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今月のあしたの寺子屋【12月号】

こんにちは!あしてら広報・五来です!
あっという間に2023年も締めくくりの時期となりましたね。

今年はみなさまにとってどのような一年だったでしょうか?

さて、あしてらの活動をお伝えする「今月のあしたの寺子屋」。
今年最後となる「2023年12月」の活動をお伝えしていきます♪


■札幌市の高校生向け起業教育プログラム「ミラスキ」、最終成果発表 DEMODAYを実施しました!

前回の「今月のあしたの寺子屋【8〜11月合併号vol.2】」でもお知らせした「ミラスキ」。

スタートアップ企業や起業家の育成に力を入れている「札幌市」が主催となり、高校生を対象に「起業」の面白さに触れてもらおうという、半年間の起業教育プログラムです。あしてらはプログラムの設計運営などで伴走してきました。

詳細はこちらのホームページへ♪

7月の説明会からスタートしたこのプログラムも、ついに最終成果発表の日!

札幌市立高校6校から集まった22名の高校生だけで作り上げられた5チームが、3か月間想いをもって作り上げてきたビジネスモデルを発表しました!

12/2(土)DEMODAY当日のプログラム内容はこちら♪
・各チームごとに「5分間のプレゼン発表」+「審査員の質疑応答」
・表彰(優勝チーム・準優勝チーム・個人賞)

見事優勝を果たしたのは、
TOURISMビジネスを考案した<株式会社CANSOZO>です!

5チーム全てがそれぞれの全力を出し切り、清々しい笑顔と共に「ミラスキ」は無事終了。

発表後もチームごとに半年間のプログラムを振り返りを行い、生徒たちは口々にミラスキを通して感じたことを話していました。

(生徒の感想:一部)
“大学生や起業家のお話は正直学校の中だけでは知りえないことですし、知ろうと思って探しても似たような構想を持ってる人に出会えるのはすごく少ないと思うから、いい機会だった。”

“私にとって、このプログラムに応募することは自分の過去の失敗や苦手なことと向き合うことだったので、参加している時もずっと不安な気持ちがありました。でもたくさんの大人の方が私の話に耳を傾けてくれたり、相談に乗ってくれたりしたことはすごく嬉しくて、私が成長するために必要なものだったと思いました。”

“学校の違う子たちと悩みながらビジネスプランを考えることももちろん楽しかったのですが、私たちのために真剣に考えてくれるスタッフや大人のみなさんがいてくださったことは自分の中ですごく救いになりました。初めて挑戦したものがこのプログラムでよかったです。ありがとうございました!”

彼らの今後の活躍が楽しみです!

また、ミラスキに参加した札幌平岸高等学校の生徒にデザインのお仕事をインターンとしてお願いするという新たなつながりも生まれたそう...!こちらは1月にお披露目されるそうです♪

<番外編>
ミラスキは、一般社団法人Ezofrogsの開催するEzo LEAP DAY内にて発表会を実施しました。会場内にて、あしたの寺子屋が協賛を行い、有志の高校生による「カフェともだちんち」を開催!

「カフェともだちんち」は、NoMapsのイベントに参加していた札幌西高校の生徒の「探究学習の一環でカフェを作りたい!って考えているんですよね」という相談から始まりました。

相談を聞く中で「カフェをやりたい高校生」と「高校生たちの居場所を作りたい高校生」が出会うきっかけが生まれ、「じゃあ実際にやってみる?」という勢いで、企画は実現することに。

協賛金5万円を使って、カフェのメニューを考案したり、装飾を考えたり、高校生なりにできることを考えてくれました。本当にお金を自由に使ってカフェの企画から運営までをやってもらったのは、リアルな制限の中で自分たちなりの創意工夫をしてみる経験になったようです。

やっぱり、小さくても実際にお金を使うって大事ですね。お金を使って買った割に、イベント後にゴミになってしまうものが多いこともみんなで実感できて、何よりです。

当日も沢山の人が足を運んでくれて、大盛り上がりでした!!!

■冬の「まなび場」が上士幌町・美幌町の2カ所でスタート!

地方で暮らす小中高生と地域の外からやってきた大学生が交流する出張型の冬季講習「まなび場プログラム」

参加をした生徒の93%が「新しいこと・もっと知りたいと思えることに出会えた」と回答した「まなび場プログラム」には、これまでに延べ約600人以上の小中高生が参加しています!

2023年は初めて「秋」も開催しましたが、毎年恒例「冬季講習」もスタート!この冬は北海道2カ所(上士幌町・美幌町)で開催中です♪

日本国内外から集まった14名の大学生とともにお邪魔しています!

<北海道上士幌町>
この冬で6回目と、まなび場でも最多の開催となる
北海道上士幌町の【上士幌町「まなびの広場」2023冬】は
12/25~12/28、2024/1/4~1/7の計8日間で開催中です!

上士幌町「まなびの広場」2023夏の様子

<北海道美幌町>
この冬で3回目の開催となる北海道美幌町の【まなび場 びほろ】。
12/24~12/27の4日間で実施をし、地元の中高生たちが参加をしました!

