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自然(じねん)と自然(しぜん)について

「じねん」って言葉は、仏教用語。古来日本にあった言葉。

人間も含めて、山や川、草、木、動物など、あるがままの状態。人間も含めて、ありのままに成り立っているもの森羅万象全てということになります。

「しぜん」は、西洋から入ってきた Nature(ネイチャー)を訳すのに使われました。 しぜんは、人間以外のものであり、人間がコントロールするべきもの。つまり人間は対立軸にあって、動植物だけでなく、山、川、気象までも制御できる対象となります。

つまり読み方が違うと捉え方が違う。

しぜん界をコントロールしようとすればするほどコントロールできなくなる。これは震災や異常気象にも現れているのではないでしょうか?

そうなったことを受け入れる。そして現象とともに生きる。自然(じねん)のほうが長続きするのではないでしょうか?つまり 状況を許してありのままに、受け入れる。それがじねんだと。

そう、すべてを人間がコントロールしようとしてきた時代は、まだ数百年

その前の世界は、人類が生まれて何万年と続いてきたのです。

で、経営も一緒で、今までは、社長や経営者が従業員をコントロールするという経営が主でした。それが限界に来ているのではないかということで、自然(じねん)経営というかたち、みんながありのままに仕事をして、その上で経営が成り立っている。そのほうが長続きするのでは?ということです。

社員を働かせて、命令して、いう事聞かせて、それが良いとされた時代もありました。しかし、今の流れとしては、管理・制御でコントロールできる時代ではなくなったのだと思います。

だからうちの会社イーハイブも、手放す経営がしたいと考えています。

最後に、これは他のところで、聞いたことですが、

明治期に日本が欧米の発達した文明(蒸気機関車や工業化)を取り入れた。文明だけ取り入れればよかったのに、文化も取り入れた。文化は、日本のほうが発達していたのに、欧米の文化と置き換えてしまったのです。文化と文明の違いも面白いですよね。

あるがままに生きる。じねんに生きる。そうしたほうが生きるのが楽な気がしますし、幸せに近いと思います。

ここにも出てきた モンテッソーリ教育。じねんな教育ですねw

#自然 #じねん #しぜん #経営 #コントロール #西洋 #東洋 #日本 #モンテッソーリ #教育 #征服 #管理 #文明 #文化

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平井 良明
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