今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/6/7 #45
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
大きなニュースではありませんが、今週はスーパーホテルで実施していた『進撃の巨人』コラボが、かなりの満足度で驚きました。同社の収益にどこまで貢献できているかは不明です。とはいえ、千里の道も一歩から。アフターコロナへの道が見えてきましたね。
スーパーホテル、 TVアニメ『進撃の巨人』コラボプラン満足度94％ ビジネスでも観光でもない新しい宿泊スタイルを提案
「Natural, Organic, Smart」をコンセプトとし、地球にも人にも優しいホテルを展開する株式会社スーパーホテル(代表取締役社長：山本 健策、本社：大阪府大阪市)では、2022年4月1日から販売を開始したTVアニメ「進撃の巨人」コラボプランについて、2022年4月29日～5月5日の期間で満足度調査アンケートを実施いたしました。
満足度94％とは素晴らしい成果ですね。これだけ満足度が高いと、リピーターも多いのではないのでしょうか。コロナ禍でホテル業界は軒並み苦戦しましたが、アイデア次第ではまだまだ戦えると思います。
TVアニメ「PUI PUI モルカー」の新シリーズが2022年秋放送決定
PUI PUI モルカーDS 製作委員会は、TVアニメ「PUI PUI モルカー」の新シリーズを2022年秋に地上波にて放送する（予定）。
監督の見里朝希さんは、新しく設立されたWIT STUDIOのストップモーションアニメスタジオのディレクターに就任したので、モルカーの新シリーズは意外です。どういう契約になっているのでしょうか。まあ、何はともあれ、新シリーズおめでとうございます！
ジブリですらこんなに過酷なのか…1997年当時「新人2年目の給与明細」にネット騒然 公表した元演出助手の思い
文筆家の石曽根正勝さんが5月28日、Twitterでスタジオジブリの給与明細を公開し、現在まで約5000件のリツイートを集めて話題を呼んでいる。本人に電話で直接話をきくことができた。
スタジオジブリの基本給16万円＠月25日労働。キツイなぁ～と思いつつ、もっと賃金が安いケースも散々見てきたので、当時としては条件もまあまあという感じでしょうか。社員であれば、社会保障も会社が半分支払ってくれますしね。
CloverWorks、WIT STUDIO、アニプレックス、集英社が共同で新会社を設立
CloverWorks、WIT STUDIO、アニプレックス、集英社の4社共同出資により、新会社・JOENが本日5月30日付けで設立された。
A1ピクチャーズ系のCloverWorksは違和感ないですが、WIT STUDIOはこの座組にアニプレックスが入っているので、ちょっと座りが悪いと感じます。とはいえ、それだけ有力制作会社の引き合いが強いのかもしれません。
アニメビジネスで発想力磨く
東洋大学は公開講座「アニメビジネスの現在・過去・未来」を7月9日に開く。アニメ業界で活躍する編集者や監督、プロデューサーらを講師に、クリエーティブとビジネスの両面からアニメの現状と課題を解説する。
リモートではなく、対面での公開講座ですね。一般の参加料は6600円と、わりとリーズナブルな価格になっています。アニメはクリエイティブとビジネスの両輪が必要なので、こうしたコンセントの講座はちゃんと意義のあるものだと思います。
「呪術廻戦 0」が終幕、国内137億円・世界興収230億円以上の大ヒット
2022年12月24日に公開し、大ヒットになった『劇場版 呪術廻戦 0』が5月28日に「終幕」と題して劇場公開を終了した。TOHOシネマズ新宿では最終日の舞台挨拶が実施され、朴性厚監督、アニメーション制作MAPPAの代表取締役・大塚学、アニメーションプロデューサー・瀬下恵介、さらに緒方恵美ら声優陣が登壇。全国342館に生中継する異例のフィナーレとなった。
まだ今年も半分終わってませんが、「呪術廻戦 0」が日本国内の年間興収ランキングで１位を獲得しそうですね。歴代でも14位です。テレビの新しいシリーズも楽しみにしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？