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みんなのコードMeetup2023開催報告 "サポーターと共に築く未来:Meetupでひとりひとりの思いに触れた話"

こんにちは。みんなのコードの水野です。パートナー事業部で、個人寄付者の皆様や企業さまとのコミュニケーション、資金調達を担当しています。私生活では小学生の母親ですので、みんなのコードではリアルな「保護者目線」を活かしながら活動しています。

先日、私たちは、普段の活動を支えて下さるサポーターの皆様とのMeetupを、約4年ぶりに開催することができました。みんなのコードでは、ご寄付で活動を支えてくださっている皆様を「サポーター」と呼ばせていただいています。

Meettup当日を迎えるまで、私たちは実にいろいろなことを考えました。

  • コロナ禍の4年間のブランクを経て、今サポーターの皆様が求めているものは何だろう?

  • 果たして会場に集まって下さるのだろうか?

  • サポーターの皆様が一番知りたいことは何だろう?

今日は、Meetupの開催レポートをシェアさせていただきます。


みんなのコードMeetup2023 について

今回のMeetup開催にあたっては、日頃からみんなのコードをご支援いただいている  Google に、会議室のご提供とボランティア社員様による運営サポートの面で協力いただきました! Google 様、いつもありがとうございます

会の詳細はこちら!

開催日:2023年8月6日(日)
会場: Google  会議室
参加いただいたサポーターの人数:サポーターご本人と同伴者様を含めて、約50名
内容:
・学校教育部門の活動報告
・子どもの居場所部門の活動報告
・みんなのコードのサービス(高校情報プログラミング教材)体験会
・みんなのコード社員とのシャッフルトーク
・お子様向けプレイルーム【同時進行】
 →Scratch、micro:bit、AIお絵描き、各種ボードゲーム

今回、私たちが特に思い入れを持って企画したのが、サポーターの皆様とみんなのコード社員のシャッフルトークでした。学校教育、政策提言、子どもの居場所といった各専門領域を担当する社員ごとに小さなグループを作り、サポーターの皆様に意見交換してみたい領域を自由に選んでいただき、意見交換をするというコーナーです。

  • サポーターの皆様が一番知りたいことは何だろう?

  • サポーターの皆様から見たみんなのコードの価値は、どこにあるのだろう?

サポーターひとりひとりから、お考えやヒントをいただきたいと思って企画しました。

結果として、私たちの期待をはるかに上回り、サポーターの皆様の熱い思いや日頃感じている課題、ユニークなアイデアや鋭い質問など、多数いただくことができました。おひとりおひとりからお話を伺う機会は貴重なので、とても感謝しています。

気付き その1:
サポーターの皆様は、私たちと集まれる機会を待っていた!

今回のMeetupは、約4年ぶりの開催でした。みんなのコードは、コロナ禍に入社したメンバーが多いため、新生Meetupということで私たちはドキドキしながらこの日を迎えました。

そして当日。サポーターのご家族や子どもたちも参加していただいたこともあり、会場はアットホームな雰囲気で溢れていました。

「家族の同行がOKだったので、参加しやすかったです」
「自分が寄付をしている団体を、パートナーに直に見せることができて良かったです」

同伴者の参加も可能としたことで、このようなお声をいただきました。

また、日本の情報教育の未来を語る時のサポーターの皆様の熱い眼差しに、私たちは大変刺激を受けました。

閉会後、参加者の皆様にお願いしたアンケートでは、とても興味深い回答結果が得られましたので、一部紹介させてください。

  • Meetupに参加しようと思った理由(複数回答可)

    • みんなのコードが開催するイベントに興味があったから・・・75%

    • みんなのコードのメンバーに会いたかったから・・・66.7%

  • Meetupの満足度・・・100%

  • Meetupで1番満足したコンテンツ

    • みんなのコードメンバーとのシャッフルトーク・・・75%

この結果から、サポーターの多くの方がこのMeetupを待ち望んで参加してくださり、満足してくださったことがわかります。
また、みんなのコードメンバーとの交流を望み、それを楽しんでくださった方々が想像以上に多かったことは、とても嬉しい驚きでした。

気付き その2:
みんなのコードは(やっぱり)みんなの”仲介者”である

みんなのコードはNPO団体です。一般的に、NPOの利点として、子どもたちの未来のために、官・民・市民・社会など、多様なステークホルダーによる取り組みを中立的な立場で推し進められるということが挙げられます。

今回のMeetupでも、さまざまなバックグラウンドを持つサポーターの皆様にご参加いただいたおかげで、さまざまな立場から日本の情報教育について熱い思いを直に聞くことができました。

たとえば・・・
教育現場に立つ、先生方の声。情報教育を特別なものではなく、さまざまな子どもたちにとって身近なもの、活用できるものにするにはどうしたらいいか、日々向き合っていらっしゃいます。

テクノロジー業界をはじめとする、さまざまな企業人の声。企業の社会貢献も含めて、いつか大人になって企業で働く今の子どもたちに必要な学びについて考えていらっしゃいます。

今を生きる子どもたちの保護者の声。学校教育のみならず、身近にすでにある仕組みを活用してより良い学びの機会が作れるのではないかと、多様でユニークなアイデアをお持ちです。

それぞれのサポーターの皆様にとっても、自分の普段の価値観とは異なる方々と触れ合えたことは、このMeetupの醍醐味だったのではと思います。

こうした方々の真ん中で、公平な目でそれぞれの関係者に働きかけ、社会的インパクトを生み出すための活動を一緒にしていけるのは、やはりNPOだからこそ、みんなのコードの役割に違いありません。今回、サポーターの皆様からの期待とともにたくさんのパワーをいただき、身が引き締まる思いがしました。

また、私自身、子を持つ親としては、Meetupと同時開催で行っていた子ども向けワークショップを通し、デジタル機器で素敵な作品を作ってくれた子どもたちの姿を、ご家族に直に見ていただくことができたのが、とても良かったと感じています。子どもたちが学校でそのような学びをしていてもご家族は見る機会はあまりないもので、「うちの子が、こんなことをできるなんて知らなかった」という声は、実はよく耳にします。子どもたちが持っている素晴らしい力を、こうした機会にご家族に見ていただくというのも、みんなのコードが大切にしている取り組みの1つです。

なお、会場にて参加できなかったサポーターの皆様には、当日の映像を共有し、別日にオンラインにてみんなのコード社員との交流の時間を持たせていただきました。オンラインでも忌憚のないご意見やみんなのコードへのあたたかい声援を頂戴し、とても励みになりました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

まとめ

今回のMeetupを通し、私たちはサポーターの皆様のことをより知ることができたおかげで、とても身近に感じることができています。サポーターの皆様も、同様に感じていただけていただけていたらとても嬉しいです。
今後も、みんなのコードは、全国の学校現場、先生方、教育行政、学識経験者、企業の方々、そしてサポーターの皆様と一緒に、日本の情報教育の未来を作っていきます!

最後に、改めて、Meetupの会場まで足を運んでくださった皆様、また会場のご提供とボランティアとしても当日ご協力をいただきました Google の皆様に、深く感謝申し上げます。

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