見出し画像

生産性の上げ方を考える

日本の労働基準法は諸外国に比べるとぬるいようだ。
長時間労働をすることがそこまでデメリットにならないような仕組みになっている。労働基準法が変われば長時間労働はなくなっていくのだろうか。
日本の働き方は勤勉で正確である。
これはとても素晴らしいことで日本の製品の品質が良いというイメージはあながち間違いではないと思う。
長時間労働を仮になくしていったときに果たして日本の生き残る道はどのようなところにあるのだろうか。
短い労働時間で結果を出すことが求められ、ただ何となくいるという労働者はすべて淘汰されていくと思う。
短い時間での結果の出し方は頑張ってどうにかするというものではなく、生産性を10倍に上げる方法を考えたりしなくてはならない。
今までの常識の枠で考えるのではなくそれを超えていく必要があるのだ。

コーヒーショップとパティスリーを経営している。
両店舗とも急な欠勤などで労働時間が長くなったり休みが予定通り取れないことがある。パティスリーはクリスマス時期は残業が増えていく。
ケーキなどの生菓子が売れれば売れるほど作る人の数が必要になる。
そうすると人件費はどんどん増えていく。
全体の数字で見た生産性はあまり良くない。ここをどのように攻略していくべきか。
そう考えると一度にたくさん作ることのできる焼き菓子に力を注いでいくことが重要となる。
ただ実情ケーキ屋さんのメインはあくまでケーキだ。
オンラインショップで焼菓子を全国に売り利益を出している構造だったり、パティスリーをやりながら講演会などで稼いでいる人もいる。

お金の残し方は人それぞれだしそのやり方は真似できるものではない。
真似できるところはしていくが最終的に自分たちの色を武器にして出していくことが求められるのだ。
自社で作ることができるかどうかが勝負の分かれ目となる。
長時間の労働ではなく多くの商品を作っていく構造を生み出すにはどのようなことが必要なのか。
ここを徹底的に考え、実行していかないことにはいつまでも人件費との追いかけっこが続き安定して利益を出すことができる構造にはならない。
この難問を解決していくことが経営者である自分の役割だと思う。

良ければサポートお願いします!店の運営費に当てさせていただきます!