散々カフェにまみれた僕が、改めてnoteをはじめた理由
初めまして。『カフェやろうぜ』を書いている、ふじいと言います。昔から僕のことを知っている方は、なんかnoteの題名変わった?って気付いてくれたかも。
その経緯を含めて、このnoteを始めた理由を書きます。
カフェが必要とされる時代が来る
これまで私が、コーヒーショップの開業と2回の週末カフェの運営を通して心底思ったことは『カフェがめちゃくちゃ幸せな仕事』なんだと言うことです。
それを実感したのは、まだ新潟の出来島でコーヒーショップをやっていた時のこと。
バックヤードであれこれと雑務をしていたら、フロアからすげー楽しそうな笑い声が聞こえる。さっきまで赤の他人だった2人のお客さんが、何ともないきっかけで仲良くなって、楽し気にお話ししている。
なんて幸せな時間なんだろうと思いました。たった1杯のコーヒーをきっかけに、見ず知らずの2人が出会って、あれよあれよと打ち解けていく。
あの時の幸せな感じ、いまでも忘れられません。
カフェは人の繋がりを生み出す場所なんです。
これからの時代、リアルな場で人と人との繋がりを生み出す事ってスゴイ重要な意味を持つと思うんです。
世の中どんどん便利になって、リモートワークなんて言われて、家から出なくても生きていけるようになる。生活必需品は、ボタン一つですべて手に入ります。
そうして、温度感を持った人の繋がりは、瞬く間に希薄になっていく。
だから、カフェは必要な場所なんです。
それも、トレンドを追う利益最重視の流行りのカフェや資本にモノを言わせた実業家の飲食店とかではなく、誰かの幸せを願って開業した”理想”や”理念”、”信念”を持った場所です。
そういうお店が街に溢れれば、世の中はもっと幸せになる。私はそう信じています。
カフェが苦しい理由
ただ、その一方で、カフェの経営が想像以上に難しいのも事実。私自身、何度も苦しい思いをしました。カフェは気軽に始められる事業ではあるけれど、難易度はものすごく高い。
でも、なぜ、あの人のカフェは上手くやっているのだろう?
カフェは廃業率が高いと言います。いろんなブログやyoutubeを検索しても『カフェは儲からない』『カフェだけはやるな』なんて出てきます。たくさん貯金して、3~5年は赤字出しながら貯金を崩して生活して、ようやく軌道に乗るなんてことは良くある話。
でも、世の中を見てみると、確かに上手くやってるカフェってありますよね。いつも繁盛してたり、客はいないけど長~くやってたり。
この差は『マーケティング』と『ビジネスモデル』があるかどうか、だと思うんです。
いま、うわっ、て思った人も居るんじゃないでしょうか。
この2つのワードが出てくるのって、金儲けとかの文脈で使われることが多いので、うさん臭さや小汚い印象は、ちょっとあるかもしれません。
それに、難しそうだし耳馴染みがない。そもそもマーケティングって調査や広告宣伝でしょ?ってイメージが強い。
『マーケティング』と『ビジネスモデル』は、意外と認知されていない。ちゃんと学べる場所が、ほとんどないんです。特に飲食業界で、これを習得できる所ってあるんでしょうか。
『マーケティング』と『ビジネスモデル』がカフェを支える
でも、上手くやっているカフェは『優れたマーケティングのもとで、ビジネスモデルを構築』しています。
何を目的に、誰のために、どんな価値を、どうやって提供し、関係性を構築していくのか。その際のポジションをどう獲得し、ブランドを作っていくのか。そして、事業を継続するために、どんな仕組みを作るのか。
綿密な戦略と戦術のもとで、カフェをやっているんです。
つまり、世の中の成功事例を『マーケティング』と『ビジネスモデル』の視点で読み解いていけば、カフェ事業を上手く継続していくためのヒントが見つかります。
このnoteでは、世の中のカフェのあらゆる成功事例を『マーケティング』と『ビジネスモデル』の視点から読み解いて、経営者たちの頭の中身を暴いていきます。
これからカフェを始める人、将来開業したい人にとって、少しでも助けになればと思って書いていきます。
仕事終わりでも、夜遅くでも、残り短い休日の中でも、ちゃんと伝わるように、なるべく短く簡潔に、コンテンツを作っていきます。
飲食やってたり、働きながら開業目指す人って、休日もほとんどなくて、夜10時からようやく活動できるって人も多いでしょうから。中には深夜からやっと・・・って人も居るかも。
これから作っていくコンテンツは、1記事1テーマで仕上げます。で、10分くらいで読み切れて、自分の考えをまとめるワークシートが付いている『デイリーワーク』と、時間に余裕があるときにガッツリできる『ウィークリーワーク』の2種類で構成する予定です。(そうなっていない記事は過去のものです。少しだけですが、一応残します。)
初めは結構つたない感じになると思いますが、頑張っていくのでよろしくお願いいたします。
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