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世界のデザート vol.5 | 日本 ②

今回は日本の餅菓子2つ目をご紹介です。

団子と大福を迷ったあげくの大福ですが、
最後に団子のおまけがあります。

前回の vol.4 ①もご参考頂けたら嬉しいです。


予告編・前回でも少しだけ触れましたが、
和菓子と洋菓子どちらがお好みでしょうか。
私は1〜2年前、コロナ前くらいまでは、和菓子にあまり興味がなかったのですが最近は徐々に和菓子派に傾いてきました。

なんとなく、ヘルシー志向になると・・自然と和菓子派になる気もしました。また、最近は和菓子のお店でも目をみはるような興味をそそられる所が増えているのも気になるところです。
和菓子の良いポイント、洋菓子に多用しているクリーム等が少ない(=加工された油脂が少ない)事や、小豆等の素材がヘルシーという点なども含めて書けたらと思います。



やっぱり、和菓子は祖母が食べていたイメージが強いです。
体に良い食べものと言うのは、一言でいうとおじいちゃん・おばあちゃんが食べていたものなのだそうです。
(おおまかに言うと加工されていない食べ物)

なので洋菓子から和菓子派になるのをきっかけに、できたらなるべく普段も祖母が食べていたものなどを意識していけたらなぁ。。(心の隅の希望)
なんて思ったり。


というわけで今回は日本の代表的な和菓子のなかでも餅菓子「大福」を
少し深掘りしてご紹介します。



大福の発祥は江戸時代。江戸の小石川から始まったようです。庶民の女性が発案し売り歩いたのが始まりだそうです。
庶民の女性ということは今で言う主婦でしょうか。主婦の知恵はやはり昔も今も素晴らしいものは世の中に広く知れ渡るものですね。


大福は、丸くふっくらした形がウズラに似ていることから
古くは「鶉餅(うずらもち)」と呼ばれており、ウズラの腹がふくれていること、また大きくて腹持ちが良いことことから「腹太餅(はらぶともち)」とも呼ばれるようになった。

「鶉餅」や「腹太餅」と呼ばれていた当時の大福は大きく
餡は小豆に塩を入れただけであったといわれる。

餡に砂糖を加え小さくした腹太餅が作られたのは、明和8年(1771年)。
江戸小石川箪笥町のおたよ(「お玉」とも言われる)という後家の考案によるもので、この腹太餅を「大腹餅(だいふくもち)」という名前で売った。

のちに「大腹餅」の「腹」の字は佳字の「福」に書き換えられ、「大福餅」となった。
寛政の頃には夜に大福を売り歩くことが流行し、寒い冬には火鉢で焼いた「焼大福」が人気だったといわれる。

現在では豆やいちごを入れたものや、餡の代わりに生クリームやカスタードが入ったものなど、様々な種類の大福が作られている。

語源由来辞典より引用


秋も深まりつつあるこの頃、午後に抹茶などとともに大福をたしなみながら
庭園を眺めつつ談笑、なんて時間を過ごしたいものです。


和カフェTsumugiさんには、老舗人気和菓子店「大三萬年堂HANARE」さん監修の北海道小豆使用の粒あんが包まれた、オリジナル和スイーツがありました。

(「大三萬年堂HANARE」さんは私がずっと前から好きな旅行本シリーズ、「ことりっぷ」さんもおすすめしていた《ほっこり癒される都内の和カフェ6選》(※1)の中にも入っていたので、注目でした。)

和カフェTsumugiさん
大三萬年堂HANARE監修 塩豆大福と抹茶くりーむ大福のセット


「ことりっぷ」さんは以前アプリもあったので入れていたのですが、いつのまにか終了になっていました。今はどうなのでしょうか…。

こちら塩豆大福は塩気と甘みの調合が程よくて控えめな甘さ。
抹茶くりーむ大福は生クリームと抹茶クリームの組み合わせで、
塩豆大福より甘みを感じました。両方とも柔らかくて美味しかったです。
私はどちらかというと塩豆大福の方が好みでした。
ビューティー(beau-tea)というお茶とあわせて頂いたのがとても大福に合っていて良かったです。



また、最近では和菓子のお店でも、目を見張るような興味をそそられる所が増えている、と初めに書きました。

その一つが、いとおかしさん。


箱が可愛くて大切にしていました。


いとおかしさんでは大福を主に取り扱っていて、「飲める大福」ということで
以前気になり、行きました。
ちょうどコロナ期突入のギリ直前くらいでしたね・・。ホワイトデーに買いました。笑
くずれそうでくずれない絶妙な感触で、現代の大福を感じました。
特別な時にまた買ってみたいお店です。




ここで、和菓子がヘルシーと感じているポイントを少し書いておこうかなと思います。

上でも少し触れていますが
・洋菓子は、クリームを主成分とするものが多いので加工された油脂(植物油脂・ショートニング・マーガリン等)を利用。さらに、大量に砂糖も使用しています。

・和菓子は、あんこやもち米、米粉など天然に由来する材料を主成分としているものが多いので加工された油脂が少なめ。またあんこの原料である小豆の健康効果は、血圧や血中コレステロール値を下げる効果や、むくみ解消、美肌効果、便秘・ダイエット効果など多岐にわたるようです。

これはもう和菓子食べるしかない!って感じてしまいますね。笑



大福、という名前にも縁起が良いという意味が込められているそうなので
福も呼び込めたら嬉しいですよね。
パワースポットなどで大福を食べたら良い事がありそうな予感もしますね。


案の定、あんこのように少し重めの長文になりました。
おまけに団子についてと、上の文章の補足(※1)についてです。


予告編でも書きましたがあんこをこよなく愛すこの方が、
団子やあんこについて熱く語っていたのでおまけとしてご紹介です。


きなこあん、よもぎ、ごま、生姜、気になります。


新宿にだんご屋さんがあったんですね。ここは見逃していました。
今の時期はテイクアウトして新宿御苑で食べたい気分に(笑
この種類の多さには驚きました。



最後に「ことりっぷ」さんもおすすめしていた
《ほっこり癒される都内の和カフェ6選》(※1)

【co-trip.jpより】
【co-trip.jpより】
【co-trip.jpより】


上記ことりっぷさんの情報は昨年春時点での情報なので、最新の情報は
改めて確認してみてくださいね。


ほかにも気になる和菓子のお店、ちらほらです。



次回は、やっと、、、アップルパイ(アメリカ)かなというところです。
りんごの美味しい季節が近づいてきますね・・!




今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。





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