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日本の経済効果を高めるブラックフライデーのマーケティング戦略

日本人はミーハーな人種。
なにかにつけ周りに左右される。
(ま、そこがいいとこでもあるんだけど)
もともと興味も関心もないくせに流行や話題となる人物・事物にはとりあえずとびつく。

テレビで紹介されるとお店はすぐ行列になる

テレビで「身体にいい食材」「健康や美容にいい食べ物はコレ」
なんて紹介されるとすぐスーパーで買い漁る

豆腐がいいと言われればその日豆腐がなくなり
小松菜が良いと言われればその日小松菜が店頭から消えるww

そしてその2、3日後にはまるで見向きもされない。

食べものなんて一回食べればいいってもんじゃない。
その栄養成分を毎日摂取することで効果が得られる。
コツコツ積み上げることで健康にプラスになっていくんであって
たまに食べたからどうこうなるわけじゃないのにw

店や食べ物だけでない。日本人はイベントごとにも飛びつく。
そもそもクリスマスだって日本人はみなクリスチャンじゃない。

ハロウィンもそう。
日本にハロウィンの文化がなくても、そんな風潮がなくてもやる。
ハロウィンの本当の意味など知らないのに。
ま、仮装して楽しめれば本当の意味なんてどうでもいいんだろう。

そして今回はブラックフライデー。
この黒い金曜日に日本の企業はとびつく。

どういうことかというと……

そもそもこのブラックフライデーはアメリカの感謝祭の翌日の金曜日のこと。アメリカでは11月の第4木曜日が”感謝祭”と呼ばれる国民の休日。
感謝祭の日は家族に感謝をする日。

アメリカでは家族と過ごすため実家に帰ったりの大移動。
日本でいうとお盆やお正月みたいなものだ。

その第4木曜日の感謝祭が終わった翌日の金曜日がいわゆる“ブラックフライデー”
2023年はまさに今日の11月24日金曜日こそブラックフライデー。

アメリカではこのブラックフライデーは年に一番の大型セールイベントが行われる。
クリスマスに向け大規模なセールが各地で開催され
街や道は買い物客であふれ、店舗やショッピングモールはごったがえす。

治安を守る警察官にとって多忙すぎる一日、最悪な一日がこのブラックフライデーなのだ。

いっぽうで小売業者、大型店舗にとっては年に一番の売上を記録するめちゃ多忙な日。しかし同じブラックでもいい意味でのブラックとなる。黒字の金曜日、というわけだ。

そんなブラックフライデーにあやかる日本の企業は続出。

ま、Amazonはいいとしても

まず大手のイオンがブラックフライデーセールを開催。

イオンがはじめたら
イトーヨーカドーだって黙っちゃいない。
ノジマ
セシール
トイザらス
楽天市場……などなども次々と参戦。

ネットショップ、ECサイトもどこもかしこも
いまじゃブラックフライデーセール。

アメリカのブラックフライデーに便乗し恩恵にあずかる企業。
マーケティング戦略だ。購買意欲を煽るためイベントを適用してるわけでブラックフライデーの認知度が上がれば売上はあがる。

これからこのイベントはミーハーな日本にしっかり定着していくことになるんだろうね。

※ただ、関西では阪神優勝のセールのほうが経済効果は高いかもだけどw
あれは本当にすごい。

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