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答えはいつも自分の中に

英語習得とは別に、私が海外に出ようと思った一つの理由として、自分探しをしたいという思いがありました。


「自分が何者なのか分からない。」


休日何してるの?という質問に答えるのに苦労していた時期もあります。


「何してたんだろ、、、」


日本にいた時から漠然とした不安に襲われる事が多々あり、これが好き!これがしたい!とハッキリ言えるものがなく、モヤモヤしていました。





しかし、ある本との出会いにより、今ではなぜ自分がそのような状態にいたのか腑に落ちています。





今回は、同じ様にモヤモヤを感じている人のために、自分を理解する上で為になった概念と、あるオーディオブックの紹介をしたいと思います。




<HSP>


まず、本を読む前に知った概念としてHSP(highly sensitive person), boundaryという言葉があります。日本語としてもそのまま使われているのですが、私はオーストラリアに来て初めて知りました。



どうやら、私は全人口の2割を占めると言われているハイリー・センシティブ・パーソン、つまりは繊細で敏感な個性を持った人間であるようです。



ハイリー・センシティブ・パーソンの中でも人によって特性に違いはあるようですが、一般的な特徴して言われている多くの項目に心当たりがあります。

参考YouTube(英語): 







<boundary>


そんな繊細で敏感な方の多くはバウンダリー、つまり個人や他人との境界線がうまく引けていない可能性があります。

参考サイト(英文)↓


私は今考えると中学の時から、誰かが傷つかないように、気づかぬうちに逆に自分を痛めつけていました。

人に嫌われないようにいつもニコニコしていて、本音で話せる人はごく僅かでした。


そして今思えば日本で働いていた時は平均睡眠6時間以下、休日はおそらく疲れ切っていたので休むのに精一杯だったはずです。



もしくは時間があっても人目を気にしてInstagramなどのSNSやファッションサイト巡りで1日が過ぎていたから、休日に何をしていたのか分からない状態だったのかもしれません。







<ある本との出会い>


月日が経ちオーストラリアに来てからも、他人第一の姿勢は根本的には変わっていない事に気づき、自分を変えたいと思っていた時に転機が訪れました。

2月に経験したメンタルの不調をきっかけにこのオーディオブックに辿り着き、3月まるまる使って1冊読了(聴了?)しました。 




内容はタイトルにある通りで、筆者は、技術のない一般人がいきなり完璧な家具を作るのが困難であるように、不安に対処するスキルを身につける事が不安を克服する上で大切であると述べています。



上記にあげたバウンダリーについても触れています。








<オーディオブックを聴いてみて>


私にとっての初めてのオーディオブックで、英語なので多少心配はありましたが、1日に聴く量はおよそ5分



結果的に働きながらでも十分に時間の確保ができました。



歩きながらでも目をつぶっていても本を持ち歩かずに本の内容を知る事ができるというのは革命的なアイデアです。


聞き取れなければ何度でも聞き直しできますし、再生速度を遅くする事も可能です。



知らない単語やイディオムが出てくる事もありましたが、それはそれで良い勉強になりました。



本の中では毎日取り組むワークがあり、これが重要で、今まで気が付かなかった事忘れていた大事な事を思い出すきっかけとなります。




中には冒頭で触れた自分探しのヒントとなるワークもありました。



不安を取り除く事は不可能でも、不安が生じた時にどのように反応するかでどれだけ自分の行動や心情が改善するかが1ヶ月で目に見えて分かり、読み(聴き)終えた今は生まれ変わったかのような気分です。



1ヶ月前と住む場所も職業も関わる人もほとんど変わっていないのに、知識が増えた事によりメンタルにここまで変化がある事がおかしくて不思議でたまりません。



Twitterの英語アカウントに30日間の気づきを投稿しているので詳しく知りたい方は遊びに来てください。フォローも大歓迎です❣️


著者はオーストラリアの方ですが本は日本で購入して聴く事が可能です。



英語のオーディオブックはハードル高いなと思っている人に、何となく不安を感じる事がある人に、そして自分探しをしたいという人にもぜひオススメの1冊です。



My mantras for day 31: you can make yourself better whenever you want🥳👍

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