見出し画像

Co-Active Leadership ②読書メモ

前回に引き続きCo-Active Leadershipの続編です。日本語訳がないので、ちょっとずつ英語版で読み進めている本の読書記録です。
今回は3章(What is Co-Active?)と4章(The Co-Active Leadership Model)、それから途中すっとばして、謝辞(acknowledgements)と著者について(About the Authors)を読みました。

章ごとに、目に留まった単語やフレーズ(意訳・誤訳あるかと)をかいて、線で区切って、自分用のメモおよびちょっとした感想を載せました。
本の要約でも紹介でもなく、あくまで自分の勉強記録です。コーアクティブ用語の説明端折ってるので、何かしら触れたことがある人じゃないと理解しづらいと思いますが、ああ、なんか今この本読んでるんだなー、へーぐらいで受け止めて下さい。読んでくれてありがとございます。

■ 著者(ヘンリーとカレン)について
バックグラウンドは古典演劇で、ヘンリーは12歳の時ニューヨークで俳優をしていて、カレンは1983年にMFAを取得した。
―――――
コーアクティブコーチングのコースの学びの中でEmbodymentの要素が多いのはこの辺も関係しているのかなー。MFA(Master of Fine Arts:美術学修士)って初めて聞いた。

■ 謝辞
インスピレーションを与えてくれる先生として:WindEagle, RainbowHawk, WhiteEagleWoman
インスピレーションを与えている著者として:Otto Scharmer, Ken Wilver, Frederic Laloux 
―――――
いろりさん通じてDelicate Lodge Teachingのさわりの部分に触れたことや、応用コース進むたびにU理論とインテグラル理論思い出してコースの学びを図にまとめ直していたこと、これらがもろもろ関係あったと知れたことに結構びっくりしました。

■ 第3章(What Is Co-Active?)
Co-Activeとは単純に言うと”being in action…together"です。いや、”being together… in action"といった方が適切かもしれません。
Coから始まるというのが大事でそっから起こるActionはwhole and integratedです。
CoとActiveの間にある"-"は相互関係性とバランスを保持するもので、either/or ではなく、Both andです。陰陽図みたいな感じ。
4つの礎の一つ”PEOPLE ARE NATURALLY CREATIVE, RESOURCEFUL, AND WHOLE”:刑務所の男性受刑者に対するカレンの関わりのエピソード(変わった人もいるし変わらなかった人もいる)。Respect and Love。
4つの礎の一つ"DANCE IN THIS MOMENT":Danceはagility and flexibilityを意味している。a fixed and rigid planからではなく、Dance in this momentできたときが最も創造的である。
4つの礎の一つ”INCLUDE THE WHOLE PERSON”:mindからbodyを、spiritからmindを、any of these thingsからemotionsを切り離すことはできない。unconscious biasesに好奇心を向け続けよう。
4つの礎の一つ”EVOKE TRANSFORMATION”:4つの礎のなかで一番directionalでspaciousでinviting。この礎に立つとき、attachment抜きに真実を語る勇気を持つ。正しさを必要とせず非常に直接的で挑戦的な質問をクリーンにできる。
―――――
EVOKE TRANSFORMATIONがめっちゃむずかしい。自分にとって難解で理解しずらく、うまく呑み込めてなく実践度合いも弱い理由が改めて分かった。ここに関して僕は向き合うことをサボってる。

■ 第4章(The Co-Active Leadership Model)
大勢の人が「貢献」「参加」すると、うまく前に進まないという懸念が生まれるかもしれない(Coが多すぎてActiveが足りない状態という恐れ)。大事なことは「参加」は「合意」と同じではないということです。共通のビジョンは持ちつつも、最も効果的な行動に関しては見解の相違がある。そういう状態でもグループが効果的に前に進むことはできる。人は意思決定の責任をとることが許されるとき、全員の意見に従わずに意思決定しつつも、他人からの助言や意見を求めようとする。
以下、5つのリーダーシップの形より、CoとActiveの要素抜粋
Co:受け入れることに責任を持つ、つながりの促進、心からの奉仕、ビジョン共有とパートナーシップ、直感
Active:価値観に沿って生きる、明確な方向と目的のためにしっかりと立つ、Deep Listening・拡大質問・認知・励まし、互いの強みを活かしてシナジーを起こす、感覚に基づき行動する
―――――
確かに、みんなの意見は聞くけど、従うかどうかは別ですね。正解がはっきりわからない中で決めないといけなくて、日和見主義におちいりがちな時に誰かが信念もってそこにいることで、立ち返るべき価値観や向かうべき方向がクリアになることあります。

次は5つのリーダーシップの具体的な中身に入っていく感じかな。
ではではまたね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?