自分が気にするほど、他人は自分のことを見ていない・・・とは言うものの・・・
ここんところ、自転車にはまっている。
今持っている自転車はクロスバイクで、街乗りやちょっとした距離のサイクリングには向いている奴で、もう少し長い距離を走りたいと思い立ち、ロードバイクを買おうかと考えているところだ。
欲しいバイクがるのだが、今はウクライナへのロシア侵攻や、新型コロナの影響での中国のロックダウンなどで、ロードバイクの供給が滞っていたりで、次の入荷にはかなり時間がかかるようだ。
その間に、クロスバイクでサイクリングロードを開拓したり、サイクリング用のアイテムをそろえたりしているところなのだけれど。
まずは、公道で安心して走れるように、腕につけるタイプのバックミラーを買った。
そして、先日40㎞ほどのサイクリングに出かけた時にわかったのだけれど、夏は暑さ対策と、日焼け対策を十分にしなければならない、ということだ。
その日はかなりの晴天だったので、腕や顔、首が真っ赤になってしまった。そもそも肌が弱いタイプなので、これはどうにかしなければならない。
普通の半そでTシャツにジーパン、ヘルメットはかぶっていたけど、サングラスもなしという状態で走っていたのだ。
まずは、目に入ってくる紫外線を防ぐためにサングラス(アイウェア)はしなければならない(風や飛んでくる何かを防御するためにも)。サングラスは一応持っているのがあるけれど、ちょっとばかりイキった感じのやつで、これをつけるとどう見ても「いい年したカッコつけ」にしか見えない。技術もない初心者自転車乗りがつけるには何とも、恥ずかしい・・・
また、顔の日焼け防止のために、顔全体と首までカバーしてくれるフェイスマスクも購入したのだけれど、これもつけてみると、まるで忍者崩れか、キャシャーン崩れ、あるいはこかの戦隊ヒーローのバッタもんのようになってしまい、サングラスと合わせてつけてみると、怪しさ満点になってしまう。
加えて頭には茸のようなヘルメットもかぶるわけで、恥ずかしさと気まずさのレベルはかなり上がってしまう。
しかし、その恥ずかしさに負けず、いざそのいでたちでサイクリングに出てみることにしたのだ。
初めの1分くらいはフェイスマスクをずらして走っていたのだけれど、それもしっかりとつけてみると、もうその瞬間からなぜか恥ずかしさは消えてなくなってしまった。
すれ違う人や、車に出くわしても、だれもこちらにをジロジロとみてくる人なんていない。
だよね。自分が思うほど、他人は自分のことなんて気にしてないんだよね。
もしかしたら、
「怪しいな奴が来た。目を合わしたらやばいかも・・・」
って意味で、こちらを見ないのかもしれないけれど・・・(笑)
ま、それはそれ。基本的にスルーなので全く気にならない。
相手にしても、見ず知らずの人間なのでどうでもいい、といった気持ちなのだろう。
案ずるより産むがやすし、とはこのことである。
その他にも、ヘルメットの下にかぶるサイクルキャップ、グローブ、長袖のスポーツTシャツ、ジョギング用のジョガーパンツ(長ズボン)を買って(思いのほか出費がかさむのだ・・・)、今回はそれらも着て走った。
ちょっとカジュアルな感じだ。
ただ、ご存知の方も多いと思うが、サイクリストの服装の多くは、サイクルジャージと呼ばれる、ピッチピチのシャツと短パンで走っていることが多い。
これもまた、恥ずかしいものである。とりあえずはカジュアルスタイルで行こうと思ってはいるけれど、いずれはそんなピッチリしたやつも着ることになるかもしれない。
ま、誰も気にしてないからいいんだけどもね、と割り切るしかないな。
とはいえ、近所の人の目だけは、やっぱり気になるんだよね。
これまではいつも普通のカッコだったのに、ある日突然にバッキバキのカッコのぼくを目にすることになるんだから。
そのカッコで挨拶もしなければいけないしな、なんて思うと、なんとも・・・ね。
ぼくも恥ずかしいけど、なぜか相手にも気を使わせてしまうような、そんな妙な気分になってしまう。
ま、一度認知してもらえれば、それ以降はなんてことなくなるんだろうけどもね。
ま、慣れですね、慣れ。
気にしてるのは、きっと「自分だけ」なんだろうし。
それにしても、知らなかったけども、自転車って意外と出費が必要なものなのですね。
おかげでロードバイク購入用の資金がなかなかたまりません・・・(笑)
読んでいただいて、とてもうれしいです!