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これは美味しいぞ!ネル+ハイブリッドメソッドで淹れるドリップコーヒー

こんにちは。twins|コーヒーと庭 です。
今日はネルドリップと粕谷さんのハイブリッドメソッドを組み合わせた淹れ方のご紹介です!

自分史上最高に美味しい!


粕谷さんのハイブリッドメソッド


ベースにしたのはこちら。
有名な粕谷さんのハイブリッドメソッド

これはハリオスイッチというドリッパーを使ったペーパードリップのメソッドです。

ハリオスイッチはその名の通りスイッチを搭載したドリッパーで、スイッチを閉じると浸漬式でコーヒーを抽出できるスグレモノ。

ハイブリッドメソッドのポイントは以下の3つ。

① 最初の2投は高温で美味しい成分をしっかり抽出
② 3投目はスイッチを閉じ低温(70℃前後)で抽出
③ ①は透過式、②は浸漬式でドリップする

①は90℃以上の湯温でコーヒーの美味しい成分をしっかり抽出します。3投目は雑味が出るのを抑えつつコーヒーの濃度を調整する役割を担っています。

これをネルドリップに応用してみました!

ネルドリップ用のハイブリッドメソッド


ネルにはもちろんスイッチなどついておりませんので、そのまま適用することはできません。

そこで、3投目の温度を少し上げ、75℃とすることで抽出と雑味の抑制のバランスを取ってみることにしました。

【分量】
・コーヒー豆:14g
・お湯:200ml
・温度:92℃(3投目は75℃)
・豆は中粗挽きくらい

【手順】
1. (0:00)40mlまで円を描きながら注ぐ
2. (0:30)80mlまで円を描きながら注ぐ
3. ケトルに注水して温度を75℃まで下げる
4. (1:15)200mlまで円を描かずに注ぐ
5. (3:00)落ち切り or ドリッパーを外す

私が淹れてみた感じでは、3分弱くらいでお湯が落ち切りました。ペーパーよりネルの方が落ちるのが早いですよね。

雑味がなく後味が甘い


雑味がなく美味しい

この方法でブラジルの深煎り、ブルンジの中煎りを淹れてみました。これが…どちらもめっちゃ美味しい!!

先日の記事で雑味が気になるというようなことを書いたのですが、3投目の湯温を下げた効果か雑味がなくとてもスッキリとしています。

けれどコーヒーの旨味はしっかり抽出されていて、豆の個性がはっきりと分かります。そして後味が甘くイヤな味が舌に残らない

それと、コーヒーが冷めても美味しいです。むしろひと呼吸置いてちょっと落ち着いてから飲む方が甘さを感じられるかも。

私史上最高に美味しい淹れ方です!
何度か試してみましたが再現性も高そう。

しばらくはこの淹れ方でコーヒーを楽しもうと思います。みなさんもぜひ試してみてください!


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