今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/8/9 #53
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今週も興味深い記事が多かったように思います。サウジアラビアの市場拡大に伴った日本企業の進出や、トムスのチームジョイとの業務資本提携は、確実に「次の一手」が見て取れます。
漫画やアニメ 目指すはサウジアラビア?!
よいレポートですね。「チケットは連日完売、数十万人が来場」「サウジアラビアの娯楽産業の市場は、2020年の時点で30億円程度と見られていますが、2030年までに1400億円を超えるという予測もあります」と、市場的にも有望です。投資が集まるのも、当然なのでしょう。
アジアコンテンツの創出強化 チームジョイ株式会社との業務資本提携に関するお知らせ
トムスは最近、配給にも力を入れておりますし、今回の業務資本提携はよい取り組みですね。チームジョイは『羅小黒戦記』『白蛇:縁起』『ナタ転生』といったビッグIPも展開していますし、注目です。
明日公開『ワンピース』配信で視聴者数pt2位に浮上 Amazon独占映画『ムーンフォール』初登場5位
『SPY×FAMILY』が14週連続で1位を獲得です。最終回の配信からしばらく経っていますが、かなり粘り強いですね。とはいえ、さすがに夏アニメも本番になってきたので、これからは苦しいと思いますが。
JETRO×Kickstarter 米国のクラウドファンディングを活用したアニメーション海外展開支援事業
海外営業部を持たない小規模アニメ会社にとって朗報ですね。JETROの手を借りなくてもKickstarterを使えば、あまり意味もない感じになりそうですが、無償で手厚いサポートをしてくれるようなので、前向きに検討しても良いかもしれません。
“テレビアニメ離れ”した人たちが語る「1話20分」の視聴に感じるハードル
オタクの体力問題の他に、「多数のコンテンツがさまざまな楽しみ方ができる」ようになったことも原因としてあるのでしょうね。倍速視聴問題と並行して語られるべき事象です。
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