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【イギリス大学院留学】IELTSてやっぱ大事

皆様こんばんは。

新年明けまして、何か新しいことに挑戦したい、この自主隔離期間(帰国者)を無駄にするわけにはいかない!ぞ!

ということで2回目の投稿してみたいと思います。

内容はタイトルに書かれている通りです。

イギリス大学院留学を終え、帰国した私ですが、これから将来留学を考えている方々にお伝えしたいことはもうこれだけ。

IELTSめっちゃ大事。

それぞれ志望大学によって求められるスコアは違ってくると思いますが、そのスコアって本当に必要最低限。条件付き合格でESLのプログラムから始められるという方もいるかとは思いますが、本当にIELTSで高いスコアを持っておくと自信にもなるし、実際コースが始まってから役に立ちます。

私の場合はというと、元々英語を教える立場の職業だったので、初めての受験で出願に必要なスコアoverall 7.5を取ることが出来ました。(教育者としては低すぎますけれど)

が、全然十分じゃない

特に、writingです。私、正直めちゃ嫌いでした。

なんで語学のテストでデータ分析までしなきゃなんないねん、と。今思えば当時の自分本当に大学院なめくさってますね(言葉がワルイ)。

思い返せばイギリス大学院在学中に自分が一番何に時間を取られていたかというとほぼwritingでした。必要文献を読んで理解して自分の中にインプットして、他の専攻研究と組み合わせていく中で自分なりの見解を取り入れていく。

これをいくらできても他人、つまり大学の教授陣や他の多国籍のクラスメートに理解してもらえるように文字として表現できないと、当然ながら成果として認めてもらうことはできません。

実際に論文を書く際に、アンケートをとったりインタビューをして得たデータを元にグラフを作成、統計データを分析して理由付けしていくわけですから、IELTSのwriting問題は理にかなっていると私は思います。

IELTSスコアの提出理由としては語学力証明に重きが置かれていますが、IELTS対策の勉強をすることはこの目的の範疇を超えると思います。

自分の考えを論理的に書き起こす。言うのは簡単ですがこれって本当に人生において難しい。もちろん語学的センスって絶対にあると思いますし。

しかもこの論理性の基準て、国や文化によって結構違う。言語学専攻なのでこの辺は特に勉強したのですけれど、じゃあなにが正解やねん、て北海道出身の私がエセ関西弁使っちゃうくらい一筋縄ではいかないことなんですね。

一つ確実に言えることは、伝える相手についてよく知っておくこと。

この辺は異文化コミュニケーションにも関わってきますが、正直writingだってコミュニケーション手段の一つですから、その言語、伝える相手と土俵を合わせて論理を組み立てないと同じ内容でも崩壊してしまう可能性があるわけです。

私のように言語学専攻の方だけがIELTSを勉強するわけじゃないので、英語という言語は~こんな社会背景で生まれて~その中でこんな文化が発展して~人々はこんな考え方をしていて~とかそんなところまで学ぶ必要があるといっているわけではありません。

よく東洋と西洋のwriting形式は構成が全く異なるなんて言われていますが、日本でも論理性をもってまずは結論から話し、端的に物事を伝えることがビジネスでも求められる的な風潮になりましたよね。

でもその中でも日本語と英語は全く異なる言語ですから、日本語で表現したものをそのまま英語で書き起こしたときに、同じレベルの論理性を保ち且つ相手に難なく伝わるかどうかは確実なところではないのです。

長くなりましたが、今の私が留学前の自分に伝えたいことはただ一つ。

「IELTS本気でやれよ!!!!!!!」

例えばイギリスのニュース番組を見てスクリプトを書き起こし何をどのように伝えているのかとか、CNN等のオンラインの記事を分析して表現を盗むとか、そういう対策をちゃんとしときなさいよ!!

IELTS教本の解答例だけを眺めて、「自分これ英語で論文書けますわ」なんて片腹痛いことまさか思ってないでしょうね!!!!!!

ということです。全然一つじゃないですね。失礼しました。

これから留学される方、留学を考えられている方の参考になれば幸いです。

それでは、お読み頂き、ありがとうございました。


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