ゆうすけ

たべることとまなぶことが好きです。自分のこだわりやとらわれ、読みかけの本の感想などを書…

ゆうすけ

たべることとまなぶことが好きです。自分のこだわりやとらわれ、読みかけの本の感想などを書きながら、そこに他者とのつながりを感じつつ、自由気ままにかいてみようと思います。

最近の記事

会話をつづけていくための会話

昨年読んだ本の中でめちゃくちゃ沁みた本があって、年末にも軽くFBに投稿したのですが、『協働するナラティヴ』という本があります。 僕はセラピーをしているわけではないので、書かれていることをそのまま転用することはできないですが、今月はどうにも重ための労務相談が続いていて、職場での会話について考えさせられることが多くありました。 Wicked Problemというのか、要素が複雑に絡んでるので問題を定義しにくく、明確な解決策もなかなか見つからない、そんな案件がいくつかありました。

    • 『平易に書いてあるのに全然意味が分からない一文』

      マイケル・ホワイトの「人生の再著述」の読書会に参加しました。 今回は、専門家の知の外側での章、p95~113が対象でした。 前回に引き続き、 『平易に書いてあるのに全然意味が分からない一文』にずっと執着してしまい、これはいったい何を言っているのか、どういうことを伝えようとしているのか、グループの分かち合いをラジオ的に聞きながら、一人悶々と考え続ける時間になりました。 グループの会話に参加せずにそこにいるという、身勝手で消極的な参加でしたが、その会話が助けになっていたのは間

      • 「中動態の世界」の第8章が面白かった

        最近こう、なんていうんでしょうか。新しい言葉や概念を理解するときに自分が既に知っている他の知識と関連付けて、「ああ、あれと一緒ね!」と理解することの愚かさを、その安直な近道をすることでその言葉が伝えようとした意味が手からこぼれ落ちていくことを痛感したことがありまして。。。 そんな中、今からまさにその安易な理解をすることに対して若干のうしろめたさがありつつも、「あれとこれとつながった気がする!ワッショイ!!!」の嬉しさの方が上回ったので、そこには目をつぶって書こうと思います。勢

        • 時間をおいてもう一度眺めること

          去年、初めて現代アートを買いました。上の写真はリビングに飾っているわにぶちみきさんの作品です。きっかけはなんとなく家にアート飾りたいなぁとネットサーフィンしてたことなのですが、わにぶちさんの作品を見ていた時に、自分から大事にしていた「言葉」に対する感覚と似たものを感じたので、ギャラリーに足を運んで、その感覚をご本人に伝えて、少しお話をしました。作品の意図や制作過程をお聞きする中で、やっぱりこの作品は僕の手元に置いておきたいと思い、購入を申し出て、今うちのリビングにあります。

        会話をつづけていくための会話

          Co-Active Leadership ②読書メモ

          前回に引き続きCo-Active Leadershipの続編です。日本語訳がないので、ちょっとずつ英語版で読み進めている本の読書記録です。 今回は3章(What is Co-Active?)と4章(The Co-Active Leadership Model)、それから途中すっとばして、謝辞(acknowledgements)と著者について(About the Authors)を読みました。 章ごとに、目に留まった単語やフレーズ(意訳・誤訳あるかと)をかいて、線で区切って、

          Co-Active Leadership ②読書メモ

          Co-Active Leadership ①読書図

          昨年7月からCTIジャパンというコーチ養成機関で、コーアクティブ・コーチングを学び始めたのですが、つい先月シナジーコースを終えて、応用コースの卒業生198期になりました。 新しいことを学ぶと新しい言葉に出会うのですが、独自に定義された用語については、翻訳された日本語よりも原文の英語の方がその言葉にどんな意味を込めているのかわかりやすいなぁと思うことが何度かありました。 大学の卒論でしょうがなく英語の参考文献にあたった程度で、大して英語がよめるわけでもないのですが、「意味がわか

          Co-Active Leadership ①読書図

          『生きることとしてのダイアローグ』#感想図 #咀嚼文

          ※本を読んで印象に残ったキーワードに自分のイメージや他の本の引用を付け足した感想図です。本の紹介や書評ではありません。 この本との出会いは年始のFBの投稿でした。かっきーとかなさんがこの本を読んでいるというやり取りを見て、ちょっと読んでみようと思って買った本です。バフチンさんのことは全く知りませんでしたが、タイトルに惹かれました。あまり分厚くなかったこともあり、さらっと読むことができました。 この本はバフチンの対話論に絞って3部構成でそのエッセンスを伝えようとされたもので

          『生きることとしてのダイアローグ』#感想図 #咀嚼文

          ようやく重い腰を上げました

          なんか表現したい、もっと気軽に書きたいと言いながら年を越し、ようやく重い腰をあげました。 はじめての記事には、これから何を書こうとしてるかを書くと良いとnoteに言われました。 かなり前にnoteのアカウントは取っていて、好きなことでも書こうかな、コーヒーとカレーのこととかいいな!と思い、IDをcoffee_curryとしていたのですが、結局書かずじまいで数年経ちました。 好きなことを書こうというスタンスは今も変わっていませんが、食べることと同じぐらい学ぶことも好きなので

          ようやく重い腰を上げました