美幌町「まなび場 びほろ」夏の様子

主催となる町の担当者のみなさまからは、実施にあたりこのようなコメントが届いています♪

上士幌町教育委員会 生涯学習課 地域協働担当 専門員 石王 良郎 氏
「上士幌町まなびの広場」は今年3年目、夏冬通算6回目を迎え、参加する生徒とスタッフとの関係性は、回を重ねるごとにますます深化してきています。人生の先輩である身近な年代のお兄さんやお姉さんとの会話や探求的ワークショップなどを通して、『時代の変化を捉え、新たな発見と学びに出会える場』になっています。子どもたちにとっての将来は、予測困難な時代が待ち受けています。そんな時代を悩みながらも自らの足で一歩一歩力強く歩んでいく、そんな力を育む8日間になることをこの冬も期待しています。

美幌町教育委員会 社会教育課 社会教育グループ 太田 宗孝 氏
子どもたちには自分自身が心の底から「やりたい」と思えることを見つけて、それに向かって進んでいける「原動力」を育んで欲しいと考えています。しかしながら、これらは子どもたち自身が新しい世界を知り、悩み、考えはじめることで得られるものだと思います。
「まなび場」は、現在成し遂げたい目標を持って日々研鑽を積んでいる大学生と、多様な選択肢について具体的な助言や提案ができる専門的な知識・経験を積んだ社会人との「対話」を主題としています。1年目、2年目と開催していく中で、子どもたちは遠い夢であったものが身近に叶えられる目標として変わりつつあると感じますし、手の届く場所にあることで学習面でも効果が生まれていると思います。
またそれに付随して、日常で関わる大人たちや保護者においても刺激を受け、子どもたちの将来を育んで行こうとする連帯感も生まれています。今後も町全体が一体となって、子どもたちを育む「まなび場」を創っていきたいです。

町の担当のみなさんとあしてらが想いを込めて場を設計する「まなび場」!どのような冬の時間を過ごしたのか、詳しいレポートは1月号でお届けします♪

■北海道・小清水町「放課後学習サポート」実施中です!

今月のあしたの寺子屋【8〜11月合併号vol.1】」でスタートをお知らせした「放課後学習サポート英語」

北海道・小清水町にて、現地法人である合同会社ALOPのご協力の下、小清水中学校3年生のうち参加を希望する生徒を対象に、2023年9月〜2024年2月まで計30回実施中です!

公立高校入試まで90日を切り、いよいよ過去問にも取り組みはじめました!

受験直前の緊張感ある学習の時間を過ごしながら、サポーターの受験話などを聞き本番の時間の想像を膨らませたり、息抜きをしたりしつつ過ごしています。

受験当日に向けて気持ちも学力も高めていきます!

■「休眠預金等活動制度」による助成事業の内容報告に行ってきました!

2022年〜2024年の3か年で採択いただいている「休眠預金等活動制度」による助成事業の内容報告に、代表・嶋本が行ってきました!

2023年は3か年の助成事業のなかにおいて、ちょうど折り返し地点。

講師の竹之下倫志さんからは、情報発信やインパクトレポート作成における先進事例を伺いました。地域の子どもたちが選択肢や可能性を選び取ることのできる地域社会を目指し、2024年も引き続きがんばっていきたいと思います!

■北海道滝上町での新企画「放課後オンライン自習室」がスタートしました!

北海道滝上町での新企画、あしたの寺子屋が企画・運営する「放課後オンライン自習室」がスタートしました♪

「放課後オンライン自習室」とは、週に1回希望する生徒が各自が用意した教材を持ってメタバース空間に集まり、学習に取り組む時間です。疑問点をその場で質問することができます。個別面談なども順番に行っていく予定です!

初日となる12/19にはあしてらの嶋本と香田が町を訪問。中学3年生と対話しながら受験に向けてのプランニング。次回からはいよいよオンラインの時間がスタートします!

■冬の自治体訪問「#あしてらがゆく」

今月のあしたの寺子屋【8〜11月合併号vol.2】にてご報告した通り、11月には4つの自治体訪問をしたあしてらですが、引き続き12月も3つの自治体(滝上町・浜頓別町・鹿部町)を訪問しました!

12/18〜12/19は「滝上町」へ!12/19よりスタートした放課後オンライン自習室の企画に合わせて訪問しました!

12/22は「鹿部町」を訪問!
八雲の副町長と、森、知内、鹿部、木古内、七飯の町長の皆さんにお集まりいただき、あしてらの事業をプレゼンする機会をいただきました!

小さな町だからこそ「町」単位の区切りではなく、町同士が連携し、どのように子どもたち向けの事業を提供し続けていくか?について議論。

複数の市町村での広域連携の形は、私たちも検討していきたいと思います!

■<2024年のお知らせ>予告 みんなで地域の子どもたちの夢を応援する「きっかけプロジェクト」のクラウドファンディングが2024/1/10より開始!

今月のあしたの寺子屋【8〜11月合併号vol.2】でも詳しくご紹介をした、みんなで地域の子どもたちの夢を応援する「きっかけプロジェクト」

すでに何人もの子どもたちの夢が叶ってきています。その裏で準備を進めてきたクラウドファンディングのサイトが1/10にいよいよオープン!

写真キャプション:叶ったプロジェクト「マカロンが作ってみたい!」

あしてらの公式SNSなど、ぜひチェックしていてくださいね♪

最後に

気になる内容、もっと知りたい内容がある方は、お気軽に弊社HPの問い合わせフォームよりご連絡下さい!

あしたの寺子屋【公式】 (ashita-terakoya.com)

それでは来年もみなさまによいお知らせができるよう、力を合わせて進んでいきたいと思います!

12月号、最後まで読んでいただきありがとうございました ♪

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