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コモンズプロジェクトのビジョンを策定しました

コモンズプロジェクトの岡本克彦(オカポン)です。

コミュニティ運営のノウハウをコモンズ(共有財)にすることを目指した第1期コモンズプロジェクトがスタートし、第2回ミーティングではビジョンを検討しました。

ビジョン検討会のサマリー

そして、第2回ミーティングの振り返り会を通じてビジョンに対する思いをさらに共有できました。

コミュニティ運営に必死過ぎて小さな成功体験を積み上げているはずなのに残せていない。輝かしい成功体験も大切だけど、失敗がプラスに転じた小さな成功体験をノウハウとして言語化・共有化したい。

第2回ミーティングの振り返り座談会


コモンズプロジェクトのビジョン・ミッション・バリュー

ビジョン検討で対話した一人ひとりの言葉を紡ぎ合わせてコモンズプロジェクトのビジョン、ミッション、バリューを策定したのでご紹介します。

現状、コミュニティに関わりながらも悩み(や知見)を一人で抱えて孤独になる場合がある中、コモンズプロジェクトではコミュニティに関わる全ての人が悩みやノウハウを分かち合うことでコミュニティの個別価値・全体価値が向上することを目指します。

VISION(目標/展望)

コミュニティ運営に関わる全ての人の孤独を解消して自コミュニティ肯定感に満ち溢れた共生社会の実現。

MISSION(使命)

コミュニティ運営の悩みや暗黙知を共有して、コミュニティに関わる全ての人の心理的安全性を確保する。

VALUES(価値観/提供価値)

コミュニティに関わる全ての人に以下の価値を提供します。

  • コミュニティ運営の悩み(しくじり)を語り合って分かち合う場を提供し、心理的負担を軽減します。

  • コミュニティ運営の悩み(しくじり)を共体験・追体験する機会を提供して解決策を共創します。

  • コミュニティ運営の悩みや解決策を言語化・可視化して共有知にすることでコミュニティの全体価値を向上します。

コモンズプロジェクトのビジョン・ミッション・バリューの関係性
コモンズプロジェクトのビジョン・ミッション・バリュー


コミュニティ運営とは・・・

大切なのは「コミュニティ運営」の対象者。代表や事務局が推進するものと思いがちですが、コミュニティは全ての参加者で作り上げるものなので、コミュニティ運営者には参加者も含まれます。
△ 代表や事務局が推進する
○ すべての参加者で作り上げる

第2回ミーティングでCRファクトリー 呉さんがサッカーを例にして語ってくれたコミュニティへの関わり方、そのものです。

多様な関わり方のデザイン(CRファクトリー 呉哲煥さん)

ボランタリー組織の難しさは関わる人たちの「温度差」「多様性」「流動性」。コミットメントや関わる時間の強さでリーダーを固定化するのではなく、また、コミュニティに関わる人たちも「主客融合」「主客交代」することでサービスの提供者・受益者で分断されないことが大切。
そのためには舞台をつくり、役割と出番をコーディネイトすることで人を活かしていく。画一的でなく、関わり方のグラデーションを設計することが大切で、サッカーに例えるならば、フィールドで活躍する選手、ベンチで控える選手、観客席から応援する選手、それぞれの役割に応じた舞台を準備する。

第1期コモンズプロジェクト第2回ミーティング①コミュニティマネジメントの教科書


今後のコモンズプロジェクト

隔月で開催している第1期コモンズプロジェクト。次回は「しくじり共有のプレイベント」です。5月31日(火)20:00-22:00の開催。ご興味のある方はご参加ください。お待ちしています!

2022年
【済】1月 キックオフ
【済】3月 ビジョンと年間計画の立案
【 】5月 しくじり共有のプレイベント
【 】7月 多くの参加者を募って「しくじり共有大会」開催
【 】9月 しくじり(問題)の解決策を他者目線で考える
【 】11月 しくじり(問題)と解決策を川柳やボードゲームなどで表現する
2023年
【 】1月 全体共有

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