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ごはんを10倍美味しくする方法

ごはんを美味しくする方法があります。
お家で食べるごはんでも
外食で食べるごはんでも
ぜーったい、美味しくなる方法です。

それは参加です。

・・・

たとえば今、家でごはんを作っている人は
誰でしょうか。

「奥様」でしょうか「旦那様」でしょうか
それとも「お義母さん」かもしれませんね。
(まさかのウーバーイーツ!?)

いずれにせよ食事担当はこの人といったように
家庭内で割り振られていると思います。
だって、決めてしまったほうが楽ですからね。

それに
台所は私の城!とレイアウトから食材管理まで
一人でやったほうが上手くいく場合もあります。

では、その食事担当の人が
「今日のごはん、どうする?」と
他の家族に投げかけた場合。

「え、なんでもいいよ」とか
「テキトーにでいいよ」とか
「簡単なやつでいいよ」とか

そういった受け答えをしていないでしょうか。
何を隠そう、この受け答えは過去の私の発言
母親がウチの「食事担当」だったんですけど
子どもの私は、何の気なしに答えていました。

いいや、ちがうな…

(お母さんを気づかってる僕かっこいい)と
内心得意になって答えていたんです、本気マジで。
子どもどころかいい年になっても言ってましたね…

賢明なる食事担当経験者はお分かりと思いますが
これでは参加したことになりません。
家族が食事に参加したことになりません。

食事担当者からしてみれば
「何でもいいが一番困るんじゃあああ!」です。

何でもいいってことは、アレですよね。
カロリーメイトをポンと食卓に置いてもいい。
そういうことを言っているんだよねぇえ?です。

もちろん
彼らが言う「何でもいい」は違いますね。
温かいごはんに汁物、メインのおかずに
気の利いた副菜、そして漬物なんかも…
といった感じの「何でもいい」なのです。

いや、ふざけんな!です。
私が過去、仕方ない状況で料理担当したときに
切に切に思いました。ふっざけんなタコ!です。
食べたいモノあるならちゃんと言えゲソ!です。

そう、食事に参加するとは
「お昼は麺類が食べたいな。うどんあったよね」
「たまにはパンなんてどう?俺、買ってくるよ」
「お腹の具合が悪くて…消化にいい物、お願い」

このように、料理担当者から振られたときには
具体的に、かつ時には行動を伴って答えること。
ソファーでだらしない姿のままスマホを見つつ
適当に返事すればいいってものじゃないんです。

献立選びって、私はものすごく大変。
短時間で「気の利いた」料理を3品も4品も
パパっと作れるというのはすごい才能です。
家族はチヤホヤしてもバチはあたりません。
いいやむしろ崇め奉るべき存在と言えます。

・・・

そんなこんなで
家族みんなが食事に参加してくれると
準備の段階から楽しくなると思いませんか?

ウチでは嫁様が鉄人級に料理上手なので
「料理担当」を頼み込んでやってもらってますが
私も参加をするように心がけています。

料理の提案はもちろんですけど
キッチンでバカ話をしたり
料理食べたいダンスを踊ったり
珈琲、紅茶を淹れて一緒に飲んだり
使い終えたフライパンとかを即洗ったり
ウザがられない程度にちょっかいをかけます。

そうして出来上がった料理は美味しい!
料理工程を見ながら出来上がる料理は格別。
「ソラマメとボロネーゼ、こんなに合うんだ!」
とか料理の感想も自然と出てくるって話ですよ。

参加です。家族が料理に参加してくれるだけで
料理は温かくなるし
家族も暖かくなる、というお話でした。


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