って 出会いと別れを繰り返し 流転し ちっぽけな存在だけど いのちは 星のように瞬き 花のように華やかに 輝く
内なる 古き緑の大地へ まずは北の森のお話から4つの物語を順番に公開します ひたすら旅立ちだけの物語です 花を切って活けると言うことを続けてきているから 生まれてきた物語かもしれないと 思っています