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お店をつくってよかったこと

毎年、毎年、出店だけでコーヒー屋をつづけてきた。
シーズンになると、観光の人が訪れる土地だから、人が集まる場所に出向いてコーヒーを販売させていただく。
そんなとき、「どこかにお店があるんですか」とコーヒーを買いに来たお客さんから聞かれる。

小さなコーヒースタンドではあるけれど、「はい、あります」と言えるようになった。出店先でお客さんとの一期一会の出会いは、軽やかな気持ちよさがある。一方でお店を構えると、お客さんはいつでもお店を目指して訪ねてきてくれる。その場所に行けば、必ずお店があるという、動かない重さ。

どこかに行ってしまうことがないから、人との関係がつづいていく。再会もできる。それは、お客さんがいないときに薪割りをするとか、時間を有効に使えることよりも、もっといいこと。

出店先では、次から次へとお客さんが注文に来られるときもある。また、テント内のスペースでご提供できるサービスも、限られてくる。

だけど、お店ではいろんなことができると思う。
期間限定のコーヒーをご紹介することもできるし、商品の種類を増やすこともできる。コーヒーをおいしく飲んでいただくために、ご提案できることもたくさんある。
お客さんといろいろお話しをするのが、楽しみです。

「那須コーヒーパルキ」
☆コーヒー豆の販売とコーヒースタンドのお店☆
栃木県那須郡那須町豊原丙4140−7(※住所では正確な場所が出ません。Googlemap「那須コーヒーパルキ」と検索してください)
営業日:日・月・火
営業時間:10時〜17時



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