身体障害者(脳性麻痺)の方の食事介助をしたときに出た“邪魔“な『遠慮』と『気遣い』
Tさんは自分でお箸を持って食べれないので全介助にて食事をする。刻み色。常に体が硬直したような状態。車椅子のまま寝たような状態で食事介助をする。
話すことはできないが、質問をした時に、指で教えてくれる。1本指がNO❗️2本指がYES❗️
食事介助の際、お箸で舌の上に食べ物を置くと、噛んで飲み込んでくれる。
が、舌への置き場所が悪かったり、刻みすぎてたり、大きすぎたり、タイミングがずれてしまうと、飲み込む際、むせてしまう。
むせてしまうと、死ぬかも‼️っておもうぐらい顔が紫色になってしまい、息もできなくなって、ホンマに焦る。
無駄話をいっぱいしながら、笑かしたり、笑かされたりお互いリラックスして食事介助スタートする。
今の大きさ大丈夫やった?これ、刻みすぎてる?お茶飲む?いれかた下手くそ?タイミング大丈夫やった?とかとか。
最初に出会ったときは、Tさんが、うちに気を遣ってて、遠慮もあった!うちもそうやった。
でも、お互い遠慮して、思ってることと違うことを言っちゃうと、お互いが良い方向にいかん。
なので、『Tさん、遠慮とか気遣いなしにしよ!じゃないと、うちせっかくTさんが遠慮とか気遣いしてたとしてもわからんねん笑💦Tさんが言ってくれたことが正しいと思って進めてしまう。やから、ホンマのことをこれから言ってほしい!!お願いします』
それから、今の舌の上に置いたところは、Tさんにとって最善やった??ってきいたら、遠慮なく違う‼️とか良かった‼️とか言ってくれるようになった。
遠慮と気遣いしてもろても、うちにはわからん。
そう考えると、変に気を遣って人と関わるのやめよう!って思った。遠慮もやめた。
そのほうが人生スムーズにいくきがする。
うちだけ??
介助してるときいつも思う。介助したあとこれでどうですか?って聴いた時に、なんかちゃう!気持ち悪いのに、遠慮して、はい!大丈夫です!って気を使われてたら、、、って。
ホンネを言ってもらえるように努力がいる!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?