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あんこさんの島を訪ねて

こんにちは、みき亭です。昨年に引き続き、本年もぼちぼちマイペースによろしくお願いいたします!

昨年、12月初旬に伊豆大島へ旅をしてきました。船中泊+ホテル1泊では、時間が全然足りな〜い!また帰ってくるぞー。っと思える楽しい旅路でした。今日は、大島の魅力を、独断的私目線で、お伝え出来たらと思います。

ずっと伊豆大島へ渡ってみたかった理由

  • 昭和の名曲に登場する波浮港への興味が深々!

  • 子どもながらに驚いた噴火の記憶が残る三原山に登ってみたい!

  • 島文化にとても興味がある!

音楽療法のセッションで、高齢者の皆様とよく歌う『波浮の港』『アンコ椿は恋の花』。どちらの歌もとても美しい大島の情景が描かれており、波浮港が登場します。ちょっぴり憂いを含んだ島の娘たち(あんこさん方)の生活を歌った内容でもあり、三原山を御神火様と敬って生活している島文化も垣間見られ、歌うたびに想像が膨らんでいました。そして、三原山の噴火から再生を繰り返す自然の姿を間近に見てみたいと思っていました。

大島でやってみたいミッションは3つ

  1. 波浮港探訪。

  2. 三原山を走る。

  3. 三原山で篠笛の即興演奏し、動画に撮る。

三原山へ走って登って笛を吹く。今回の旅を皮切りに、今、ココの空気や空間、自然(環境)に同調して即興的に音楽を奏でる旅の記録動画の配信をしてみようと思っています。さ〜、ミッションはどこまで達成できたのか!決まっているような…ないようなタイムスケジュールで、いざ出発しました。

実は「移動手段がわからない」というモヤモヤな船出

往路に夜行の大型客船を選んだ私たち。出港前から大島リサーチをずいぶん頑張ったけれど、着港が岡田港か?元町港か?天候によってかわるという話。早朝から開いているお店は元町港しかない様子だし、着港が岡田港だったら(おおむね岡田港のようです)、元町港までの交通手段は?どうやって向かうの?とかなりモヤモヤな状況でした。ところが、岡田港に着港すると、案ずる事なかれ、船の到着を待っていたシャトルバスで元町港に行くことができました!そこで、早朝6時からやっている定食屋”大将”で暖かいお蕎麦をすすり、みよしみやげ品店で荷物を預け、マウンテンバイクをレンタルして、想定外に順調な滑り出しで、波浮港へ向けてくり出すことが出来ました!
ちなみに、みよしみやげ品店のオーナーはとても親切に、写真付きで、波浮港への道案内やら観光案内をレクチャーしてくださるありがたい存在。どの区間の坂が厳しいのかっという情報もいただけて、心の準備も万端に整えることが出来ました。定食屋”大将”の親父さんは、働き者!という手をしていて、なにしろ、早朝に暖かい蕎麦をすすれるというのは、本当にありがたく、五臓六腑に沁みました。振り返ってみれば、大島の旅は感謝感謝から始まっていったのです。

サイクリング♪サイクリング♪元町港⇆波浮港往復約30km

薬師堂 おびんずる様と笑顔な狛犬さま方
大島といえば!バームクーヘン連なる地層
砂の浜(さのはま)黒砂の美しい浜
強風にも負けず、やっと着いたよ波浮港!
島の方達にも大人気の鵜飼商店さんの名物コロッケ。他のメニューも名物揃い♪
サイクリングで疲れた筋肉に染み入る甘さ!こちらも大島名物。
Hav Cafeさんで美味しい紅茶をいただきました。

波浮港では、移住の方々と触れ合いが多かった印象です。半年前に移住してきた方が声をかけてくださったり、Hav Cafeの店主さんも数年前に移住されてきたとのこと。坂の上には、新しく建てられた住居や古民家をリノベーションした宿もありました。これから、新しい波浮港スタイルが出来てくる予感がします。

野口雨情作詞の波浮の港歌碑

波浮港が居心地良くて、あっという間にお昼過ぎ!べっこう寿司を食べようと港鮨さんの暖簾をくぐりましたが、人気店で予約なしでは時間がかかるとのこと。。。買い食いでエネルギーチャージ出来ていたので、元町港へ戻って、営業時間終了ギリギリに、かあちゃんさんへ駆け込みました。

かあちゃんのべっこう寿司定食 伊勢海老味噌汁が肉体疲労に染み入りました。

べっこう寿司は、唐辛子醤油に漬けた魚のお寿司。店によって辛さが違うから、是非、食べ比べてしてみて!とみよしみやげ品店さんがおっしゃってましたので。

翌日のランチは寿し光さんで。みんな違ってみんないい!

お宿は、部屋から三原山をどーーーんっと眺められる大島温泉ホテルです。翌日早朝に三原山まで走って登って、残り二つのミッションを遂行するのにうってつけのロケーション!お部屋から見る三原山は素晴らしかったですよ。↓↓↓

満天の星を見たかったのですが、厚い雲に覆われてしまいました。残念!

早朝、まだ暗い中、ヘッドライトをつけて三原山へ出発しました。再生の一本道をまっすぐ走っていると明るくなっていくとともに、周囲も草木が減って溶岩石がゴツゴツと姿を現し始めました。残念ながら雲行きがよくありません。でも、溶岩石が立ち並ぶロックガーデンは、むしろ曇っていた方が、ぐっと雰囲気が出ます。「今だ!ここで吹こう!」っと思い、三つ目のミッション遂行しました。12月の三原山、冬は流石に寒かった。身体的な厳しさはありましたが、吹いてて気持ち良かったです!衣装はランニングウエアで特別なメイクもしない、リアル登山スタイルで演奏しています。その時の動画と様子は、こちらの記事で見られます。よかったら見に来てください‼️

大島の魅力を伝える素敵なパンフレット

東京の宝島!

帰路は高速船で約1時間半。後ろ髪を引かれつつ各種パンフレットを見ていると、さらに興味が湧いてきました。東京都総務局の東京宝島プロジェクトのブランドコンセプト「ちょうどいい」が見つかる、行きつけになれる島もその通り!っと共感できます。また、伊豆大島ナビサイトの情報が充実していますし、NPO法人kichiの伊豆大島愛も熱烈で、素晴らしい!期待大です!

「いつか森になる道」をテーマに作曲しよう!

今回の旅の心残りは、三原山に登ることが出来なかったこと。もっとジオパーク体験をしたかったなぁっと。でも、再生の一本道〜いつか森になる道〜と出会うことが出来たことは大きい。森再生物語は、私の作曲魂を駆り立てました!何度か通いながら、火山と共に生きる自然や人をテーマにした曲を作って行こうと思っています。訪ねたからこそ知った魅力。知ったからこそ増す興味。旅の醍醐味を感じた充実した二日間でした。また行くよ〜❣️

最後までお読みくださり、ありがとうございました!


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