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超ドタバタ出国【他山の石メモ】

¡Hola!  maiです。

今日は私の留学決定から出国までの過程を日記のように思い起こしながら書き残していこうと思います。

タイトルにも書いたのですが、本当に長期留学に行く準備とは思えないほどバタバタで、ほとんど「飛び出してきた」くらいの感じでした(笑)
コロナ禍の留学準備をされている方にも少し参考になれば、というかむしろこうならないようにね、というポイントも後半に押さえつつお話します。


①留学許可

前のnoteにも書きましたが、コロナ禍に加えてギリギリまで留学センターと格闘していたのもあり、渡航での留学許可が大学から降りたのは渡航予定日のほぼ1か月前でした。その短期間で全ての準備を終わらせ、心も留学モードに切り替えるのがかなりしんどかったなと思い返しています。
そもそも行けるかすらわからないような状況だったので、留学許可が下りる前の時期は自覚が芽生えないままなんとなく過ごしてしまい、後で自分の準備の甘さを思い知ることになります(涙)

まず、パスポート。
1年の冬にスペイン渡航してから引き出しの奥で眠っていたのを引っ張り出して気づきます。まって、今年で切れるやんけ。
急いで申請しに行きましたが春に済ませた大学の出願も全部古いパスポートの番号だったので、留学先大学に書類諸々書き直してもらう羽目に...メールを送っても返信が無いのは通常運転くらいのスタンスで捉えてないとかなり焦ります(笑) まあでもスペイン語で何度もしつこくメールを書いたのも、練習になってよかったかなと。

渡航許可が下りたらすぐにビザを申請できるよう、前もって渡航日の分かる航空券だけは押さえていました。
航空券は確かにネットで取っても問題ないしその方が手数料がかからずお得なのですが、今回はキャンセルの可能性もあったので旅行会社を介して予約しました。それぞれの航空会社のキャンセルポリシー、トランジットの諸々や荷物に関する情報など自分で調べる余裕がその時無かったのでありがたかったのに加え、到着時間などの調整や保険を含め詳しいアドバイスも貰えたので利用してよかったと思っています。


②ビザ申請

さて実際渡航許可が下りてビザ申請に行くことになりました。
申請で私が準備した書類は以下のとおり。(詳しくは公式へ)

・査証申請書(ホームページから入手)
・顔写真
パスポート
・滞在目的を証明する書類(スペインの大学の入学許可証)
海外旅行保険(大学指定の保険に加入)
経済能力の証明(親の直近3か月の給与明細+戸籍謄本)
・渡航予定日が確認できる航空券の予約確認書
無犯罪証明(スペイン語版も忘れずに申請)
健康診断書

すぐ準備できる書類もあるのですが、太字は私が直前までバタついた原因の書類たちです(泣)

いかに準備が甘かったか、ここから今日の本題をお話しします。

まず、ビザの申請は出国日の1か月以上前に済ませておくくらいの余裕を持つべきなのですが、新しいパスポートの番号がわからない限りそもそも書類の申請ができず。なんでもっと早く有効期限を確認しておかなかったのかと泣きそうになりました。渡航日が9月の初めだったので7月中には申請したかったのですが、ここからさらに躓きまくります。

・海外旅行保険
大学指定の保険に加入するのですが、オンラインで実施される加入説明会の日程案内を見落として通常のタイミングで申請できず(笑) 大学の専門窓口に行って申請したのですが受け取りには時間がかかり、結局8月頭に。

・経済能力証明
親の給与明細に加え戸籍謄本が必要なことに後から気づいたのですが、本籍地が在住地でなかったため即時発行できず。父親にお願いしたのですが、発効まで1週間以上かかりました。

・無犯罪証明書
住民票以外に新しいパスポートとその番号が入った入学許可証が必要ですぐ申請できず。2週間後に受け取りになるのでかなり時間がかかるなあと思いました。(余談:書類をもって警視庁まで直接申請しに行くのですが、入るのも指紋を取られるのもなんだか悪いことしたみたいでずっとソワソワ。ちょっと楽しかった)

・健康診断書

これは一番焦ったかも。病院に行って指定の診断書を書いてもらうものです。どうやら専門の所があるらしいとは聞いていたのですが、予約もいっぱいだし都心ばっかりでコロナ怖いしわざわざ行くのもな、と思って家の近くで済まそうとしたのが間違いでした。色んな病院に電話をしたのですが「やった事ないからわかりません」「うちではそういうのやってません」と断られまくりました。
やっと受け付けてくれる病院があったのですが予約は1週間後。当日、「特に検査もせず問診だけで書いてもらえさえすればいい書類なのですが」と言うと「そんな無責任なことできません、血液検査して1週間後の結果をみてサインします」と言われ、じゃあいいですなんて引き下がるわけにもいかず。言われるがまま血を抜かれ検査費用1万3000円(保険効きません)取られ、しかもまた1週間待たされるとは...。結果超健康なことが分かったので良かったのですが、本当に専門にお願いすればよかったと大後悔。結果受け取ったのが出国3週間前でした。

そんなこんなで躓きまくったビザ申請、自分の不注意と知識の無さのせいで出国日をずらさなければならないかもしれない可能性もありましたが、無事2週間で発給され、どうにか間に合いました。いや本当に大使館の迅速な対応のおかげです。冷や汗の毎日でした。
もし東京に住んでなかったら間に合わなかっただろうなと考えると恐ろしいです。


③出国準備

ワクチンは留学予定の学生が優先的に打てる接種機会のおかげで8月頭に2回目を打ち終えることが出来ました。副反応が比較的重めだったので書類の受け取り期と被って若干準備にも影響があったなと思っています。

追加で自分で用意したものは、
・ワクチンパスポート
必須ではなかったのですが必要なタイミングがありそうだったので申請。まだ使ってませんが絶対あった方が良い、気がする。
・スーツケース
預け荷物最大サイズのスーツケースを購入。なるべく大量の荷物を入れたかったので超軽量型にしました。

その他にもパッキングのために色々買い物もしたのですが書ききれないので、どこかまた改めて書き残しておこうと思います。


こんな感じで、本来であれば半年以上前から準備ができるはずが急に決まり、とにかくバタついた一か月間でした。残された出発前の期間が緊急事態宣言下だったので思う存分友達に会ったり日本らしい美味しいものを食べたりできず、かなり後ろ髪を引かれながら出国の日を迎えることになってしまいました。
もちろん実感なんて全く沸かず、スペインについてもしばらく夢の中みたいなフワフワした感覚でした。2か月経った今でも、気づいたらスペインにいたなあくらいの感覚です。

それでも、留学前に凹んだり焦ったり忙しく走り回ったり目まぐるしくても乗り越えようと努力したことが、こっちに来てからの勉強や生活のモチベーションになっている気がします。


長くなりましたが、書いているうちに他にも書きたいことが色々浮かんできました。このあたりで締めたいと思います。

では。

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